明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨晩、阿佐ヶ谷ロフトAに持っていく三島像を見ていて、直したくなったのは良いが、必用な絵の具がなくて、まだらのまま持っていくことに。 午後12時半に着き、到着早々紹介いただいたのは、オームの村井秀夫刺殺の徐裕行氏。2・26の青年将校のような人であった。開演前に演台の真ん中に三島像を設置。開演。舞台には鈴木邦男さんと4人の女性、パリ人肉食の佐川一政。鈴木さんの新刊『愛国と憂国と売国』『竹中労 左右を越境したアナーキスト』について。竹中労については再評価されることだろう。徐氏と私が演壇に呼ばれるが、徐氏が遠慮されるので、端っこ争いで私が負けた。『週間金曜日』で詳細は話されているようだが、刺殺事件に関しては、良くいわれる陰謀説を否定されていた。私は今回の三島作品『男の死』についてお話しした。二次会に白木屋。参加の女性が背中にまだ筋彫りの“唐獅子牡丹”私は三島で、トヨペットコロナで殴り込みの『昭和残侠伝』をやるつもりだが、刺青の質感を表すのは難しいだろう。散会後、阿佐ヶ谷は久しぶりなので、在住のベーシスト、タニヤンこと谷口さん宅にお邪魔して手打ちの蕎麦をご馳走になる。特に湯煎して煮詰めたというそばつゆが玄人ハダシ。これから集まりに50人前を持って行くという谷口さんと寺山修司の通称○に来た病院の前を通り別れ、看板もないKへ。他に2店舗経営する矢野さんが35周年記念で制作したCDのジャケ写を担当したことがある。今日見たら駅が随分変わっていたが、当時は合成などやっていなかったので、矢野さんや谷口さん等に人形を持ってもらい撮影した。後から入ってきた編集者の方に、97年の作家シリーズに転向して初めての個展を観たといわれ驚く。
http://www.kimiaki.net/asagaya-cd.htm



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )