帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

金目鯛1/2

2014年03月18日 | Weblog

数日前、突然の電話で、「金目鯛を送ります!」と 見ず知らずの人からあった。

だれ?と思い出せずにいたら、 以前に、些細な行いをした事あったんですが、そのお礼とのこと。 

 

なんだ~ あれか~ と話しているうちに思い出したわけですが、 わざわざ送ってくれた。 

なんでも釣りが好きで、たくさん捕れたからとかなんとか・・・・で、立派なのを8匹も。     

多すぎ!

 

けして仰々しくならないようにと、気を使ってくれているのが手に取るように分る。

再三お礼を言って電話を切ったけど、心はポカポカと暖かい。

 

どこで僕の家の事を知ったのだろう?と聞いたら、僕を見ていた人にその方が偶然?尋ねて分ったらしく、ワザワザ教えんでもいいのに・・・と思うのですがね    

*もちろんもらったタイは、その方の家に別けて持っていきましたよ。

 

物質的な豊かさは人の心をすさませる方向へ働く事が多いけど、 さりげない助けや、日々の小さな親切は社会を暖める。

 

そう僕は思うんです

 

そうそう、余談ですが、 昨日、僕の仕事部屋に、 某所のボスがヒョコリと現れた。 

身長2メートル 体重100kgちかい大男で、 今は大きな部署をまとめている責任者にまで成長した。

で、 Ohhhh! Long time no see!とがっちり握手をして始まる馬鹿話。

30分ほど大笑いしながら 昔話やらなにやらをひとしきり話して、 最後に「又来るね!」といってニコニコしつつ帰っていった。

あいも変わらず可愛?くて、 少しからかったら照れ笑いしながらGI頭を掻く姿、当時と全く変わりがない。

強面なので、若い衆は皆恐れをなしているけど、中身はいたって気の優しいやつで、 ただし短気なところが少し有るのが玉にキズ。

僕が教えた訓練生の一人であった彼も、もうそんな立場になったのかと・・・・

嬉しいような寂しいような 何とも言えない気持ちです。

 

 

 


きゃっほ~!!! 春一番 (^0^)/

2014年03月18日 | Weblog

やってきました春一番!  心から待ち望んでいた春をもたらす南風。

やややや やべ~~~~!   海に行きたい! 血が沸騰する~!

 

ぎゃははは (^~^)V うにょ!  みんな同じだよね!


コロナ CW-1613 ウインドエアコンの 基盤 その4/4

2014年03月17日 | Weblog

基盤解析といっても至極簡単に紹介しているだけですが、その4で最終回。 

最後はブザー周りです。 

ブザーのサウンドはチップのDVOをやはりというか、使っていて、回路的には極めてシンプル。

ダーリントン トランジスタ アレイを通してブザーをコントロールしています。

ちなみにダーリントン トランジスタ アレイの 仕様は

 

次に制御に関するアナログ関連のチップ入力ですが、 ピンク色のAIN/STOP 1~5ピンがそれ。

本来は色々と入力できるように基盤そのものは設計されていますが、 実際は殆どそれを使っていません。

唯一目立つのは 室温の検出を行うサーミスタの室温検知用端子。

信号は そのまま AINに入ります。

他に 15V電圧や 5Vの安定化電圧などを見ているようですね。

 

 

さて、 基盤解析と詠ってその4まで一応やりましたけど、 全体を見渡して思うのは回路構成が極めてシンプルだということ。

実は電子回路はシンプルであるほど故障が少なくなり、複雑な監視やコントロールをすればするほど、プログラムも長くなるし、 誤動作するし、ろくな物ではない。

 

この基盤には コンプレッサーに関する情報入力が スタンバイ関連しか無い事から、 冷媒回路(フロンサーキット)関連の圧力や 温度 加熱等の監視要素は

コンプレッサーユニット内の一体の独立構成していると思われます。

大型の空調設備とは違い、爆発などの恐れも少ないですから、センサーを多数設ける必要も無い点から成し得る構造ともいえる。

逆に言うと、 キャンピングカーに車載するには非常に適しているということかな~!?   えへへ

ただ、コンプレッサーがインバーター制御されているというわけではないので、起動時の音は出ますし、気温が上がって内圧もそれにつれて上がると、 

コロナお得意のジクジクジク・・・・ というコンプレッサー音が出る可能性も否めない。

 

まあ、このウインドエアコン自体は僕としては初めて使う物ですから、 夏になってみないことには何とも評価しがたいです。

音に関してですが、単にフレームに取り付けて有る状態だと、二つの爪に重量が載るわけですが、底部に約12mm程度の隙間が出来ているので、 此処に制震材を挟めれば音もかなり軽減出来るのではないか?と思っています。

 

とりあえず、シリーズ組んで紹介しましたが、この先気になるのが 結露水を処理する機構部。

これはモーターを使って円盤を回転させ、 加熱したコンデンサに水をかけることで気化熱を利用する事とドレンを兼ねている。 

これが実際の運転に際して、 ただの 水のまき散らしになりはしないか?と心配しています。

故にドレンホースを設けるわけですが・・・・

基本的に室外に出る部分は窓枠(アルミサッシ)に載る構造ですから、 漏れても外に流れ出る想定での設計だと思いますので、キャンカーだとその辺がどう出るかは判りません。

 

場合により基盤から、不用なドレン用モータの配線を遮断しようとおもっています。単にコネクタ抜くだけのことですから。

 

さて、以上で基盤解析 終了~~~~~~~~!  え?もっと詳しくはならないか?ですって?  そうなると説明のための用語説明等を逐一しなければ

ならない世界にはいりこんでしまう、退屈になるだけ。      がははは

 


ハイエースキャンピングカー ウインドエアコン取り付け 1/2

2014年03月16日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

このブログで紹介した様に、簡単改造にてウインドエアコンをEU9i(エコモード)で動かせる事ができました。

そこで今回は、改造の終わったエアコンをキャンピングカーに取り付けます。

毎日少しずつ行っていた加工20%程度と、今日の作業80%を併せて取り付けを全て終わらせました。

後は、メンテナンスハッチの到着を待って、最後に配線となりますが、これはいずれ又紹介。

 

幸いな事に、 家の車はリアのキッチンキャビンに都合良くクローゼットスペースが有りまして、そこにウインドエアコンがすっぽりと収まる。

ただしこれ、一番車体の後方になる場所なので、 室内側への冷気エアの流れを考えると、そのうち一工夫する必要が有ります。  

それは又後日行うとして、今回は取り付けまで。    ねっ!   てへへ

 

