遅くなったが昨日、チラシの入稿に手間取りながらようやく。入院していた母も今回の炎症は相当腫れたようだったが、風呂にも入れ、退院手続き。必ず持って来いというので鳥のカラ揚げ、らっきょなど持って行った。そんな一日から本日は金魚娘の撮影である。風邪で絶不調の娘に、行きつけの居酒屋の女将さんに浴衣を着せて貰い、タクシーで某マンションの和室ヘ。この部屋では、拙著『貝の穴に河童の居る事』の室内場面、『牡丹燈籠』のお米とお露を撮影した。 今回は浴衣のへこ帯を金魚の尻尾に見立てよう、という趣向である。素材の違う二種類の帯を使った。これは意図通りにいったと思う。『蜜のあはれ』は最初の思いつきは老人と本物の金魚の絡みであったが、それだけでは足りない。金魚娘は例によって一般の素人だが、おかげで、私の悪い癖である過剰になりがちの所が適度に抑えられ。丁度良い感じである。打ち合わせがなかなか出来ず困ったが、ようやく。すぐに犀星二体目にかからないとならない。今度は金魚娘が〝おじ様〟を背景の中で待ち受ける番である。
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『タウン深川』明日出来ること今日はせず 連載第14回〝青春の日の一撃〟
『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube