一夜明けて、すこしだけ遅く起きた僕。
親父は更に遅かった
昨日の帰りに買って置いた弁当を、レンジで暖めて食べると、家の中を掃除機がけ。
親父はベッドに寝転んで新聞なんぞを読んでいる。
今日は面会許可とった時間が10時なので、少しゆっくりと過ごし、出る前には親父の車の動きが悪るかったドア回りの給油なんかもしたり。
特に後ろのスライドドアのローラー部分が油ぎれで堅くなるので、その解消の為です。
少し混んだ道を抜けて10時には病院に到着。
ICUに入ると、一日ぶりに意識有る母親と対面。
頭は普通に回るようだけど、人工呼吸器がまだ外されてないので声を出せない。
こちらから一方的に話をして、母や首で相づちを打つだけですけど、なんら問題は無いようだ。
昨日のむくみはだいぶ消えて、話?をしたことで、やっと無事に終わったんだという実感が湧いて来る。
親父は?というと、ただニコニコしているだけで、一言も話さないし、
昭和一桁世代だよな~まさに・・・・・・・
上にも書いたけど、一方通行の会話で、しかしも母はやたらと眠いらしく、話すネタもそんなに無いので、適当なところで切り上げるとナースさんとお話。
なんでも今日の昼には人工呼吸器とチューブ類を外し、最小限の必要装備にして歩行を開始するとか。
高度な心臓手術とはいえども、ガンや臓器不全等の病気とは違い、単に弁の交換ですから、交換そのものが終わるとすぐに元通りになるというか、交換=良くなる 訳でして、まるで自動車の部品交換みたいだな・・・・・と思ってしまう。
そんなことも有り、寝たきりになる可能性を防ぐ意味合いと、早期の退院を促す目的の両方ですぐに運動させるんですね。
次に面会できるのは、14時頃とのことで、ICUにいる以上は長居も出来ないし、僕自身の帰り(3時間近くかかる)の事も有るので、今日はこれで帰ることにしました。
病院を離れると、途中で買い物をして12時過ぎには帰宅。
そのまま畑に行って倉庫からジャガイモをもらって、その後は又二人で昼食。
明日は親父1人で病院に行くことになるのだけど、ハンドルを握るのはボケ防止にもいいし、不安が無い現状(運転技能)を維持してもらうためにも、そのほうが良いと思っている。
そうそう、明日の14時以降は、ICUを出て病室に戻ってくるので、普通に話せるし、入院時と余り変わらない状態になるのですけど、一体どんな話をするだろうか?
そう思う僕でした。