明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


昔、ディスコのディスプレイ用に実物大の黒人を3体作ったことがあるが、それ以外では制作中の團十郎は、普段作っている作品より首1つ大きい。設置予定のガラスケースが随分大きいので、これで良かったろう。 少しづつ仕上げが進んでいるが、本日は、ようやくは足首から下に取り掛かった。ペーパーがけなどして着彩に入り、予定通りいけば、来週中には深川江戸資料館に搬入できるはずである。企画展の一室『深川と歌舞伎展』に今年の11月12日(日)まで展示される。  天気も良く清々しい。買い物ついでに深川不動に接した深川公園のベンチで、老人のゲームに興じる様子を眺めた後。日清戦争を記念した塔の寄進者の名前に『九代目市川團十郎』『五代目尾上菊五郎』『初代市川左團次』いわゆる“團菊左”の名前があるのを思い出し久しぶりに見上げた。
HP

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