岡山からご来店





以前ヤングマガジンで連載されていたマンガ「シャコタン☆ブギ」に今にも登場しそうなZ32が、福岡県から444km離れた岡山県よりやってきました。
フルエアロ+バリバリの車高短+BBS19インチAW しかも限定モデルの2010yチャンピオンエディションと言う拘り 
僕と同世代位のお客さん達は「おお~~~ これはカックイイ」と大絶賛
車の事をよく知らない女性オーナーも「きゃ~ 何かカッコいいわぁ」と僕を含め皆さん惚れ惚れしていました(笑)

オーナーさんはこれで2度目のZ32になります。 
「Z32以外に欲しい車が見つからない。 
例えば服でも気に入った物が見つかれば、色違いと合わせて2枚買うタイプなんですよ」って まあ、「やまもと」も似たようなところがあるのでそのお気持ち理解できます。
その拘ったZ32 今回は修理で緊急入庫していただきました。

「色々なフェアレディZ専門店 フェアレディZに強いお店 本当にいろんなところに問い合わせを入れました。 ホームページも見ましたし実際に電話もした。 だけど自分がコレだ!と思える店は1件しかなく その1件とはデイトナさんなんですよ。」
と ありがたいお言葉を頂戴しました。

作業内容はウォーターホースの全交換と各部点検や雨漏り対策等の作業です。
約2週間お預かりしてバラして点検して組み付ける作業を確実に行い、予期せぬイグナイターが真っ二つに折れているのも発見し当然交換
順調に作業は進み明日納車も可能と言うところで、最後の最後の外装モールディング交換でトラブル発生 なんとオーダーしていた品番は間違えていないのですが、中身が頼んだ物と異なるアクシデントが発生です。

急いで再オーダー入れましたが、こういう時にはお決まりの「メーカー手配」 
福岡に在庫が無く東京本社からの取り寄せと言うことで、最短でも翌日夕方納品。
さてさて困ったけど、オーナーさんも早く車に乗りたいだろうと、何とか上手く段取り組んでオーナーさんにスムーズに引き渡そうとするも、こういう時に限って部品がなかなか届かない・・・。
予定していた部品到着予定時刻より1時間遅れでようやく部品が到着 
それからバタバタっと組み込みオーナーさんに納車が出来ました。

翌々日 どんなだったかな?
と連絡を取り合うと衝撃の事実が・・・
メカニカルメンテナンスは完ぺきで安心できるとの事でしたが、最後の最後にバタバタっと組み込んだモールディングの取り付けの際に、一部内装の内張りの組み込みが上手にできていなかったということを教えていただき、せっかく期待を胸に福岡まで来ていただけたのに「完璧」な仕事が出来ていない自分達の注意力の無さに反省しました。

オーナーさんは「デイトナがこれからも最高のフェアレディZショップであり続けて欲しいという思いが自分にはあるので、あえて事実を語らせてもらいます」と、我々の未熟さを攻めるのではなく、逆にこれからの活躍にも期待したいと本当にありがたいご意見、ご感想を頂戴しました。 
勿論、普通はこのような意見は言いにくかったりする事なんでしょうが、オーナーさんには自分の考えに「軸」があり「真」があり またデイトナへの「強い」思いがあると僕は受け止め、遠く離れていてもオーナーさんとの「絆」を感じました。

「暑いから」とか 「忙しいから」とか 「時間に遅れたから」とか 
どんな言い訳でもヒューマンエラーは許されません。
今回はたまたまオーナーさんが指摘してくれたのでヒューマンエラーが発覚しただけで、「言いにくいから」等の理由で僕達の知らないミスが実はあるかもしれません。
どんな小さなことでも結構です。 僕達に何か至らない点などありましたら、どんどん教えてください。
僕達は、より「質の高い」仕事をやりたいと心の底から思っています。