検討した結果、やはり位置的にこうなりました。

理由は 室外ファンの排気ダクト体積を最大限に取れるからです。

ウインドエアコンをこうしたバンやキャンピングカーに取り付けるに際して一番問題なのは、

室外の空気をどう取り入れ?、 どう排出するか?ということで、おかしな設置をすると排気の加熱したエアを吸気として吸って、

際限なく循環するエアショートサーキット状態になる。

 

そうなれば熱を含んだエアを又吸うわけですから、極端に冷えが悪くなる上、コンプレッサーが加熱&フロン圧に異常を検出してエアコンが停止する。

昨今の35度オーバーなんていう真夏の気温では、いかにしてこれを防ぐかが快適なエアコンライフ?の分かれ道です。 ははは   ← じゃね~よ! 早くやれって(笑)

 

で、吸気はエアコン後部に都合良く?有る窓を開けて行い、気温の低い雨天時はファンネル(以前ラクールを取り付けた際に設置した換気口)から、 

排気は天井側面に大きな穴を新たに開けて排出する方法にしました。 

 

まず殻(エアコンのカバー)を前後とも取り外し、 フレームに入れては色々と試行錯誤。     これまた都合良く真っ二つになって取り外せるんです、まさに貝殻 

エアコンが室内側に出っぱるのは邪魔だし、 かといって奥に入れるのも限度がある。

    

一番奥まで入れてしまうと、 室外ファンの排気通路断面積が十分にとれない。

で、一番狭いところでだいたい30~40mmの奥行きが取れれば十分と判断。

排気ダクトの一番狭いところの横幅を 約150~200mm程度と考えると、 中央のアルミのフレームから右側へ80mm程度の処までエアコンの排気口が来る事になるので、 左のブランクとなるスペースを目一杯排気通路に使う事としました。   できるだけエアの流れる面積が大きい方がいいんです。

写真の青い四角は、車体天井サイドに開ける穴の予測位置です。 

以前話したように、ピラーの直上(ピンク矢印)によけいな隙間が空いているので、 これをアルミ板で塞ぐとして、黄色丸印の部分が一番狭くなる部分での断面は30×170mm となり、

エアコン排気口の下半分のエアが通過するに際して殆ど排気抵抗はゼロ。

 

その下はこんな感じですが、 これはダクトで覆われます。

位置が決まれれば各部を採寸、そして図面起こしをして材料切断加工に入ります。

実際にアルミ板を取り付けて、ネジ止め。  

アルミ板の横幅は250mm 両サイドに立つ板の厚さは15mmなので ダクト内横幅170mm前後で妥協。

そして、仮で組み付けた物を全部取り外し、思い切って天井横部分に穴を開けます。

 

ほれ!    爆笑

で、当然換気口を取り付けます(まだ仮付け)。   

実は、この換気口にはスリットしか無く、 そのままだと てんとう虫くんやら、カメムシ君がここから入り込んで集団生活を始めるので、メッシュに金物を張る事で進入を防止しました。

それが終われば、いよいよ本格的な組み立てに入ります。

 

しかし、今日は朝から暖かい  えへへ

 

取り付けてあった、外側換気口を一度外し、ダクト位置が適正であるか?など確かめながら組んでいきます。

ダクトはもちろんシーリングし、一切の排気がダクトから漏れないようにします。 同時にこれは本固定することでもあります。

上半分のバックパネルが終われば下半分を張り、いよいよフレームの固定。 

 

下の写真を見ればお分かりだと思いますが、エアコンの排気口が細長くダクトに接続されるようになっています。

接続部分は細長いですが、その左側に大きなエアの通路がある。 

 

吸気エアコンに吸気されるエアは 使用時に窓を開けることで、下半分吸気が行われ、

上半分はエアファンネルからの吸気となる。

雨の日は窓を開けられないので閉めますが、その場合は上だけからの吸気。

そうした条件下だと気温が低いのと、ファンネルのダクト径が100mmあるので十分と考えています。

 

最後に、アルミのエアコン取り付けフレームと、ダクトのバックボード及びサイドを全て木ねじにて完全固定。

これで、取り付け台を含めた室外空気循環部の作業は終わります。

おっとと・・・忘れていた、一応ドレン口があるので、その為の穴開け加工後の写真。

追記:台下補強。

エアコンはかなり重量があります。  

そのため、 載せている台が走行の振動でやがて抜けてしまう恐れがある。

側面の合板はかなり丈夫なので、 これ使って 台を下から補強しました。

2×4の角材とベニアで重量分散のための簡単な補強です。

まず角材その物は台の板に下から木ねじで固定。

その2X4を持ち上げる感じで側面に合板二枚を取り付けて支えるような感じです。  一番良いのは切り欠きを造る事ですが、面倒なので・・・・ ← 横着男

力の方向としては前後左右と上下に架かりますが、 穏やかに力が加わる前後左右に比べて上下はもろに重量がかかるうえに、テールに近いので振動も激しい。 

様子見て必要なら更に補強しますが、ほぼこれで大丈夫だと思います。

 

 

さっそく、エアコンを取り付けて試運転してみます。

えっちらこ!と重いエアコンを運んできて、 排気と吸気のグリルの間にエア漏れ防止パッキン貼り付けをして、「よいしょ!」と取り付け。

取り付け取りはずしそのものは、ワンタッチで行えるので便利。

そして背面の窓を開けて、エアコンが寸分違わず収まっているかを確認します。

見ての通りに、室外ファンの吸気の半分程度の開口面積しかありませんが、上の方まで十分な体積があります。 

中古のエアコンなのでグリルの一部分が折れています(笑)

ちなみに左の鍵は この前取り付けた給水ハッチの鍵

次にパッキンの収まり具合を確認します。 

黄色矢印一番上が フレームと排気ダクトやバックボードとの接合部分。

当たり前ですが、ピタリ! 

