クラッチ交換時の標準仕様としてパイロットベアリング交換を追加。


nismo North America │ パイロット ローラーベアリング コンペティション
クラッチ交換時の一手間でブッシュ→ベアリングへの換装が非常に簡単かつ効果的となれば、そのタイミングは非常にラッキーであったとの声を多く頂いています。
日本では殆ど馴染みのないパイロットブッシュ(ベアリング)。 トランスミッションをエンジンと合体させる際に、エンジン(クランク)とミッション側シャフトのセンターを出すための大切な役割を持っています。
純正は銅で出来ていることを考えると、ある一定の柔らかさ すなわち振動等を少しでも吸収したいとの考えを読むことができます。
反面、それは消耗してゆくものとも考えられることからも、米国においてはクラッチ交換の際にはパイロットブッシュも同時交換を行う文化があります。


クラッチ交換の際、間違いなくレリーズベアリングとピボットの交換は行うはずです。その考えと同じようにパイロットブッシュも位置しています。
これほどのメンテナンス好きな日本人が交換を怠り、比較的メンテナンスフリーで楽しむアメリカ人が交換を好むというのはおかしな話ではありますが、これは紛れもない事実です。
そういうDAYTONAも前者ではあったのですが、純正クラッチ/アフター クラッチを問わず、ある一定の葉打ち音の抑制にも僅かながら繋がるでしょうし、センターシャフト部のフリクション低下は間違いのない効果ですので、今後DAYTONAでのクラッチ交換の際のベアリング交換は標準仕様として案内を行います。