一緒に歩いていきましょう まずは1歩






以前はZ33をライトチューニングしながら乗っていて、今はZ34のフルノーマルに乗るオーナーさんが相談に来てくれました。

「一通り吸排気やECMに手を入れて、Z34を楽しみたい。
希望としては街中やワインディングは普通で良いから、とにかく高速走行でスッと走りを楽しみたい。」

と、リクエストを頂きました。
排気系統に関しては、以前乗っていたZ33型フェアレディZにはチタニウムマフラーを装着していて、とても気に入っていたと楽しそうに言ってありましたので、今回選ぶExhaustパーツは同じくチタニウム素材を使用して、音量をグッと抑えながらも確実にパワーアップできるamuse RS-silent STTIをチョイスしました。
口径が細い純正Yパイプからamuse フロントパイプへ同時装着して、とにもかくにも最大限の抜けを確保しつつも騒音は抑えながら、絶対パワーを上げて行く。 
まさに高速道路が大好きなオーナーさんにはぴったりのアイテムです。

その他 補記類に関してもDAYTONA SPORTS ECMの装着でスピードリミッター解除や中高速が伸びるように燃料、点火、VTC,VVEL等MAPの書き換えに始まり、OKDのプラズマブースターやNGKイリジウムスパークプラグで点火の補助を行い、DAYTONA BIGスロットルや高効率乾式エアフィルターの装着で吸入吸気も最大限確保し、高速走行時の抵抗を低減します。

「とにかく踏んであげてくださいね 回転が上がるにつれ良い味を出してくれますから」

僕からオーナーへアドバイスした言葉です。

街乗りやチョットした軽い運転でしたら、いくらチタニウム製マフラーとは言えamuse RS-silentも本当に静かな分類のマフラーです。 
勿論この領域ではECMデーターも軽く触った程度です。 
その薄く軽量な材質の特性を最大限に生かしてチタン特有の「パリッ♪」+「フォーン♪」と誰が聞いてもチタンマフラーだって響きが出てくるのが3500rpm~かな?
7000rpmまでエンジン回転数を上げて行くと、もうそこは完全にパワーゾーンの真っ最中
力強く押し出され排出された排気ガスはホント チューニングカーだなって音色に変わり速く、強く走り抜けて行きます。
ECMデーターも同じで、本領発揮は3500prm以上の中高速のストレート上に駆け抜ける伸びを重視してプログラムしています。

早速オーナーさんへ感想をお尋ねしてみましたが、結果としては僕がデーターを作る際に高速での力強さをを重視するあまり中速からのパワー向上を意識しすぎてしまって、結果低速がなくなったように感じさせてしまったようでした。
このようなオーナーさんにしかわからない走り方とのバランスはご本人にしかわからない感覚で、例えて言うならゴールを探す旅の始まりで大変貴重なご意見を頂けました。
実際には低速域でも確実にパワーは上がっているんですが、大事なのは「数字」ではなく「感覚」なんです。

今現在のデイトナでは全てのZ33,Z34、ver nismo,nismo380RSのECMデーターの入力や学習、そして通常は日産ディーラーでしか行えない純正ECMのアップデート 通称「リプロ」と呼ばれる純正ECM本体のバージョンアップさえデイトナの店頭で行えます。
大事なのは好みに近くなるよう「すり合わせ」をしていくことですよとオーナーさんに提案させてもらいました。
なんでも同じですが一度でバチッと決まると一番いいのですが、やはり全てはオーナーさんの考えや好みがあってのもの。
「少しでも希望に添えるようにデーターの見直しを行い、早速新しい基礎データーを造りましたのでいつでも来てくださいね。」
と本日電話を入れると
「おお~ そんなことまでしてくれるの?」
って少し驚かれた様子でしたが、このような対応が即出来るから今デイトナの存在意義があるわけだし、逆にフォローが出来ないなら「普通の部品取り付け屋さん」になってしまうわけです。

これはデイトナを使ってくださっている顧客さんたち全員にあてはまることですけど 最大限 僕を活用して楽しいフェアレディLifeを送ってください。 
楽しみは∞にあります。 
上手に僕を使って、僕にお手伝いをさせてくださいね!
「やまもと」と2人3脚で一緒にまだ見えぬゴール地点までの旅を楽しみましょ