そしてその下の矢印は、 エアコン背面の吸気室と排気ダクトのグリル接合面で、パッキンで寸分違わずピタリ、適度な接触圧であるのが判ります。

ちなみに、ドレン穴。

これは、近いうちにシリコンの外形10mmホースでドレン配管を施します。

 

これでOKとなれば、配線に移ります。

まずは改造した制御回路用のインバータの電源取りだしですが、これは車体後部のオグジュアリーボックス内部のバッテリー配電ターミナルからヒューズを経て、配電します。

インバータその物は冷蔵庫の下の、引き出し、の更に下に有る僅かなスペース。 

黒いプラグがエアコンの制御回路へ行って、 白いのは キャビンサイドに設けてあるコンセントに行きます。

容量が150Wと容量が小さいですが、影響テレビ程度の小型家電機器を使うためのものでして、 それ以上の大型機器は この間取り付けた1KWインバータでドライブします。

さて、このインバータですが、一応キャビン側からオンオフしたいので電源ラインにスイッチを設けます。 

スイッチはオンしているときにLEDが点滅するタイプの物で、 消し忘れ防止の為です。

とりあえず配線だけを通して、現在は部品待ち。

来たら下の写真の黄色丸の処に取り付けます。

後、ピンク丸部分は 発電機と1KWインバータの切り換えスイッチを取り付ける予定の場所。   発電機使用を想定していますが、

電子レンジを短時間使う為に発電機をだして動かすのはかえって不便ですから。

テストしたところ、電子レンジもエアコンも インバータで稼働する事が出来ています。    あたりまえですけど 

*バッテリー一つだと車体のエンジンをかけない状態にて、電子レンジで一〇分程度、エアコンで三〇分~六〇分くらいの稼働時間ですかね。 

配線に使う部材はたいしたこと無くて、 普通の家庭用内線の3路スイッチと コンセント等で回路を組むだけの事。

面倒なのは 発電機の電源線取り込みで、今の場所は取り扱いが面倒。

以前から移設をしたかったので、ついでに長い配線を収納する場所も兼ねて収納を造ろうかと・・・・

故に黄色斜線部分をカットして ハッチを付ける予定です。

以上、ウインドエアコンの取り付け工事??? そして配線の一部でした。

疲れた・・・・・ てへへ

 

 

 


世の中は甘くない

2014年03月15日 | Weblog

よね! 

 

春休みの娘の話です。

学生時の春休みは案外長いもので、 もったいないので、バイトでもしたら・・・と勧めてみた物の、その時にはすでにいくつか応募をしていたらしい。

ところが現実の壁が立ちはだかった・・・ 

「モデル(現在無報酬)でお金をもらうなんちゅ~真似は絶対駄目!」と口やかましく言っている家では、金銭稼ぐのは汗水垂らしてというのが基本ポリシー。

 

千円、5千円、1万円稼ぐことがいかに大変な事か?を先ず知らねば、人としての仕事に対する基礎すら出来上がらないからです。 

ポーズとって写真パチパチで、ハイ!数万円なんて事を覚えでもしたら、その時点で人生は終わりだ。 

 

そんなものは若さを金銭換算しているだけの、最も卑しい所行だと、すくなくとも僕は思っている。

故に「疲れろ! 汗をかけ! 叱られろ! 嫌な思いをたくさんしろ!」 と・・・・ ところが、アルバイトとはいえなかなか仕事が見つからないことに家の娘は驚いていた。

 

バイト募集を見つけると、話を聞いてみるが、 必ず長期の人を求めている!と言われるらしく、うちの子はまだ学生故に、長期=即勉学をおろそかにすること に繋がる。

春休みだけの短期等というのはそうそう無い。

 

この事で娘と少し話をしたわけだが、 世の中は雇用する側にとって”極めて都合良い人間”しか求めないシステムになっている。

とくに秀でた能力を要さない類の仕事は、まさに奴隷の様にこき使われる    替え玉等、腐るほど居るからだ。  

バイトの求人は ”一日3~5時間から 短期OK!” とデカデカ書いて有っても、 実際に応募をすると 「フルタイム しかも土日もでなければ困る、 そして最低3ヶ月」

とくる。

 

「アホかいな?」 そんな大嘘を平然とつくから人が集まらないわけで、 嘘つき先程、常時人を募集しているもので、都合よく長期間働けるのが良いと行ってくる。

出始めから人を騙すことに抵抗ないのだから、雇う側の頭の中身等、たかがしれている。 

*ちなみに、 もし同じ職場のであるなら、このアルバイト採用官?は、僕が喜んで虐めてやるタイプ(自分のご都合優先)の人間。

   

相手が学生であれば、何が大切で、メインでなければならないか?という面で、雇う側もある程度の配慮は考えねばならないが、それすら出来ないのだから、

正規社員の職場環境もたかがしれているであろう。

 

言うなれば本質を見通した保護的観点が欠落しており、単に”もう大人なんだから自分で考えての行動であろう”という側面に甘えていると言うこと。 

大企業でもこんな感じの観点があり、ブラック企業となれば言うまでもなく、雇用する側のみがっては極限状態となり、雇われる側は まさに奴隷そのものだ。

 

娘の友達も、同様にアルバイトが無いことに一様に驚いているらしくて、そんな話をしていて僕は、「自分がどう生きていくか?」ということが長い人生にどれだけの

影響を与える物なのか、かという事を娘に淡々と話した。

 

自分が思う様に生きたかったら、力を付けろ、そして雇用する側が「この人に辞められたら絶対に困る・・・」という思いを起こさせる能力なり技能なりを身につけろと。

世の中は冷たい。

誰でも出来ることしか出来なければ、 どんなに学歴が高かろうがなんの関係もない、現場で求められる能力こそが最高の力で、 簡単に言うなら相手を意図もたやすく

屈服させられれば良いわけだ。

 

この日本社会では、女性と言えばどの会社も花嫁を募っているようなもので、 現実的に大企業になる程 綺麗な女性が社内に多い。

そして結婚すれば 「さよなら~~~!」 若くて綺麗な替え玉は腐るほどいて、しかも向こうから毎年来るのだから。

 

男女平等? 雇用均等? 男だけの世界見ても、メチャクチャ差がありまくりで、 そこにきて何が男女平等なのかさっぱり分らない。

生まれたときから皆平等なんて言って育てるから、 上手くいかないと無関係な人を刺したり首を切り落としたり、毒物を撒いたりするわけで、 人は生まれながらに

それぞれ違いがあり、 差も有りまくりで、故に努力し、親切は人のためならずなのだと・・・・

 

自由と平等は 戦後アメリカがもたらしてくれた物、 しかしながらこの国ではそれが極限までゆがめられて教育に取り入れられてしまっている。

先生そのものが自由ということばすら説明できないという現実、自殺はどうして駄目なのかも同じく。

 

自由とは本人の思うとおりに気ままにやれること(選択できたり何かをすること)ではなく、 単に特定条件下で許諾された”選択権の広狭”でしかなく、

平等は 一人一人が生まれたときから持つ、将来への可能性を元に、可能な限り良質、かつ人の根本的尊厳に基づく チャンスを均等に提供するだけのことである。

 

当たり前だが、 この両者ともに、 あくまでもたらす側の都合により形成される物であることは、すぐに分ると思うが、 そのもたらす側の品質を維持するのが

民主主義、すなわち権力の交代制。

 

