明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



本日はトークショーである。私は何がダメといって人見知りである。例えば近所で30年通った店が2軒あるが最初の10年はほとんど何も喋らなかったくらいである。もっともそれは、近所の人と飲み仲間になるなんてまっぴらだと思っていたからでもあり、それが作品に登場してもらい、人形と共演してもらことになるとは思わなかった。であるからトークショーなど思いもよらなかったが、私の個展でもあり、他人事みたいな顔しているわけにも行かず。以前過酷なトークショーに参加したことはあるが、私の個展とゲストで登壇するのとは大分おもむきが違うと思いだしたのは本日の控え室であったが、今さらじたばたしてもしょうがないし、東雅夫さんのトークショーは何度も拝見し、東さんにお願いすれば、なんとかしていただけるだろう、と考えていた。 時間になり、いざ控え室から出るとあまりの最前列の近さに「近い」と口をついて出てしまった。椅子が斜めに配されているのを良いことに、東さんの方ばかり向いてさすがに客席の視線に耐えること出来ず。 それでも東さんとリコーの方のおかげでなんとか無事にかどうかは判らないが終わった。慣れないことをして、喉を潤したい。気がつくと件のご近所連は消えていた。地元で待つとのメールに急いだ。 オイルプリントの技法公開目的に2000年にHPを立ち上げたが、オイルプリントに対する質問は一件も来ず、当時あった掲示板も、他所の掲示板のように、訪問者同士が盛り上がることもなく。カウンターを見ると一定の方々には訪問いただいてはいるようではあるが、直接の反応がないので半信半疑であった。できるだけお答えするのでメールでも、Facebookのメッセージにでもご意見なり伺いたいものである。それはともかく。お相手頂いた東雅夫さんと、参加して頂いた皆様には感謝いたします。有り難う御座いました。 江戸川乱歩の孫の平井憲太郎さんとミステリー研究家、山前譲さんのトークショーは、25日です。

石塚公昭幻想写真展-生き続ける作家たち- 2018年7月25日(水)~9月2日(日)(火休)

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『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載9回『牡丹灯籠 木場のお露』




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