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ハイエースの修理 バンパー脱着方法 & 塗装DIY

2014年03月12日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

2月の後半から 側面をぶつけたハイエースの板金?やら修理?やらをやってきましたが、懸案だった塗装が終了。 

これで一連の作業は終わりです。     後はウインドエアコン取り付けくらいかな・・・・ 

 

今回塗装したのは前と後ろのバンパーのみで、交換したスライドドアは殆ど色の違いが目立たなかったので(というか言われないと解らない程度)、やりませんでした。

 

なんでバンパーだけにしたのかというと、他にも理由があって、 おそらくメーカ指定のペイントカラー 046とはいえ、 20年落ちの太陽光に照らされ続けた経年塗装とでは

焼けなどによる色の違いが必ず出ます。  前、真ん中、後ろが真っ白、その間がくすみ色じゃ シマウマだべな・・・・(爆笑)

調色して色会わせをしても良いんですが、その為の調合用にグラム単位の微量販売なんかどこもしてくれませんから。

 

面倒なこともあって、初めは後ろバンパーだけでもいいか・・・とはっていたのですが、 結構な量(500g)有るので、 どうせなら色あせ&黒ずんで、どうやっても下回りの汚れが

落ちなかった前バンパーとやってしまえば バランスも取れると。     多分(笑)

 

で、今日は気温が高く、天候も穏やかだったので昼休みに塗装をしました。    

ちなみに、 DIYで塗装をやるには でかいコンプレッサーとスプレーガン、さらに広い場所や塗装の知識と技術的な経験、 実際のテクニック等も必要なので、普通の方がやることを僕はお勧めしません。

 

なのでブログの記事としては、ざっと流す程度にしておきますね。 でないと、とんでもない文章量になってしまいますから。 

この記事では、そんな観点から、バンパーの脱着の方を詳しく扱っています。

 

これには他に理由があり、結構メジャーなハイエース(僕のは100系ですが・・・)なのに フロントとリアのバンパー脱着方法を紹介してある記事がネットに無いんですね。

200系も基本的には同じなので参考なればと思います。 

 

まず塗装の下地処理、これが結構面倒でして、 本来は古い塗装を全部落としてやるべき物ですが、そんな手間暇かけてやる意味を感じなかったので、 古い塗装の上に単純にのせています。

食いつきを良くしないと、後でダンダン剥げてくるので、400番程度のサンドペーパーと、細かいところはナイロンタワシで、全体をくまなく傷つけていく? これが結構面倒で時間もかかる作業。

後ろのバンパーは形状が簡単なので簡単ですが、フロントは格子とかがあってね・・・ これ日曜日から開始で、とにかく時間のある時に チョコチョコとマメに傷を付けていきます。

 

雨降ったら嫌だな~と思いつつも(洗わなければならなくなるので)、出来る限りやる    あはは

 

で、モール部分はマスキングテープを使って綺麗にマスキング、 細かいところを15mmで、 幅の大きいところは普通の養生用テープでやりますが、 

この状態で通勤は結構みっともない。 

 

今日はいつもより早く出勤して、まずはバンパー外し、 真っ暗だったのでその際の写真はとっていませんので、終業後の塗装が終わった写真で、ばらし方を紹介します。

まず、ドアを開けると番の部分に隠れるようにネジの頭が見えます。  まずそれをドライバーで緩め、次に黄色矢印の処をドライバーで押すとコーナーランプが外れます。

コーナーランプはフロント方向に手で引くようにすれば全体が取れますので、 ランプの配線コネクタを外します。

ちなみに、コネクタは非常に外しにくいので注意。

ランプ裏はこんな感じになっていいて、固定はネジ一本 赤矢印部分、 後の黄色三カ所が差し込まれて固定される

簡単な構造です。

左右のランプが外れたら、 フロントグリルをはずします。

まずヘッドライト横の赤丸部分に二本のネジで留まっていて、これを緩めて外すのですが、自分のはこのネジが悲惨なくらいにさびていたので、

取り付けの際には交換しました。

 

左右の固定ネジ、合計4本外したら、後はグリルを手前に引っ張るだけ。 

写真を見てお分かりのように、 真ん中辺りは 上は穴差し込み、下はクリップの合計10ヶ所での固定ですが、見たら解ると思いますが、

多分一つや二つは折れているかと・・・壊れやすい部品ですから。 

 

上のはこんな部品

この部分に差し込まれています。  黄色矢印部分。

下のはこんなの、 

これは引っ張っても抜けないので、つまんで90度寝かせると抜けます。

で、元に戻しておく。

グリル取り外した後は、まずウインカーの取り外し。  この形式の車はバンパーにウインカーが固定されていますが、 ネジを一本緩めるだけ。

配線は外れませんから、ソケットを緩め、電球が付いたまま分離することになります。

次が ナンバープレート外したところに隠れているボルト とバンパー左右角にある 固定ボルト。

これはずれたら、 正面上にある4本のボルト

水色の矢印は 先ほどの グリルのクリップが差し込まれる部分です。

これで一応バンパーは外れることになりますが、最後に バンパー左右の下角。 内部にこんな金属製玉ころが付いていて

これがバンパーの内側にパチンと挟まれて(差し込まれて)いるので注意が必要です。 

これはバンパーのコーナー部分を自分に向けて引っ張るかして外します。

万が一、差し込み部分が折れても支障はありませんが・・・

 

これで、バンパーが外れましたので、後は塗装。 塗る時間そのものは10分もかかりません。

写真は 昼休み終わり頃にある程度塗装が乾いた段階にてモールのマスキングをはがした後のものです。

板金屋さんと同じ、ウレタンの2液塗料なので、 硬化剤とシンナーの調合、そして気温により 硬化速度や仕上がりが色々と違います。 

 

今回はバンパーなのでツルツルにはせず、意図的にゆず肌状態になるように堅めに仕上げてあり、その分シンナーが飛ぶのも早い。

本当はサフェーサーとか下地処理を色々するべきなのですが、それを商売にしている訳ではありませんから、プロ並程度の仕上がりで

十分。 そもそも車体が14万キロですから。 

 

 

さてと、今度は組み立て。

方法はバラシと全く逆の手順で組んでいけば良いだけの話。

家の車の場合、 バンパー左の、ボルト固定されてるベロ部分が折れていました。

なので、その部分は金具を使い、折れのこり部分にしっかりネジ留めすることで、代用しています。

しかし・・・・新しい塗装したバンパーと 右のドアの色が明らかに違う(爆笑)

もう一つ、グリルの端っこにあるネジ留め部分に割れが入り始めていたので、ナイロンワッシャーで

ツバ部分を全体保持する固定方法に換えました。

ネジがぼろぼろだったので、交換も兼ねています。 

赤丸部分の、ツバ上部が割れているのが分りますよね。

 

そして最後にコーナーランプ、

 

以上で終わりです。

完成写真。

塗装面はこんな感じ。

 

後ろバンパーですが、塗装方法は全く同じで特に紹介しません。

ただ、 脱着を一応後でアップします。 簡単ですよ! 

バンパーは6本のネジと両サイドにある、 噛み合いにて固定されています。

ネジ4本はこの位置

そしてステップのところに、二つ。

 

噛み合いを外すには、全てのネジを外した後に、水色矢印の端っこを持ち、外側に広げます。

かなり堅いです。

ちなみにリアにあったぶつけた事によるペイント剥げはサンドペーパーでならし、 厚めに塗って綺麗に仕上げました。

綺麗でしょ (笑)

参考までに噛み合い部分の写真です。

 

以上で終わりです。