帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ポータルDVDプレイヤーのAV ラインと スピーカー&アンプ。

2014年03月30日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

*以前やった作業の掘り起こし記事です。

 

車に積載している 超安物ポータブルDVDプレイヤー絡みの記事です。

 

バックレストネックに設置したモニターで映像は綺麗に見られるのですが、搭載スピーカが小さい事も有って音がいまひとつ・・・・  うむむむ

なので、これまでPC用のアンプ付スピーカを12V用に改造して使っていたんです。

 

ただ、これだと見る時にいちいちスピーカーを設置する必要が有って、走行時には邪魔で片付けなくちゃならないしとかなり邪魔くさい。

かといってキャンピングカーといえども、車内は狭いですから、スピーカを下手に恒久取り付けしたりすれば頭をぶつけたり等して碌な事が無い。   ←経験済み 

かといって安易にキャビンの船(ジャンボルーフ部分)上部に付けてしまうと、今度はウインドサーフィンの道具を積載した時にガシガシ当たるし、第一音が聞こえない

そこで車体に元々付いているスピーカを使おうか?と考えるも、切り替えスイッチやら何やらで操作が面倒だし配線がやたらと複雑になる。

第一、運転席のオーディオデッキを通して・・・・ なんちゅ~事をやろうものなら、今度はエンジン側バッテリーあがりを逐一心配しなければならなくなるし、かといってサブバッテリーとの切り換え方式にすればやはり配線の取り回しが面倒だし・・・・・ 

そうした複雑なのが際限なく嫌いな僕は、サブバッテリーからの単独電源にて簡単操作出来る物がいいんです。 

 

DVDプレイヤーは冒頭に書いたように安物なので、 イヤホンならともかくも スピーカを駆動できるほどパワーはありません。

ただ、AV出力ラインが付いているので、 そこから音声信号線をアンプ基盤に直接半田し、さらにアンプ部をスピーカー内部から取りだし、適当なケース加工を加えて収納設置。

使い勝手をよくしました。

ちなみにスピーカーアンプは本来PC用のものでして、尚かつだいぶお古ですが、パワーがそれなりに有るので、十分すぎるくらいの音が出ます。 

問題はスピーカをどこに置くか?で、これが最大の悩み。 

で、散々悩んだ末に これまでまったく使っていなかったキャビンエアコンのセンター部分に有るコンソールボックスを取り外し、 その中に収納することにしました。

何にも使っていませんでしたから。

 

写真の様にスピーカそのものはセンター配置ですが、左右斜めに向けることで、エアコンの吹き出し口やらブランクルーバー等から音が適度に出て来るようにすることで一応解決。

とりあえず置き場所の問題はこれでOK。

 

 次は配線と アンプの取り付け場所。 

運転席すぐ後にはスイッチパネルがあり、サブバッテリーからの電源を取り出すのが簡単なので、その横に取り付けて配線しました。

スピーカからの配線が剥き出しになるのが嫌なので、ウインドのモール等を上手く使って配線が見えないようにしてあります。

*向こうに見えているのは、家のもう一台のキャンピングカー こっちが僕ので、今改造しているハイエースは息子のです。

 

 

オレンジ色の矢印が ポータブルDVDプレイヤー 、水色矢印が 自作(友人からもらった)のケースを加工して取り付けた スピーカーアンプユニットです。

赤矢印が パワースイッチ とボリュームで、その上に 電源表示のLEDが付いています。

白矢印は アンプ電源用シガープラグ 内部配線にしようかとだいぶ迷いましたが、今回はとりあえずこうしました。

取り付けはこれで終了です。 

 

使い方ですが、スイッチパネルの DVD&TV スイッチを入れると  運転席下の白いソケットに通電。

この12Vソケットは特殊で、 ノイズキャンセラー機能の入っている高級品。

ここからモニター と ポータブルDVD そして スティックPC(Android)にパワーが供給されます。 

作業完了後に 音質を見るために音楽DVDを再生してみましたが、スピーカ本体をネジ止め固定しているせいもあるのか、びびり音も出ずまったく問題有りません。

さらに右と左に綺麗に音が別れて、きちんとステレオとして出ています。

エアコンユニット内部で左右の音が混ざったり干渉することはどうしても避けられませんが、車の中でビデオを見たりという使い方がメインでして、音楽鑑賞をやるわけではないので、これで十分。

邪魔なスピーカが見えませんしスッキリ! やはりシンプルが一番です。 

 

以上、ちょっとした改造でした。