勘違いしている輩があまりにも多いので、あえて書くが、 民主主義とは 民衆の都合良く 国の中枢機関が動いてくれることではない。

権力は必ず腐敗するので、 腐敗したら 選挙により 権力を新しく作り直すことそのもの、たったこれだけのことだ。

自由、平等、民主主義というこの三つは上記の通りの定義であるが、いわゆる世の中の知識人といわれる、いや自分で喧伝しているやつばかりだけど、

彼らの言っている事をこの定義に照らして考えてみると、 いかにおかしな事を言っているんだろう・・・・事に、至極簡単に気がつく。

 

知識人なんて類の人間ほど宛にならないものはなく、 ましてやコメンテーターに至れば、タダの阿呆・・・

 

共産主義、社会主義は この権力の交代制が存在しない(理論的にはなされることになっているが)、社会構造であり、自由と平等をやたらと口にする

これを信奉している事がすでに論理の破綻を自分で来しているわけで、まあ常に権力側の都合良くねじ曲げられるのが人の世という物。

 

幸いにもこの国は 憲政史上最低最悪の社会主義政権だった民主党を 民主主義(選挙=権力の交代制)により 自民党へにすげ替えた。

このところ、 相変わらず お花畑思想で真っ赤な脳みそ詰まっているマスコミと知識人やらの下らない政権批判により、 安倍政権の支持率が落ちているかとなんとか・・・・

 

なんで1mm四方でも良いから脳みそを使わないのだと・・・・ ぼ~っと報道番組やらで流れる コメンテーターの根拠無き言葉を聞いて鵜呑みにしている人間があまりにも

おおいるのかと?

なんとも情けない気持ちになるのは 僕だけなんでしょうかね? 

 

 


最近 DIY の話ばかりなので (^^)

2014年03月14日 | Weblog

↑ 軍用車ハンビーのシフトレバーです、懐かしい写真を見つけてアップしてみました。

 

 

昨日は、風も雨も ”激”にならず”強” 、さらに夕方の短時間だけの小嵐でした。へへ

 

今日はお土産の残り雨と寒い風で、 でも大気に含まれる水の香りは春を含んでいて優しい。

なんでも明日から更に気温が上がり、 週の半ばには20度を超えるかどうか?という

ところまで行くとかなんとかで、 こうなってくると 有る物がムクムクと鎌首をもたげてくる。

 

ん? ぎゃははははは!  勘違いしないでくださいね、 海ですよ、海!

ちなみに、そちらの方は若い頃から特段変化無しですハイ(爆笑) /(^=^)敬礼! 

 

ここ数日、ネットで新しいウインドサーフィンのボードをチラチラと見始めていて、 というのは現在使っている愛用のボード SONIC125 がだいぶ 古くなっている為。

故に、新しいのが欲しくて仕方ない。 

舌なめずり?しながら 中古を見ていますが、 一つ良いのが某ショップに有って、買ってしまおうか迷っている。

SONICを使い続けた理由は 僕が乗る風域 5.5くらいから10.0のでかいセイルまで、

これたった一枚でカバーしてしまうからなんです。

サイズ的にオーバーでも10.0を詰めるのは嬉しいことで、今のボードを110Lにしてしまうと、

相当に難しくなる、なので踏ん切れない。 

で、モンモンモン  ← 相変わらずのお馬鹿 

 

そういえば、バカ早いスラロームボードもいいのですが、 癖無くて気軽に楽しめるフリーライドがいいなと・・・・ 簡単にプレーニングできて、さらにジャイブのしやすいのが良い。

あと、 弱いボードはもううんざりで、うっかりボードから落ちてハーネス軽く当たってだけで穴が開いたり何て~のは論外。     たったそれだけで・・・は相当に頭に来る。 実際

デザインや見た目云々より、とにかく壊れない物が良いですね。

タダでさえ、”うっかりブームパンチ”をやらかすことも年に何回か有りますから、すぐにボコボコになるより、重くてもいいからとにかく 鋼鉄?みたいなのがいいな~  汗汗汗

今のボードは、ノーズがやられる度にFRPで補修かけてきたので、ノーズだけ見ると戦車なみの強度。  ばははははは!

しかし、毎年買い換えたいといいつつも、去年も結局 同じのをずっと乗っていたし、 傷むとむとすぐに直してしまうし。

同じ事の繰り返し、言い方変えると進歩無い人間ということになる??? んん? 

 てへへへ   ← しょうも無い男です。

 


コロナ CW-1613 ウインドエアコンの 基盤 その3/4

2014年03月14日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

今日は 室内側ファンをコントロールしている SSR ソリッドステートリレー やマイコンの周辺一部分です。

まずクロックはクリスタルで 8MHz とオーソドックスな周波数で、 SCLKはこの基盤では使われていません。

MISOは マスタ入力で、 リモコン受光部の基盤にケーブルで行っています。

何らかの信号をこれで受けていると思われますが、 受光部基盤まで写真を撮るのが面倒なので写真撮影をしていません、あしからず。

 

室内ファンのコントロールですが、ソリッドステートリレーがAC電源を直接 オンオフして廻していますが、そのリレーその物は マイコンの MSOI端子から ダーリントントランジスタアレイを通じてコントロール。

ソリッドステートリレーは次の仕様で、 当たり前ですが、 電圧の高いAC100V付近に マイコンの端子をうろつかせる訳にはいきませんから、 トランジスタアレイを入れてパワーを補うと供に緩衝の役目を持たせています。

 

RXD UARTデータ入力ですが、 この基盤では コンプレッサーのメインリレーを見ていて回路にはトランジスタアレイをやはり咬ませています。

*コンプレッサーへきちんと電力が供給されているか?を監視しています。

マイコンチップのそのRXD端子の左が TXD、 出力端子で、 これでトランジスタQ7を

直接ドライブすることで制御部のDC15Vをリレーに供給、コンプレッサーの始動補助リレーをドライブ。

RXDとTXDの二つの端子で 一番重要で電力を食う(重要な部分)ところをコントロールしていると言う形です。

 

受光部基盤は 電源のオンオフのメインスイッチや、リモコンからの信号処理をうけもっていて。

マイコン端子からの流れは下の写真の様な感じです。

赤線は 受光部基盤のDC15V電源線、 クロ線はDC5V電源線 で、マイコンのTEST端子に接続(もしかするとオートモード用かももしれません)、黄色は受光部基盤からの 電源戻りラインです。

赤線は 発振子端子で XIN ケーブルで受光基盤へ、ただしXOUTはこの基盤では使われておりませんので、両方ともブランク。 

水色の線はINT4/TC1で リモコンで温度設定や風速設定等を変えると、 ここで割込信号を受け、 必要な情報を MSOI 等で受け取ることで、マイコン内は必要なルーチン処理に移ります。

次へ続く。

 


