『男の死』をすべてアップした。http://www.kimiaki.net/c-mishimapage1.htm『船への挨拶』で展示するのをウッカリ忘れていたカットがあった。といっても額装するつもりはなく、小さなプリントをピンで留める程度で、と考えていた灯台の海上保安員を海上より銃撃する、黒い密航船である。KさんとF104を撮影に行ったおり、浜名湖のロープウエイから撮影した写真を元にしている。 個展に来られなかった知人に『潮騒』の海女をやってる彼女達は誰?と聞かれたので、アイクターナーにはアイケッツ。レイ・チャールズにはレイレッツっていただろ?あんなもんだよ、と答える。
近いうちに鈴木邦男さんとお話しする機会があるのだが、その前に『遺魂』三島由紀夫と野村秋介の軌跡(無双舎)を送っていただく。これが面白くて止まらない。T千穂で数日ぶりにKさんと会う。F104のパイロットが落下傘を背負っているように見えるコルセットがずれており、常連のナースに直してもらったらしい。痛さで大人しくしているようだが、喉元過ぎれば元の木阿弥となるのは判っている。念仏唱えるとコルセットが締め付けられれば良いのに、と話す。解散後、Pに一人行って『遺魂』を読み続ける。混んで来たのでT屋に行こうと角を曲がると、暗がりの中お母さんと子供達が上を見ている。「月食ですね?カメラ持ってこよう」。風邪ひいてるのにいい加減にしろ、ということだな、と帰宅。月食など、なんの興味もないので寝るまで『遺魂』を読む。