明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



母がショートステイで居ないので、伸び伸びとして、ただ作業の仕上げも楽しく感じる。もったいなくて家から出たくない。酒場では、せっかく家庭があるのになぜか皆ズルズルと飲み続け、家での滞在時間を短くしようとしているようにしか見えない人が多かったが、なんだかよくわかる。トイレで新聞をノンビリ読む人の気も知れなかったが、唯一孤独になれる場所となれば致し方ないだろう。地震でもトイレは身を守れると昔から言われているし。 そんな訳で仕上げ作業を少々優雅にやりすぎたせいで、今週中に完成するだろうと考えていた九代目團十郎の完成が遅れている。深川江戸資料館には申し訳ないが、11月まで展示ということなので、せっかくなら気になるところはすべて取り除いておきたい。 特殊な訓練をしてきた人物、という思いから、ただ立っている足の開きを90度以上開いてみた。明日はここに草履を履かせたい。
HP 

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