コロナ CW-1613 ウインドエアコンの 基盤 その2/4

2014年03月13日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

今回は基盤の解析、説明するとわけ分からなくなると思いますので、ほんの少しだけ。

アウトライン的で簡単な物ですけどね。 てへへ

最初は、 例のトランス二次側から INT1入力を造りだしているあたり全体です。

トランスの二次側から引っ張られたパターンは 半波整流されて、 トランジスタ回路へ、

そこで DC5Vの矩形パルスになって 8ビットマイコンの INT1 へ導かれています。

*Q7の斜め下に間違えて+5.5Vと書いていますが、17VDC 半波整流波形です。

回路的には至極基礎的で簡単な回路を使っていて、コンパレータ回路かと思ったんですがそうでないようです。

概要は、このメモ書きの通りで、 パワーサプライは 同じくトランス二次側から生成された 安定化電源回路の5.2Vで、 矩形波回路と マイコンにもVDD電圧として供給されています。

両者とも回路的にGNDが同電位レベルなので、 INT1は 5.2V 入力。

これを割込信号として入れてあげる事で、 マイコンチップ内でおそらくアナログディジタル変換して 周波数? と 電圧を監視していると思います。

ただ、インバータからの入力周波数を50Hzにして、 本体の電源を 60Hzにしても

エアコン自体は動きます。   やはり、電圧だけなのかな????

 

プログラム無いので、正直この辺は予想するしか出来ませんね。 

ちなみに、このマイコンはスペックシートにあるように、電圧検出機能をもっていますが、

それをそのまま使っているのかは不明。

参考までに、簡単にはいかない理由として次の三つ

1. 17Vへのべース入力回路を切断すると トランジスタのベース回路が解放され、

INT1には フラットの5V信号が行き、基盤は動作しません。

2. INT1へいく配線を切断して 0Vにしても、 基盤は動作せず。

3. 17Vのベース入力をフラットの直流17Vにしても 基盤は動作せず。

 

なので、 回路的に 疑似信号を造って INT1へ入れてあげれば基盤は間違いなく動作すると思いますけど、いちいちそんな物をつくるという事の方が面倒くさいですよね。

マニアじゃないのでやりたくもないです、ハイ! 

 

スコープによる波形観測ですが。 INT1への入力信号。

次が GND すなわちエミッター電圧。 当たり前ですが0V

そして ベース電圧。

ダイオードで整流して半波になったのを抵抗かまして、約1V位にしています。

最後に整流直後の 半端となったトランス電圧。

 

以上でINT1への割込信号回路は終わり。

この回路の周辺としては、 IC3による マイコンリセット 信号回路。

右下の方には コンプレッサー等のリレーを動かすための電源回路でもあるDC15回路。

等があります。

 

この続きは次回。

 

最後にTMP86C807NG 8ビット ワンチップマイクロコントローラ のスペックなど一部

アップします。

ネットには PDFで詳細なものがありますけどね。

  

 

 

 

 

 


ハイエースの修理 バンパー脱着方法 & 塗装DIY

2014年03月12日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

2月の後半から 側面をぶつけたハイエースの板金?やら修理?やらをやってきましたが、懸案だった塗装が終了。 

これで一連の作業は終わりです。     後はウインドエアコン取り付けくらいかな・・・・ 

 

今回塗装したのは前と後ろのバンパーのみで、交換したスライドドアは殆ど色の違いが目立たなかったので(というか言われないと解らない程度)、やりませんでした。

 

なんでバンパーだけにしたのかというと、他にも理由があって、 おそらくメーカ指定のペイントカラー 046とはいえ、 20年落ちの太陽光に照らされ続けた経年塗装とでは

焼けなどによる色の違いが必ず出ます。  前、真ん中、後ろが真っ白、その間がくすみ色じゃ シマウマだべな・・・・(爆笑)

調色して色会わせをしても良いんですが、その為の調合用にグラム単位の微量販売なんかどこもしてくれませんから。

 

面倒なこともあって、初めは後ろバンパーだけでもいいか・・・とはっていたのですが、 結構な量(500g)有るので、 どうせなら色あせ&黒ずんで、どうやっても下回りの汚れが

落ちなかった前バンパーとやってしまえば バランスも取れると。     多分(笑)

 

で、今日は気温が高く、天候も穏やかだったので昼休みに塗装をしました。    

ちなみに、 DIYで塗装をやるには でかいコンプレッサーとスプレーガン、さらに広い場所や塗装の知識と技術的な経験、 実際のテクニック等も必要なので、普通の方がやることを僕はお勧めしません。

 

なのでブログの記事としては、ざっと流す程度にしておきますね。 でないと、とんでもない文章量になってしまいますから。 

この記事では、そんな観点から、バンパーの脱着の方を詳しく扱っています。

 

これには他に理由があり、結構メジャーなハイエース(僕のは100系ですが・・・)なのに フロントとリアのバンパー脱着方法を紹介してある記事がネットに無いんですね。

200系も基本的には同じなので参考なればと思います。 

 

まず塗装の下地処理、これが結構面倒でして、 本来は古い塗装を全部落としてやるべき物ですが、そんな手間暇かけてやる意味を感じなかったので、 古い塗装の上に単純にのせています。

食いつきを良くしないと、後でダンダン剥げてくるので、400番程度のサンドペーパーと、細かいところはナイロンタワシで、全体をくまなく傷つけていく? これが結構面倒で時間もかかる作業。

後ろのバンパーは形状が簡単なので簡単ですが、フロントは格子とかがあってね・・・ これ日曜日から開始で、とにかく時間のある時に チョコチョコとマメに傷を付けていきます。

 

雨降ったら嫌だな~と思いつつも(洗わなければならなくなるので)、出来る限りやる    あはは

 

で、モール部分はマスキングテープを使って綺麗にマスキング、 細かいところを15mmで、 幅の大きいところは普通の養生用テープでやりますが、 

この状態で通勤は結構みっともない。 

 

今日はいつもより早く出勤して、まずはバンパー外し、 真っ暗だったのでその際の写真はとっていませんので、終業後の塗装が終わった写真で、ばらし方を紹介します。

まず、ドアを開けると番の部分に隠れるようにネジの頭が見えます。  まずそれをドライバーで緩め、次に黄色矢印の処をドライバーで押すとコーナーランプが外れます。

コーナーランプはフロント方向に手で引くようにすれば全体が取れますので、 ランプの配線コネクタを外します。

ちなみに、コネクタは非常に外しにくいので注意。

ランプ裏はこんな感じになっていいて、固定はネジ一本 赤矢印部分、 後の黄色三カ所が差し込まれて固定される

簡単な構造です。

左右のランプが外れたら、 フロントグリルをはずします。

まずヘッドライト横の赤丸部分に二本のネジで留まっていて、これを緩めて外すのですが、自分のはこのネジが悲惨なくらいにさびていたので、

取り付けの際には交換しました。

 

