明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


先日房総に行ったおり、鮮やかな田んぼの緑が鮮やかであった。房総の米は水が良いためか美味しい。その田んぼの緑をファインダ一杯に撮影した画像をデスクトップの背景に使っている。パソコンを始めて以来、デスクトップでは常に女性が微笑んでいたり、自然な姿や尋常でない姿でいることが多かったが、これは目にも良さそうであり、しばらくこれでいくことにする。
クーラーを買ったはいいが、取り付け業者に待たされ、寝不足気味のKさんと遅い昼飯から居酒屋で飲んだ。最近飲みすぎで体調が悪いらしく、声は小さいし、珍しく眉間には哲学者風の皺が寄っている。最近猛省を求められることをしでかし、多少反省しているようである。 知りあいの女性とメールをしていてKさんの話になった。会おうと思えばいつでも会える人だというと、「話きいてるだけの方が面白そう」。私というフィルターを通した人物像が、Kさん本人を超えるなら会ってみたいが、たぶん超えないと思う、という。私は決して嘘を書いてはいないが、より可愛らしくみえるよう工夫はしている、と答えた。工夫といっても実は大半を占める、洒落にならないエピソードを書かないというだけのことだが。 先日房総でKさんと会ったSも印象は違ったかもしれない。港のテトラポッドの奥に人骨がある、と一人怯えていたKさん。翌日探索しようかと一瞬考えた私とSだが、炎天下だったこともあり止めておいた。これで本当に人骨が出てくるような人だったらたいしたものだが、残念ながらしょせん流木なKさんである。

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