先日、カラオケで『河童の三平』を歌おうと思ったら、入っていなかった。現在制作中の河童は三郎である。三郎は河童に良くある名前のようであるが、この三は三男坊の三とは思えないが、どういう意味なのか私は知らない。 ヤクザ映画を見ていると、実際確かめたわけではないが、正二郎だ清二だ、と次男坊あたりが多い印象がある。特に仁侠映画の場合、ヤクザ稼業の背景には、いくら鶴田浩二が立派な顔をしていても、田舎で年老いた母親を面倒見ながら田畑を耕す長男坊の姿が浮かぶ。 と続けるつもりでいたが、長男で河童を作っている私としては、なにやら、やぶ蛇感が漂ってきて、書いていて面白くなくなってきた。急遽話を変える。 河童を泳がせるための水中モーターは、昔の方がパワーがあったような気がして、マブチ時代の未使用品を2つ、ヤフオクで落札。それと作中、男が被る夏帽子。時代からしてカンカン帽であろうと判断。検索してみると近頃流行っているらしく、際限なく出てくる。しかしどれも今の物はイメージが違う。かつて欧州の紳士が被っていた、硬くてエッジが角ばっている物でないとならない。植木等がステテコ姿で「お呼びでない?」と被っていた物といっても良い。ヤフオクで1点見つけ、当時の90円のシールが貼ったままの物を無事落札した。
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