明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



風邪は一晩でほぼ治った。 そろそろ牡丹灯籠を作らなければならない。面倒だがこればかりはしかたがない。花に全くといっていいほど興味がない、これはそもそもチリメン細工の牡丹の灯籠が流行したところから始まったらしい。造花のサイトから牡丹を注文してみた。 圓朝の時代の挿絵を観るとキャベツに取手を付けてトイレットペーパーを垂らしたような形状だが、それが次第に映画、芝居化されていくうち、切子型の大きな物に変わって行く。勿論キャベツにトイレットペーパー型に戻す。 怪人二十面相も、サーカス芸人の遠藤平吉が西洋紳士のようになっているのを悪党ヅラに戻した。 他に作るとしたら、中に灯を灯す型の軒先に取り付けられる寄席看板くらいだろうか。もし似たような物があれば撮影して合成にする。それと立ち姿の圓朝をおいおい。

HP

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