帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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コロナ CW-1613 ウインドエアコンの 基盤 その4/4

2014年03月17日 | Weblog

基盤解析といっても至極簡単に紹介しているだけですが、その4で最終回。 

最後はブザー周りです。 

ブザーのサウンドはチップのDVOをやはりというか、使っていて、回路的には極めてシンプル。

ダーリントン トランジスタ アレイを通してブザーをコントロールしています。

ちなみにダーリントン トランジスタ アレイの 仕様は

 

次に制御に関するアナログ関連のチップ入力ですが、 ピンク色のAIN/STOP 1~5ピンがそれ。

本来は色々と入力できるように基盤そのものは設計されていますが、 実際は殆どそれを使っていません。

唯一目立つのは 室温の検出を行うサーミスタの室温検知用端子。

信号は そのまま AINに入ります。

他に 15V電圧や 5Vの安定化電圧などを見ているようですね。

 

 

さて、 基盤解析と詠ってその4まで一応やりましたけど、 全体を見渡して思うのは回路構成が極めてシンプルだということ。

実は電子回路はシンプルであるほど故障が少なくなり、複雑な監視やコントロールをすればするほど、プログラムも長くなるし、 誤動作するし、ろくな物ではない。

 

この基盤には コンプレッサーに関する情報入力が スタンバイ関連しか無い事から、 冷媒回路(フロンサーキット)関連の圧力や 温度 加熱等の監視要素は

コンプレッサーユニット内の一体の独立構成していると思われます。

大型の空調設備とは違い、爆発などの恐れも少ないですから、センサーを多数設ける必要も無い点から成し得る構造ともいえる。

逆に言うと、 キャンピングカーに車載するには非常に適しているということかな~!?   えへへ

ただ、コンプレッサーがインバーター制御されているというわけではないので、起動時の音は出ますし、気温が上がって内圧もそれにつれて上がると、 

コロナお得意のジクジクジク・・・・ というコンプレッサー音が出る可能性も否めない。

 

まあ、このウインドエアコン自体は僕としては初めて使う物ですから、 夏になってみないことには何とも評価しがたいです。

音に関してですが、単にフレームに取り付けて有る状態だと、二つの爪に重量が載るわけですが、底部に約12mm程度の隙間が出来ているので、 此処に制震材を挟めれば音もかなり軽減出来るのではないか?と思っています。

 

とりあえず、シリーズ組んで紹介しましたが、この先気になるのが 結露水を処理する機構部。

これはモーターを使って円盤を回転させ、 加熱したコンデンサに水をかけることで気化熱を利用する事とドレンを兼ねている。 

これが実際の運転に際して、 ただの 水のまき散らしになりはしないか?と心配しています。

故にドレンホースを設けるわけですが・・・・

基本的に室外に出る部分は窓枠(アルミサッシ)に載る構造ですから、 漏れても外に流れ出る想定での設計だと思いますので、キャンカーだとその辺がどう出るかは判りません。

 

場合により基盤から、不用なドレン用モータの配線を遮断しようとおもっています。単にコネクタ抜くだけのことですから。

 

さて、以上で基盤解析 終了~~~~~~~~!  え?もっと詳しくはならないか?ですって?  そうなると説明のための用語説明等を逐一しなければ

ならない世界にはいりこんでしまう、退屈になるだけ。      がははは