本日おそらく最後の打ち合わせに『金魚坂』へ。チラシが足らず追加することに。担当の女性の「我が肌に魚まつわれりですね?」に吹きそうになる。 犀星が赤井赤子と連れだって、金魚坂で金魚を見ている所を制作するため、背景を撮影。これが室生犀星以外の撮影は終了である。それにしても。 作家シリーズの最初は、一体の作家像を作り、方々へ出かけ、例えば寺山修司を持って、三沢へ行けば数十カットをものにして帰ったものだが、ここに至り、6カットほどの写真作品の為に、三体の犀星像を作ろとしている。首は使い回しだが。なんという非効率な。この超ド級の面倒臭がりがなんとしたことか。思えば機械音痴で嫌いであった写真、さらにまさかのパソコン。嫌だ嫌いだと言っていた物ばかりやっている。高い所から下を見ると吸い込まれそうになる。高校の夏休み、一センチの丸棒を四本ずつ切断するアルバイトを炎天下でやったことがあるが、ぼうっとしてきて、そこに指を入れたくなってゾッとしたものである。ゴルファーが優勝がかかった大事なパット。ここでホームラン打ちたくて葛藤する選手は一人くらいいるはずである。今日はチラシに使った作品初めからやり直すかもしれない、と口をついて出てしまい、ゾッとした。
※スタート7月17日(火曜日)は水曜日の間違いです。
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ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube