給水ラインの変更、その2です。
やっとこさ晴れたので、前回の続きは昼休みと終業後に分けてやりました。
今回は実際に取り付けたハッチに コネクタと、オーバーフローを兼ねた&通気ラインを造ります。
まずはハッチですが、蓋を開けるとこんな感じで、 平面ではありません、なのでその辺が少し難しい。
で、実際にコネクタを付けたとして扱いに問題がない、適度な処を捜します。
で位置が決まれば穴開け。
取り付けるコネクタはこれ、やはりLにしています。
で、穴をあけたら、今度はカットして、配管の際に無理な力が加わらないように適度なグラグラ状態を造ります。
取り付けるところは狭く、配線やら何やらもすぐ近くを通っていて、完全に固定してしまうと、振動などで一点に力が加わることによって、プラスチック製品はあっさり折れてしまうんです。
材質の特性と強度をよく理解していれば至極当たり前のことですが、、経験的な事でも有ります。
一度コネクタを当て、仮取り付けして無理がないか調べます。
問題ないと判ればワンウェイバルブの前後部品を完全に締めて固定。
テフロンテープを使うのが普通ですが、今回はあえてシリコンを使ってます。
一方 清水タンクのエア抜きですが、 実は実際にホースを付けて息を通してみたら、思ったより抵抗がある。 5mm程度の内径だとそうなんですね。
ニップルを付けた位置から、ブレーキや発進時に エア抜きから水が出てきますから、適度な抵抗を持たせることで解決をしようとしたんですが、ホースの太さと長さからすると芳しくない。
これだと水ポンプ作動時にもタンクへのエアの吸い込みが負圧気味になって、ポンプの圧を落としてしまうことも十分に考えられます。
そこで、リングが入った径が8mmm程度有るフランジ型ニップルをたまたま見つけたので、それ使って新たにエア抜きラインを造りました。
管が太くなった分、水も出やすくなるので、エア抜きは以前の位置では不適切。
そこで今度は、タンク中央サイドです。 配管が邪魔になるので此処は嫌だったんですが、仕方ない・・・
やはりドリルとタップを立てます。
で、取り付け。
ホースを差し込みクランプにて留めます。
この場所だと、水圧がさしもかかる部分ではないのですが、水が常に来るところでもあるので一応締めます。
次に、適度なところでエア抜きホースをカットしてクイックコネクタを接続。
これが無いと、タンクを外して洗浄したりする際に一々クランプを弛める作業をしなければならず面倒すぎ。
これ使うと一発脱着なので便利なんです。
外すときはタダ押すだけ。
最初に取り付けたニップルは外し、 メクラしようかと思ったんですが、代わりにバルブを取り付けました、何かで使う可能性も有りますから。
タンクを車載したら、いよいよ本配管。
冷蔵庫を一度出さねばならないので面倒ですが、後にやるエアコンのと理付け作業もありますから・・・
で、配管の取り回しを変え、テールランプのところに引き出すとワンウェイバルブ付いたコネクタを接続。
そしてクランプ留め、 このクランプでもし水が漏れるようなら、もっと強力に締めるタイプに変更しますが、とりあえずこれで行きます。
次にオーバーフローを兼ねたエア抜きライン。
先ほどのタンクのホースを給水ラインと同じ所に通します。
そしたら、今度は再び穴開け作業、 エア抜きホースを通す為です。
給水コネクタと同じく、適切と思われる所ですが、 今回は給水コネクタより適度に斜めに出る位置を探ります。
理由は簡単で、 給水コネクタと並行にしてしまうと、タンクの水が一杯になった際にエア抜きから勢いよく水が飛び出してきます。
うっかり給水ハッチの前に立ってたりしたら、その水がもろに服へとかかる。
全てはチョットしたこと何ですけど、当然起こりうるあらゆる事を全て想定しての事で、いろいろと理由があるんです。
ただし、見かけはいまいちです(笑)。
まあハッチ内は普通見えませんし、使う人間が扱いやすい事こそが一番大切ですから。
ちなみに給水コネクタはほぼ真横から見てこの程度出ています。
理由は、蓋に適度な厚さのスポンジを貼り、 虫や埃などの進入を防ぐために、蓋に当たらない程度の適度にクリアランスを設けてあるんです。 ある程度のぐらつきもそれを考えてのことです。
さて、エア抜き配管を引っ張り出して、Lパイプを実際に付けます。
給水とエア抜きのコネクタとパイプを穴に通して、最後に給水コネクタを適度に締めます。
こんな感じになりますが、エア抜きラインは斜めを向いています。 (^^)てへへ
内部はこんな感じで、 ホースも折れ曲がっていません。
一番最後に、エア抜きライン、Lパイプの抜け止めを兼ねた斜めカットのホースを外側に着け、蓋に付けた給水コネクタのスポンジに当たるようにすれば全て終わりです。
このコネクタも無理が来ないように適度にグラグラさせています。
以上! メンテナンスハッチ内への給水ラインの変更と、 エア抜きラインの設置でした!