私の住んでいる所から見ると、有明海を挟んで多良岳が右手、雲仙普賢岳が左手に見えます。多良岳は佐賀県に属すなだらかな美しい山です。
有明海は世界一と言われる干潮で有名です。海岸から4キロ先までがすっかり干潟になります。昔からアサリなどの魚介類が豊富にとれ、「宝の海」と称えられてきました。近年は諫早干拓問題で波風が立っていることはお聞き及びでしょう。
養殖海苔も有明海の特産です。
きのう紹介した天才少女詩人・海達公子の「夕日」もこの有明海独特の干潟に映る夕日のまぶしさを素直に歌いあげたものです。以前はこの地先の干潟にはムツゴロウがたくさん繁殖していました。子ども達も親に作ってもらったガタブネ(潟舟)に片足を乗せ、もう一方の足で干潟をけりながら、目的地まで進み、引っかけ針を付けた竿で、巧みにムツゴロウを釣り上げたものです。バケツ一杯獲るのは、たやすいことでした。
今ではムツゴロウの姿も乏しく、ガタブネの風物詩も見られなくなりました。
ただ、多良岳に沈む夕日の美しさは昔も今も変わりません・・・。
有明海は世界一と言われる干潮で有名です。海岸から4キロ先までがすっかり干潟になります。昔からアサリなどの魚介類が豊富にとれ、「宝の海」と称えられてきました。近年は諫早干拓問題で波風が立っていることはお聞き及びでしょう。
養殖海苔も有明海の特産です。
きのう紹介した天才少女詩人・海達公子の「夕日」もこの有明海独特の干潟に映る夕日のまぶしさを素直に歌いあげたものです。以前はこの地先の干潟にはムツゴロウがたくさん繁殖していました。子ども達も親に作ってもらったガタブネ(潟舟)に片足を乗せ、もう一方の足で干潟をけりながら、目的地まで進み、引っかけ針を付けた竿で、巧みにムツゴロウを釣り上げたものです。バケツ一杯獲るのは、たやすいことでした。
今ではムツゴロウの姿も乏しく、ガタブネの風物詩も見られなくなりました。
ただ、多良岳に沈む夕日の美しさは昔も今も変わりません・・・。