■DAYTONA Racing スポーツ ECM for 370Z
■DAYTONA Racing BIG スロットル
■DAYTONA Racing スポーツフィルター
■amuse RS-サイレント STTI
■amuse フロントパイプ
■OKD プラズマダイレクト for VQ37VHR
■HKS M45HL イリジウムプラグ



僅かな拘りが持つ魅力







今年4月に初めて出会ったばかりのオーナーさんですが、毎月毎月お顔を拝見しているような気がして、なんだか昔っからの馴染みの方って気になるほど距離を感じないと言いますか、自然と接することが出来る大好きなオーナーさんです。

今回は残念ながらフロントバンパーを縁石に接触させて壊しちゃいましたので、お色直しでフロントバンパーの交換 と、そのついで?にローダウンスプリングの装着を行いました。

僕は初めてver nismoのバンパーを交換したのですが、恐ろしいほど手間がかかり 例えば、通常のバンパーでしたら常識で考えて付属でしょ?って言うような細かなパーツも全て単品設定しかなく、バンパーはバンパーだけ 細かなパーツは全て別売り と言う、何とも莫大な手間と時間、お金がかかる作業に驚いてしまいました。

ver nismoでは標準装着しているラバー製オーバーフェンダーがありますので、当然全車取り付けされている訳ですが、補修用バンパーではその取り付けの穴の1つさえ空いていませんので、位置を合わせて穴を空け そのような細かな作業もこちらで行う必要があります。
またインナーフェンダーの一部がバンパーに付いていますが、それらも全部移植する必要があったり、取り付け部のリベットが相当なまでに特殊であったりと、誰もが簡単にはnismoのエアロパーツは扱うことができなくなりましたので、作業を請け負う側としましては大変であったりする反面 無事に仕事をやり遂げることが出来たデイトナとしては「制覇」した気分になったり(笑) 
何とも複雑でもありますが楽しい作業になりました。

ローダウン作業はデイトナでは相当なまでに数をこなしていますので、こちらはこちらで何なくクリアーのはずでしたが、取り付け後の試走点検で「キュッ キュ キュ~~~~~~ウ♪」と、ダンパーの動きに合わせ微かな異音が発生してしまい、一旦タイヤを外し点検しましたが取付自体には問題なし。

リフトで車体を持ち上げ仮想1G状態にしてみると、ようやく原因が解りました。
製品や作業に問題がある訳でもなく、気味が悪い異音の割にはとても単純な落とし穴を発見&対策したりと、こちらはこちらでver nismoならでは の軽いトラブルでありましたが、こちらも「制覇」 
気分はver nismoマイスターです。

20mmのローダウンしたピカピカのnismoの走り去る姿

う~~~ん 簡単な言葉しか思いつきませんが カッコいい!

特にドア~リアバンパーのラインが丸みと直線を上手く使った素敵なデザインなんだなと、今まで気がつかなかったことがローダウンした瞬間から そう思う訳ですから、僅かな拘りで造られた-20mmのロマンとでもいいましょうか、魅力たっぷりのZ34 ver nismoが最高にカッコいい瞬間でした。  


DFV OHLINS ver DAYTONA for 370Z ver nismo





大分県よりお越しのZ34 ver nismoのオーナーさん 
先月はTRACTION HOOKSを装着していただき、今月はDFV OHLINS ver DAYTONAの装着をしていただきました。

Z34 ver nismoの純正ダンパーの印象はとてもハードに締めあげられた印象です。
以前読んだ某輸入車雑誌の新型車両インプレッションコーナーで、発売されて間もないver nismoをWRCドライバー新井敏弘選手が鋭くnismoのダンパーを評価していました。
「サーキットユースとして使うのなら評価できるが、タウンユースとして使うなら厳しい物になるだろう しかも、コントロール性は相当なまでに難しい」と評価している記事を読みながら「少し大げさに書いているだけだろう」と当時は思いながら、実際にスギンが購入したZ34 ver nismoに乗り込むとあまりの足回りの硬さにホトホト疲れてしまったのを記憶しています。
オーナーさんも感想は同じ 高速道で遠距離ドライブするのが大好きなオーナーさんは、これほどまでに硬く締め上げているダンパーの改善をしたいと相談してくれ、僕の説明を少しだけ聞くと他社メーカー品には目もくれず、迷わずに僕が提案するDFV OHLINS ver DAYTONAを選んでくれました。

