明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



瀬戸内海よりクール宅急便で海産物届く。昨晩サッカー観ながら、すでに気が重かったが、実物見るとさらに倍増。恨めしそうな目でこちらを見ている。念のため2匹頼んだのだが、どう考えても注文した物より大きく思える。先方は、「東京から注文したお客さん、思ったより大きいのが届いて今頃喜んでいるだろうなァ」と思っているかもしれないが。そうは思いませんでした。 朝っぱらからいきなり作業を始める気にならず。煙草を未だに吸っていたなら、天井見ながらグズグズと、小一時間はふかし続ける場面である。結局、一匹は想定を超えたサイズだったので、小さいほうを撮影することにした。
“騒動”の詳細は書かない。ただ海産物だ何だといっておきながら、無難な第二候補に変更して笑われることだけは回避できた。 私は年末に、今年の私は昨年の私が想像しなかったことをやれただろうか、と考える。少なくともこの点に関して、まだ一年の、半ばにして成してしまった。 ただしこれは実のあること、芸術性の高さなどが基準ではない。文字通りのまま、想像もしなかったかどうかであり『馬鹿々しくて想像もしなかった』でも勿論立派にクリアである。そして私の中では、むしろ芸術性の高さより、こちらの方が得点が高いのがツクヅク残念である。  撮影も済み、アダージョ8月配布号で、特集人物につぐ、準主役ともいうべき海産物を肴に、昼間のできごとを思い出さないようにして日本酒を飲んだ。残りはすべて冷凍庫へ。

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