昔から宵っ張りで、どうしても制作の盛り上がりが明け方近くになり、完成は陽が上った後、ということになる。しかし嫌になるのは、どんな時間に寝ても、目覚めるのが昼を超えることは絶対というほどない、8時間など最後に寝たのは何年前だ、というくらいである。最近は居直って、その分長生きしているのだ、と思うようにしている。 特に今日はオークションの入落札があり忙しかった。 こんな物はどこで探せば良いのだ、という様な物を、制作のかたわら探して入手することが可能なので、一人で何もかもやらなければならない私としては大変助かっている。しかしたった1カットで出番が終わるような物は安価であるに越したことはないし、後のことを考えると、カサ張らなければさらに良い。本日の品物も大、中、小のサイズがあり、撮影効可に違いが出ないとなれば、迷わず小を選んだ。なにしろ鏡花がこうだ、と書いているのだから、どうしても必用である。願わくばその“カサに応じた”撮影効可をもたらして欲しいものである。青森の鮮魚店からも、依頼していた撮影用の魚、今朝入荷したと連絡。明日届くという。ご丁寧に写メまで送ってくれた。 あと1体河童を制作したら、舞台である房総に撮影に行くことになる。もう一体といっても、肝腎の頭部は挿げ替えて使い回すので、それほど時間はかからないであろう。 手伝いに来る予定のKさん。私の知らないところで、勝手なことを企んでいたことが発覚。何が河童的といって、見た目よりまずその性根である。
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