DFV OHLINS ver DAYTONA for 370Z 大きく別けて3つの仕様を造っています。
1つはSTDクーペ用 これが全ての基本です
1つはロードスター用 車重を考慮してリア廻りを若干変更
1つはver nismo用 ダウンフォースの影響を受ける車ですので前後共に仕様を変更しています。
減衰力は20段階調整 一番使いやすいところを10段目でセットアップをしていますが、少し好みに合わない場合でも2クリック程度の調整で「別物」に変身できる優れ減衰力機能を装備しているのもver DAYTONA大きな特徴です。
そして組み合わせるメインスプリングは「ハイパコ」製を使用しています。 他社スプリングに比べ初期タッチが柔らかく扱いやすいのが好印象です。
バネそのものも持ち比べても解るほど軽量で品質もイイし、スプリング特性も安定したレートで動いてくれるので、最近の僕のお気に入りです。
TOPマウントはラバーブッシュを使用して、異音対策、突き上げ対策を十分にしています。

そんなダンパーを装着したオーナーさんは3日連続でデイトナに来ていただき沢山の感想を教えてくれました。
街乗りでは「これ車高調なの?」って位、いい意味で今まで考えられなかった不自然?な安定感があり、純正の足回りより格段に上質で乗りやすくなっている事の驚きと嬉しさを話してくれました。
だけど反面 高速道ではレーンチェンジの際に轍に足元を取られるような感覚があるということで、様々な状況をオーナーさんからヒアリングしたうえで僕なりに情報分析してダンパーを少しだけ触って様子を見てもらうことにしました。
結果、狙い通り良い方向へ向かいとても良好な様子で、路面をしっかりと掴んで走る様なダンパー性能に驚きを通り越しているとのコメントを見て、ほっと胸をなでおろしました(笑)

初期に違和感を生じた原因には1つだけ心当たりがあります。
こちらの車両 新車ラインでの組み付け時にタイヤのビートに傷を付けてしまったようで、納車後2ヶ月程度なのにタイヤのエア漏れが酷く つい数日前にディーラーさんにて、新車保証修理でフロントタイヤを2本交換しています。
ここまでは良いのですが、タイヤ入手の都合上 純正供給タイヤブリヂストンRE050は廃盤になった為、フロントにはブリヂストンの新型タイヤPOTENZA S001を装着  リアはライン装着のRE050のまま
つまりは、前後でパターンやμ、各種特性の違うタイヤを履いているのが振られた原因の1つじゃないかなと思っています。 
特にver nismoは高速走行時には強力なダウンフォースを発生しながら走る本気のメーカーチューンド車両ですので、通常だったら影響が出ないような小さなことでもハイダウンフォース+ハイグリップタイヤであるがゆえに過敏に反応したのじゃないかな?と分析しました。 
実は今回と同じようなケースを以前経験したことがあるのです。
だけど、多少条件が悪くてもDFV OHLINS ver DAYTONAの減衰力調整をフルに活用してあげれば、全然問題ないどころか頼もしい車に仕上げることが出来たということが証明された嬉しい事例でもありました。

道が悪い市街地を走り通常だったらステアリングが小刻みに震えるようなシーンでも、ダンパーが柔軟に振動を吸収してくれ室内には不思議なまでの安心感がある。
高速道の料金所を過ぎグングンと加速して行くと、まるで4つのタイヤが路面を掴んで離さないような安定した印象を感じる。 さすがに今まで経験したことが無い感覚だ。
ブレーキを踏むと綺麗に車体が路面に引かれるように車体が沈み、そしてステアリングを僅かに左へ切り込むと「スッ」と緩やかに荷重が右へ移るのがよく解る。 その間コンマ数秒であろう。 とても短い時間での出来事だったのに、まるでスローモーションで映像を見ている気分なんだ。
今まで何にも伝わってこなかったステアリングインフォメーションも、まるで愛車の息づかいのようにさえ生きた感触を感じてしまう。 
本当に車内にはゆっくりと時間が流れ、愛車の挙動が 路面の様子が手に取るようにわかり、そこには車を「機械」としてではなく「生き物」として接しているかのような そんな不思議な錯覚さえ覚えてしまう自分が居た。

■DFV OHLINS ver DAYTONA for 370Z ver nismo

僕が今欲しい物

ここ2カ月ほど 僕の枕元には3冊の商品カタログが並べられている。

毎晩毎晩 寝る時間になると、そのカタログをパラパラめくりながら想像を掻き立て そして眠りにつく。
そんな毎日を ここ2カ月ほど繰り返しています。

3冊のカタログとは、ずばりカメラのカタログ
1冊はCANON 5DmarkⅡ
1冊はCANON 7D
1冊はEFレンズ

今僕が使っているカメラはCANON EOS KISS X2 
2年前に買ったけど、1年位はほぼオートモードで撮影していたし、そもそも写真自体にあまり興味もなく「ただ写すだけ」の状態だったけど、ここ1年ほど 友人のカメラマン数名の話や作品 機材を見ていると、写真は「写っている」だけではなくて「作品」なんだなと思うようになり、そこからカメラに興味が湧き出してきました。

そうなると写真の撮影方法も少し凝りだして、今では一丁前にマニュアルモードでしか撮影しないしカーボンファイバー製の三脚まで購入した。

まあ これも僕の良いところ?であろう。 
ラジコンの時もそうだったけど、凝りだすと腕前以前にどうしても機材が欲しくなる。
今のカメラで困っていることは特にありませんが、どうしてもハイスペックモデルが欲しくなる。
理由は簡単 ハイスペックモデルの方が良い作品が「出来そう」だからだ。


しかしながら、その「ハイスペック」カメラ
カタログやサンプル画像では抜群の事を書いているけど、実際使うとどうなのかまでは書いていない。 同じ腕前の人がX2、7D、5Dの3機種で撮り比べして本当に違いが出るのか?
これは相談する人によって全然意見が違う。(しかし最終的な意見は皆同じで BLOGで使用する画像サイズなら、どの機種でも同じという回答)

A氏(写真愛好家 またの名をK作さんという)・・・「そりゃ5Dでしょ 7D買うならX2のままで良いですよ」
B氏(デイトナHPのTOP画像担当)・・・「X2で十分 5D,7Dなんて今の腕なら必要無し(バッサイリ)」
C氏(プロカメラマン)・・・「そうですね~ 予算があるなら5D 下手な鉄砲数撃ちゃ当たるなら7Dかな(連射機能が素晴らしい)」
D氏(元福岡のスーパーGTチームの取締役兼写真担当)「5Dでしょ 俺写真上手くなったなと錯覚しますよ(心くすぐる)」

そして ついに最強の戦士?現る
E氏(どっぷり鉄道写真愛好家)「俺5Dと7D持ってますよ。 1週間貸しますから自由に使ってくださいよ 自分で確かめるのが一番ですね!」

おお~~~~  神様のような人が現れた。
実際に使わしてもらおう。 そんで僕が撮影して差が出るのかを確かめよう。


と言うことで

左からKISS X2 
真ん中本命の5DmarkⅡ
右が7D

で、まずX2と5Dの撮り比べをしましたが・・・
画像サイズを大きくしていくほど高性能カメラにアドバンテージがあるのは明白です。
例えば1000×450位のサイズで画像を見ると、もう コレホントに僕が撮ったの?と言うほど5DmarkⅡでの作品は素晴らしい物があります。



このBLOG 600×400 600×450程度のサイズに縮小すると・・・






X2と5Dではカメラのセンサーサイズが異なりますので、同一まではいきませんが似たようなアングルで撮影すると・・・
正直 違いが良く解りません いや、まったく解らん・・・

つまり腕が同じなら、どの機種でも同じと言うことか?
そんで画像サイズを上げて行くとシャープさが出たり色が美しかったりする訳か!!
いや そんなことは無い!! 高性能カメラの方が良いに決まっている!!!
しかし事実差が出ない・・・


さあ 本当に困ったぞ 




時を削れ!









Z33フェアレディZのサーキット アタック車両のチューニング依頼が飛び込んできました。
ベース車両は初期型のVQ35DE ゴジラと同じ280PSモデルです。

今まではオーナーの独学でチューニングやメンテナンスを行ってきていたようですが、さすがにここらが限界かな?と、車にもドライビングにもメンテナンスにも限界を感じデイトナにきてくれました。

車をマジマジと見ると、ECMもノーマルだし車高調やタイヤも完全にストリートモデルだしLSDも無いし、相当なまでにヤリガイがある車で「やまもと」にも気合が入ります。
とにもかくにも、まずは「一定基準以上」の走ることができる状態にまで持っていき、後はSETを詰めていく方法でタイムアップを目指していきます。 
目標はゴジラ号! と、までは行きませんがオートポリスで2分15秒くらいが、ひとまずのターゲットタイムかな

高回転、高負荷域でもしっかりとした燃焼を行いパワーアップやトルク向上、スピードリミッターを解除するDAYTONA SPORTS ECM サーキット バージョンやNGKイリジウムプラグの装着を初め、ATSカーボンLSD ver DAYTONAの装着でヘアピン立ち上がりのトラクション確保や高速コーナーでの安定性 アクセルオン、オフでのコントロール性の向上や、サーキット走行では一番大切な タイムを削るのに最も有効なダンパーシステムの構築を行いました。
使用するスプリングはもちろん「ハイパコ」 ダンパーは当然「オーリンズ」
これらパーツを使用しDAYTONAが独自にサーキットSPLダンパーセッティングを行いました。
バネレートもストリートモデルに比べ、約2倍のハイレート スプリングを採用しています。
全体的に見ると、特にずば抜けたハイスペックパーツを使用しているわけではなく、部分部分の良い箇所をつなぎ合わせ全体的に底上げするのがDAYTONAが考えるチューニングです。
これはストリート ハイレスポンス仕様やスーパーノーマル仕様も同じ考え方で、1部分のみに特化せずに良い物はバランスの上で成り立つというモノの考え方です。 

残念ながら同時装着の予定にしていたオイルクーラーの納期が予想以上にかかってしまい冷却系が不十分の状態ですが、オーナーが感触を確かめたいと言うことで、前日に組み上げたばかりのDAYTONAチューンのZ33に乗ってオートポリスに「ならし」に行ってきました。
ゴジラも仕事が休みでしたので2台でランデブー走行を行い、走行2枠目にはオーナーにゴジラ号をドライブしてもらいセットアップの奥深さや挙動の違い そして実際にタイムを出す事ができる車のポテンシャルを学んでもらいました。
この日最後のスポーツ走行枠ではゴジラを先行させコーナーリングアプローチの方法や走行ラインの確認など 今まで1人独学で走ってきたオーナーの「癖」や「慣れ」を矯正するところで本日の走行は終わりました。

あまりにも速くなったマシンに戸惑ってしまい、目標タイムにこそ届きませんでしたが、
1台で走っていても見えなかったこと 2台で走るからこそ解ることが見えてきたようでした。
まだまだ車も完成はしていません。 これからは、どんどん走って、どんどんセットアップして行き、愛機が自由に動く「自分のモノ」になった時 面白いほどタイムを削って走ることができると思います。

そして何より大切なことは、2台で走った後にオーナーの口から思わずこぼれた一言

「楽しかった」

その言葉は本心と思います。
僕も思いますが、クラブマンレーサーに最も大切なことは実は「楽しさ」が一番ではないでしょうか。  
初めてサーキットを走ったころの新鮮さを胸に秘め、「強く」「長く」「速く」走れるように デイトナはクラブマンレーサーを応援します。

■DAYTONA SPORTS ECM for VQ35DE(サーキット バージョン)
■DAYTONA DFV オーリンズ サーキット SPEC 
■DAYTONA ATS カーボンLSD 2WAYモデル  

気分までも虹色に






毎度おなじみ パン工房 ノーミさんのver nismoが車検で入庫してくれました。
車検と言っても大して走行距離も伸びていないし、常日頃からメンテナンスもキチンと行き届いている車ですので、今更「車検だから部品を交換しましょ」なんてことは皆無ですが、車検入庫の1ヶ月前よりノーミさんから車検のテーマを頂いておりました。

そのテーマとは「エンジンルームを飾りたい」とのことです。
機能パーツもドレスアップパーツも含めて とにかくボンネットオープン時に「おっ!」と息を呑むような そんな素敵なエンジンルームにしたいと言うことで、逆に希望の指定パーツはあるのか?というと、それはそれで特に希望もないということですので、完全に「やまもと」のセンスで物言うエンジンルームを造りました。

まずはS口先生のHZ33へも装着したビリオン ヘッダータンクの装着。
先生号はメカメカっぽさを演出するため、わざわざ6ΦのウォーターホースもSAMCOのロゴ入り耐圧シリコンホースを使用しましたが、ノーミ号は全体的に白を基調に造りましたので使用したホースはスケルトンホワイトを使用し、エンジン冷却水の流れを目で見てわかるようにしてみました。
またヘッダータンクの取り付け位置も先生号とはレイアウトを変更させて、ノーミ号はエンジン後方へ設置。 ノーミさんも先生もあちらこちらへ出没して、何かと人に見られることが多い人気者ですから、どちらのヘッダータンクがウケが良いかな?と想像しながら変則レイアウトで取り付けしてみました。

そしてSAMCOインテークホース ボディカラーと同じホワイトのインテークホースです。
3層構造で耐久力、耐熱力、耐圧力優れるF1、WRCにも使用される世界最高峰のシリコンホースを惜しげもなくノーミ号へ導入です。
特にVQ35HRは純正インテークホースでは固定されたエアクリーナBOX~揺れ動くエンジンに柔軟にホースが稼動するよう激しい形状のフレキシブルが付いていますが、結果として結構な凹凸が吸入抵抗になっています。SAMCOインテークホースもエキストリームと呼ばれるフレキシブルは付いていますが、凹凸も純正に比べ少なく最小限のロスで吸気させることができるのもUK SAMCO製品の魅力です。

あとはARC製品のオンパレード
オイルキャッチタンクの新設を行いブローバイスガスの回収を確実に行い、インテークホース内部や電子スロットルのバタフライを清潔に保ちます。
ブローバイが多い車両でしたら、スロットルにスラッジが溜まりアイドリングさえ出来ない車もあるほどです。転ばぬ先の杖ですね。そしてヘッダータンクのホースと同色のスケルトンホワイト シリコンホースでブローバイホースを引き直し、エンジンルーム内に半透明上のシリコンホースを一部は地味に 一部は目立たせ配管しました。

そしてARCチタンフードパネルやARCチタンパフォーマンスバーの取り付け
たまたまARC社にオイルキャッチタンクの納期確認の電話を入れたときに、担当営業さんから「Z33HRエンジン用のチタン製パフォーマンスバーが1本だけ在庫があります。 残念ながら品番整理で次回生産の予定は無い商品ですから本当の意味での幻の1品になります。酸化チタンが素敵な商品で、他社には絶対に真似できないクオリティですから自信あります。」と、まるでノーミさんを待っていたかのようなアナウンスをもらいましたので迷わず発注!
ノーミ号はnismoですから純正で補強バーが付いていますが、それは味気の無い無機質で黒い棒状のもの。 それをARCチタンパフォーマンスバーに変更しただけで、それはそれは雨上がりの晴天のように虹色に光り輝く 見ているだけで笑みがこぼれるような好印象のエンジンルームへ変身です!

■DAYTONA SAMCO インテークホース for VQ35HR
■billion ヘッダータンク
■ARC オイル キャッチタンク
■ARC チタン クーリングパネル
■ARC チタン パフォーマンスバー(生産終了)