谷は消え、綺麗に伸びゆく山があるのみ


DRM(DAYTONA REST&MOD) SPORTS ECM - nissan フェアレディZ nismo RZ34
RZ34 nismoへDRM SPORTS ECMのインストールを行いました。
基準車比+15馬力の出力を持つnismoは、純正マップではブーストのチューニングのみで出力向上を行っています。 
ピークブースト圧は実は基準車と同等ですが、中間域から高回転域に伸びる”ある一定”のゾーンのみのチューニングを行っており、最高出力の向上よりもギアチェンジやアクセルのON/OFF時等、回転が落ちたシーンにおいて立ち上がりの伸びをメーカーは求め、結果として15馬力の向上に留めているように僕には見えます。


パワーデーターの比較図です。
緑ライン=基準車(スピードリミッターは解除)
赤ライン=DRM SPORTS ECM
ご覧のように、自然吸気エンジンのようなスッと右上へ伸びるキレイなパワーラインを描いています。


DAYTONAでは、ピークブースト圧まで調整を行い、またブースト圧のスムース化を行ったことにより、パワフルかつフラットな特性へチューニングを施しました。
更に、ブーストリミッター/ワーニング値も最適化し、富士のような全開区間が長いシーンにおいてもDTCの点灯を誘発すること無く、同時に燃料マップの合わせ込みも行っています。
当然ながらスピードリミッターは解除しています。

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