左右の固定ネジ、合計4本外したら、後はグリルを手前に引っ張るだけ。 

写真を見てお分かりのように、 真ん中辺りは 上は穴差し込み、下はクリップの合計10ヶ所での固定ですが、見たら解ると思いますが、

多分一つや二つは折れているかと・・・壊れやすい部品ですから。 

 

上のはこんな部品

この部分に差し込まれています。  黄色矢印部分。

下のはこんなの、 

これは引っ張っても抜けないので、つまんで90度寝かせると抜けます。

で、元に戻しておく。

グリル取り外した後は、まずウインカーの取り外し。  この形式の車はバンパーにウインカーが固定されていますが、 ネジを一本緩めるだけ。

配線は外れませんから、ソケットを緩め、電球が付いたまま分離することになります。

次が ナンバープレート外したところに隠れているボルト とバンパー左右角にある 固定ボルト。

これはずれたら、 正面上にある4本のボルト

水色の矢印は 先ほどの グリルのクリップが差し込まれる部分です。

これで一応バンパーは外れることになりますが、最後に バンパー左右の下角。 内部にこんな金属製玉ころが付いていて

これがバンパーの内側にパチンと挟まれて(差し込まれて)いるので注意が必要です。 

これはバンパーのコーナー部分を自分に向けて引っ張るかして外します。

万が一、差し込み部分が折れても支障はありませんが・・・

 

これで、バンパーが外れましたので、後は塗装。 塗る時間そのものは10分もかかりません。

写真は 昼休み終わり頃にある程度塗装が乾いた段階にてモールのマスキングをはがした後のものです。

板金屋さんと同じ、ウレタンの2液塗料なので、 硬化剤とシンナーの調合、そして気温により 硬化速度や仕上がりが色々と違います。 

 

今回はバンパーなのでツルツルにはせず、意図的にゆず肌状態になるように堅めに仕上げてあり、その分シンナーが飛ぶのも早い。

本当はサフェーサーとか下地処理を色々するべきなのですが、それを商売にしている訳ではありませんから、プロ並程度の仕上がりで

十分。 そもそも車体が14万キロですから。 

 

 

さてと、今度は組み立て。

方法はバラシと全く逆の手順で組んでいけば良いだけの話。

家の車の場合、 バンパー左の、ボルト固定されてるベロ部分が折れていました。

なので、その部分は金具を使い、折れのこり部分にしっかりネジ留めすることで、代用しています。

しかし・・・・新しい塗装したバンパーと 右のドアの色が明らかに違う(爆笑)

もう一つ、グリルの端っこにあるネジ留め部分に割れが入り始めていたので、ナイロンワッシャーで

ツバ部分を全体保持する固定方法に換えました。

ネジがぼろぼろだったので、交換も兼ねています。 

赤丸部分の、ツバ上部が割れているのが分りますよね。

 

そして最後にコーナーランプ、

 

以上で終わりです。

完成写真。

塗装面はこんな感じ。

 

後ろバンパーですが、塗装方法は全く同じで特に紹介しません。

ただ、 脱着を一応後でアップします。 簡単ですよ! 

バンパーは6本のネジと両サイドにある、 噛み合いにて固定されています。

ネジ4本はこの位置

そしてステップのところに、二つ。

 

噛み合いを外すには、全てのネジを外した後に、水色矢印の端っこを持ち、外側に広げます。

かなり堅いです。

ちなみにリアにあったぶつけた事によるペイント剥げはサンドペーパーでならし、 厚めに塗って綺麗に仕上げました。

綺麗でしょ (笑)

参考までに噛み合い部分の写真です。

 

以上で終わりです。

 


The Largest Submarine in The U.S. Navy

2014年03月10日 | Weblog

滅茶古い技術! 時代ですよね~!(^^)

このビデオのオハイオ級潜水艦ペンシルベニアは、今にも繋がっている最新技術のてんこ盛り   ただし25年くらい前ならですが。

キャリブレーテッドのシールを見て、昔を思い出し、思わず苦笑いしてしまう僕。 

今の魚雷に至るまでの 圧縮エア魚雷、 バッテリー駆動の大型魚雷、 という遙か過去の遺物まで 紹介されていて。

まるでチャップリンの世界のような、穏やかな? 映像に僕には思えます(爆笑)

この程度の技術なら誰も苦労しませんよね

 

超~~~~~~~~~~暇な方がいらしたら、解説を聞きつつ、レトロな映像も堪能してもらえたらと思ったりもします。

 

そういえば、マレーシア航空の事故は、単なる事故ではなく、 おかしな大国が行き着く先で、テロ絡みで有るとしたなら・・・無事に見つかることを

ひたすら祈ります。

世界の平和こそが、全ての人の願い!  ですよね~ えへへ

The Largest Submarine in The U.S. Navy


コロナ CW-1613 ウインドエアコンの 基盤 その1/4

2014年03月09日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

超簡単改造でウインドエアコンをEU9iのエコモードで動かす記事の、一応続きです。

 

で今回は、基盤を簡単解析する!の、その1で、写真がメインです。

まずは基盤の全景

次にリレー部 コンプレッサーのメインリレーと 始動用リレーです。 この二つは常に連携しながら動作しています。 

ちなみにキャパシタ と コンデンサは同じ物で、 日本ではコンデンサ、 欧米ではキャパシタと呼ばれています。 

その少し上が 室内及び室外ファン、 ドレンモータの配線コネクタ、そして 制御回路(室内ファン含む)の保護ヒューズ。

ヒューズはAC回路の半分含めて、全体の約半分を保護する感じです。

コントロール基盤(リモコン受光や電源のオンオフ)に行くフラットケーブルと 本体のコンプレッサー横でかい(CMキャパシタ)のコンデンサーから来る電源配線(赤線)。

前回の改造1/2ではこれの配線位置を変えています。 2/2ではそのまま無改造で、普通に赤い配線のコネクタが差し込まれます。

制御部と ACリレー回路(コンプレッサー等を含む)を切り離しているトランスです。

このトランスの横には 二つのトランジスタと、 一つのIC

トランスの出力(約AC12V)側にある制御回路用整流回路で、 DCで約15V位を造りだしています。

そして ワンチップマイコン等を動かすための DC5Vを造り出す 安定化回路、

ぴっ! という音を出す ブザー と、 室温を感知するセンサーの入力端子。

最後に 基盤の中で重要な働きをする 3つのチップですが、

まずは室内ファンの電源を直接をコントロールする ソリッドステートリレー

そして ダーリントントランジスタアレイ と 東芝製の 8ビット マイクロコントロールチップです。

 

 

以上基盤の大まかな説明、

次は マイクロコントロールチップをとりまく各部の配線などです。

大まかですけどね  

 

 

 


パジェロミニ H56Aターボ の燃料ポンプ(フューエルポンプ)交換

2014年03月08日 | 

もうすぐ17万キロになる、 家のパジェロミニ。   

今回、燃料(フューエル)ポンプを交換したんですが、正直言って「三菱自動車はアホか~?」、いやいや 「大バカ物だろ?」というのが感想。

せっかくなので紹介しますが、 簡単ではないので自分でやろう!等と思わない方が賢明です。

年式により 簡単に交換出来る用になっているみたいですが、 H56Aは最悪でした・・・・ 

 

さて、車も15万キロを越えると いろいろと出てくる物ですが、特に用心すべきは燃料ポンプ。 

これの寿命は明確ではなく、 ある車は10万Km、ある車は20万Kmと、もしくはもっと走ったりと それぞれ違う。

ただ、やっかいなのは 「あれれ?」という感じでエンジンが突然にストップしてしまうと、全く走れなくなる事も珍しくない故障。

近場なら友達の整備工場に連絡してローダで載せて行ってもらえけど、遠出していたら間違いなくその日は家族全員が電車にてお帰り。

さらには整備の工賃がやたらとかかる・・・・ 特にこうした変なところの整備性が最悪のタイプの車はです。

 

理由は記事を読んでもらえれば解りますが、 とにかく大変です。

整備工場設備があれば、さほどではないのですが、油圧リフトなんか普通の家に有りませんから、DIYでやろうとすると必ず重作業になる。

そうした、典型的パターン。

 

ちなみに、日曜日に車を洗ったり、掃除をしたりするのが好きな方も居るので、後ろのシート廻りを外す方法も丁寧に紹介しつつ入ります。

 

普通、どの車でも燃料ポンプは故障する可能性が普通に有る箇所ですから、大抵はタンク直上(大抵は後部座席下かトランク)に整備用ハッチが設けられている。

なので、当然にこの車にもあるはず???ということで、 まず後部座席周辺の取り外しをします。

 

リアのドアを開けると、 すぐに目につくのが物入れ。

座席を倒すと一応はフラットになる構造で、物入れと倒した後部座席の間は、隙間が開かないように生地の一部がマジックテープでシートに張り付いています。

このテープを両方ともバリバリめくると、物入れの”蓋”がそのままあっさり取り外せる。

次は物入れ”本体”の取り外しですが、 特に難しいことは無く、周辺と底にあるネジ(計5本)をドライバーで取り外すだけ。

ネジは黄色矢印部分ですが、全部取りはずして上に持ち上げれば、これまたあっさりと物入れが外れる。

 

次は後部座席のボトムシートですが、 これは車内から端っこ部分を持って、力ませに持ち上げる簡単に外れます。  *結構堅いので注意。

シートには写真の様な金具が4つ有り、黄色矢印の金具は 水色線の様に 背もたれの下のに差し込まれるようになっていて、

赤矢印の金具が青線の様にしてソケットに差し込まれる構造。   シートそのものは軽いです。

 

そして最後は背もたれ。

黄色矢印部分のボルト(合計6本)を外しますが、真ん中の金具は一本ずつ、 外側の金具は二本ずつ(内一本は室内側から取り外し。

で、後部リクライニングシートを全てとりはずしますが、シート下はすさまじい汚れで、髪の毛やらなにやら隙間に入り込んで・・・・

この状態のまま、再びシートを戻すのは嫌なので、掃除機にて綺麗に清掃。

 

さて、いよいよ燃料ポンプの交換だべさ~♪ と思ってハッチを捜すけど、どこにもない・・・・・・ 「え~? 嘘でしょ・・・・・」

アメ車なんかではこうしたハッチが無いのは珍しくなく、燃料タンクを下に降ろしての作業が多いのですが、その分極めて簡単に脱着できるようになっている。

反対に、日本車はタンクが外しにくいけど、きちんとメンテナンスハッチを付けてあるのが普通。    でもパジェロミニ、H56Aにはそれがなかったんです。

 

コストの問題? ハッチ付けることによるコスト増加はおそらく原価レベルで千円程度するかどうか?です、 新車で当時180万近い車ですよ!これ。

車体の製造工程の一番初め、 プレス形成行程で外の廻りのカットと同時にポンと抜くだけですよ、たったそれだけなのに・・・・

いいかげんだよな~本当に。  

 

それともアメ車みたいに、燃料タンクを簡単に下へ落として作業できるようになっているんだろうか?と、下回りをのぞき込むと、

オイオイ!  ドライブシャフトがタンクの真下を通り、 マフラーのエキゾーストパイプも変な風に邪魔している。

「なんだこりゃ~!」 

 

くそ~~~~~! 、こりゃ3~5時間の大作業になることが容易に解るわけですが、 時間8000円の工賃として、 5時間で4万円。

燃料ポンプの新品が最低5万から下手すりゃ10万円。   両方併せて安く見積もって合計10万円て、一つの部品を換えるのにそれだけ飛んで行くと言うこと。

 

ハッチがありゃ~、小一時間もしない程度の作業で、工賃も1万程度。     この車が発売されたとき、 造りの良さと高性能が売りだったのだけど、

基本的な面での設計はタダのバカでした。   実はパジェロミニにはこうした先天的欠陥?がいくつもある・・・ 

 

さてどうしょうか?これ・・・・ 諦めて元に戻し、改めてリフトのある友人の整備工場に任せるか? それとも意地でも自分でやりとおすか? モンモンと悩む。 

もしかしたら、デフを降ろしたり、マフラーを外さなくても作業できるんじゃないか?と、一応タンクの取り外しだけをやってみることにした。

 

で、車体後部を持ち上げて、リジッド固定し、車の下に潜り込みます。   リフト作業は死ぬ可能性があるから嫌なのに・・・・・ 

この車は4WDで車高が高く、すこし上げるだけで作業可能ですが、 万が一の事を考え、頭の逃がし場所を確保しながらやります。

当たり前ですが、重量ブロックと角材で完全に車体をリジッドアップしての作業。  滅多にやらないんですけどね・・・・しかたない。 

色々考えましたが、 どう考えてもタンクはそのまま真下に落ちてはくれませんから。

 

気を取り直してタンク周辺の固定ナットを全て取り外し、サイドブレーキを固定しているナットも取り外す。

タンクそのもの固定は3カ所(赤矢印)、サイドブレーキケーブルの固定が二カ所。

 

で、一応ジャッキを置いて降ろしてみると(タンクは出来るだけ空にしてあるので軽い) 当然にエキゾーストパイプとドライブシャフトに当たる。

くそ~~~~~!

