昨日は母校・伊那北高校で毎年恒例の強歩大会が行われました。7年前の2016年に、強歩大会で走っている母校の高校生たちが、晴れ渡った秋空の下を走っている姿を見て、「気持ち良さそうだな」と率直に思い、その二日後の日曜日からランニングを始めたのが私がマラソンにのめり込んだきっかけです。
その日にFacebookに投稿した記事を読み返すと、今も新鮮な気持ちになれます。もちろん、この後、ランニングの厳しさや辛さ、そして、奥深さを知ることになりますが・・・(^_^;)
さて、その強歩大会ですが、私の高校時代は男子が36km、女子が32kmでしたが、現在は男女とも17kmだそうです。全てが緩くなっている時代の趨勢とはいえ、人間として退化しているんじゃないかと感じてしまうのは、昭和世代のオヤジの性でしょうか・・・(^_^;)
当時は給水所も少なく、「熱中症」という言葉もなかった時代ですので、結構な放任主義でしたね。私は長距離が嫌いではなかったので、1年の時は前半から飛ばして折り返し地点では全校1,200人中20位前後で通過したと記憶しています。ただ、後半に足が止まり、今で言う熱中症になってぶっ倒れて、農道沿いの大きな看板の日陰で30分程度、意識朦朧として道路に横になっていました。今だったら救急車を呼ぶほどの大問題でしょうが、当時は誰も助けてくれず、多くが私を横目に追い抜いていきました。その後、何とか立ちあがり、123位でゴールしました。
市民ランナーとして今ほど経験を積んでいたなら、17kmは当然のこととして、36kmも楽しく走れていたに違いありません。出来ることなら、強歩大会にOB出場枠を作ってもらいたいくらいです。出場料5,000円くらいを払って、「伊那北OB」というゼッケンを用意してもらえれば、あとは全て自己責任で走らせてもらいます。息子たちの母校・諏訪清陵高校の強歩大会は、OBも走れるんです(^^)/