今週、一冊の参考書を購入しました。今年の英語学習の目標は、この伝説の『新々英文解釈研究』を読破すること。
昨年、最も多くの「いいね!」とリツイートをいただいた私のツイートの中でシェアした記事で、元外交官の多賀敏行さんが学生時代に取り組まれたと紹介されているのが『新々英文解釈研究』でした。
「4技能」が美辞麗句化し、「話す」力が大事だと詐欺めいた誇大広告に踊らされた結果、日本人の英語力が間違いなく低下した昨今、時代と逆行するように私は「読む」力にこだわって指導してまいりました。英語力の基本は「読む」力です。英語と奮闘してきた大正・昭和の先達が、どのような英文に触れて英語力を高めてきたのか・・・?その知の境地に自ら足を踏み入れます。
昨年、最も多くの「いいね!」とリツイートをいただいた私のツイートの中でシェアした記事で、元外交官の多賀敏行さんが学生時代に取り組まれたと紹介されているのが『新々英文解釈研究』でした。
著者名から、通称は「やまてい」。私が大学受験生だった時は、伊藤和夫著『英文解釈教室』が、英文解釈のバイブルでした。しかし、それ以前のバイブルは間違いなく「やまてい」。初版は大正14年、新訂新版の初版は昭和40年!ハードカバー、reader-friendly とは到底言い難い内容と構成。この重厚感がたまりませんね。バイブルであるが故の難しさのため、挫折する受験生が多かったというのも、両書の共通点でしょう。
「4技能」が美辞麗句化し、「話す」力が大事だと詐欺めいた誇大広告に踊らされた結果、日本人の英語力が間違いなく低下した昨今、時代と逆行するように私は「読む」力にこだわって指導してまいりました。英語力の基本は「読む」力です。英語と奮闘してきた大正・昭和の先達が、どのような英文に触れて英語力を高めてきたのか・・・?その知の境地に自ら足を踏み入れます。