明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

入稿  


明け方Tの仕上げ。今回の反省点は、アイディアが初めからあり、背景を準備していき、そこに主役が納まったのが締め切り間際ということである。入稿の日に撮影というのは良くあるが、今回背景に凝った分、きっちり出来上がった服を着ようと思ったら、サイズが合わないところが判明したのが結婚式の当日、という感じであった。おかげで明け方、もうちょっとで後姿で登場のYさんが削除されるところであった。見た人は、笑顔にはなってくれるので良いとしておくが、少々空回り気味であった。こういうことは二度と繰り返すまい。 後に聞くと、Tにたどり着いた人は結構いたようだが、違うだろう、と思ってしまったようだ。海産物はタコのことだったのだが、Tは胴付き長靴を履いて半身水に浸かっているし、次号の表紙は、特殊な道具を駆使するタコ捕り名人の特集のように見える。
 
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