油圧のリフト装置を使わない、こんなリジッドアップの整備じゃ~、ドライブシャフト外したり、デフ落として作業なんか簡単に出来るはずは無いわけで、ドライブシャフトはまあ諦めるとしても、

マフラーはどうか?と・・・

ところが、マフラーを取り外す=大抵はさびたボルトが折れて重作業=へたすりゃパイプの付け根が折れたり=そっくり交換=余計な費用 なんていうことになる。

非常にやっかいなんです。 

そこで、一番後ろのマフラー本体の左右にある吊りを外し、エキゾーストパイプを動かしてみた。

 

 

で、どうなったかというと、 まだ、タンクが引っかかる、そこで給油口内のねじ二本、 そして給油ラインのパイプを固定しているボルトを一本外したら。

とりあえずはタンクがある程度斜め状態になるまで落ちた。 

ただ、あたりまえですが、燃料ポンプはタンクの高さ分の長さもあり、さらに燃料取り出しの長い金属パイプがついていて(これも信じられないほどアホ設計)、斜めになった程度では取り外せない。

ちなみに、今回交換する燃料ポンプは 走行8万キロ前後の同形式車からの中古品、 価格はたったの2500円。

新品で最低3~10万するものですが、 一応25万キロまでをめどにしている僕は現在17万kmなので、後8万走ればOk。

新品を使わずに、程度のよい中古を交換しながら、最後まで持たせようと思っていました。     しかし・・・・    

ここで諦めるかどうか?と再びモンモン

半端じゃない負けず嫌いな面がある僕は 諦め=敗北 と捉える傾向があり、そう簡単には終わらせないという性格的な欠点?がありまして 

 

で、やっぱりやりました! 元来の乱暴な性格もそのままもろに出て、車体をディスクグラインダーにてガシガシカット。

*タンク斜めにして等、 十分なスペースが無いと、配管ぶった切ったりとか、下手すりゃ爆発します。 やらないのが賢明  

*写真はカット後に、ポンプ配管の燃料ラインを外す作業をした後に撮ったので、少しガソリンで濡れています。 

ポンプアッセンブリーが見えてしまえば、配線類を留めているクランプをゆるめ、 コネクタをはずし、 ポンプの取り付けナット6個(内パイプに一カ所)をゆるめてポンプ本体を抜きますが、 

いくらタンクが斜めになったとはいえ、ポンプユニットのロング配管(なんちゅ~愚かな設計・・・・)が邪魔して完全にパズル状態。

もっと床のカットを大きくすればよかったな~・・・と思いつつも、取り外し成功。 

 

出てきたポンプ見てあ然、 そしてタンク内をみて再度あ然、 ポンプのさびがすさまじく、 タンク内部も底に赤さびがすさまじく蓄積している。

 

交換するポンプと、古いのを並べてみましたが、なんでこんなに酷いの?という状態ですよね。 ポンプモーターなんかサビサビ。

17万キロという言葉が頭をよぎりますが、それにしても・・・。

一応ポンプにも簡易なメッシュフィルターが付いているのですが、これを通り越した微細な赤さびはポンプ内部のブラシとコミュテーターを偏摩耗させてしまう。

なんか、ポンプ音が大きくて動きも不安定な感じを受けていた理由が、これで分りました。

これじゃ~おそらく燃料(フューエル)フィルターも最悪なはずで、 それも近いうちに交換します。 

問題はタンク内の赤さび。

これはホースとバケツをつかって、落差吸い出しにて綺麗に清掃しました。  バケツの底一面にサビが・・・・ 

 

そして、新しい(中古)ポンプを、再びパズルしながらタンクホールに戻し、 ナットを締めれば取り付け完了。

最後に燃料排出ラインのカプラーと リターンホースを戻して完了です。

パジェロの燃料ラインにはクイックコネクタが使われていますが、 これって取り外し時に万が一折ったりすると、

ポンプ全体の交換となります。

なので結構注意すべき点ですが、参考のために拡大写真を載せておきます。  

コネクタの取り外しは 黄色い耳をめいっぱい挟んでコネクタを引き抜きます。

結構ピッチリ造られいて、完全につままないと抜けません、中途半端な状態で無理して引っ張ると間違いなく部品は壊れます。

何で紹介しているかというと、 燃料フィルターにもこの部品が使われているからですね。

フィルターを交換する際に気をつける処だからです。

抜けた状態の二つの写真

 

後は配線を戻し、タンク本体と緩めたり外した部分を全て元にもどせば完了。

最後に切りとった床ですが、 これは帰宅後に加工しました。

補強の金具を取り付けて簡単に取り外せる蓋としますが、金物はたまたま手持ちで持っていたアルミ金物、ただし普通のアルミよりはるかに丈夫です。  

最後は、隙間部分を全てシリコンで埋めますが、これは排ガス進入防止処理です。

そのままにしておくと排気ガスが溜まりやすい位置なので、隙間開いた状態にしておくと、下手すりゃ死んでしまいます!から。   

再び開けるのは25万Kmよりさらに先まで乗り続けることを考え、再びポンプ交換をするときでしょうか? でも、これがあるので次回は至極簡単。 てへへ

一応、車内から体重かけて踏んづけて、落ちないかをテスト。   実際は座席シートが上に載り、ネジの頭の凸は気にもなりませんし、

人が載った際の重量も、全体に分散されて蓋だけに架かるわけではないので実用上の問題は一切ありません。

*サンダルのださい写真ですいません。 

 

以上、 パジェロミニ、燃料ポンプの交換でした!    疲れた・・・・・   

 

  


150万アクセス越えました!

2014年03月08日 | 400万アクセス お礼

皆さんありがとうございます! 昨晩 150万 アクセスを越えました!   これも偏に皆さんのおかげです。 

このところ一日に2500アクセス越えるという異常な状態?が続いていましたけど、 普通の2000アクセス前後に戻り一安心。

性格が悪いのを暴露するような記事を、先週書いたのが効果を発揮したか~!? だははは! 

とかくブログ含めてSNSは、自分を格好よく、そして いい人に見せて、裏面をひたすら隠す傾向があります。

しかしながら、 人間ですから凸凹がなのが普通で、なので僕は時々、内面の嫌なところを見せるようにしています。  

自慢したり、 ええ格好もしたり、 他のやつらより利口だ!(爆笑) 等々、そんなことも全部含めて書いています。

 

なので、全体を通して、一人のブログライターの ”人となり” を、大きな心で見てもらえると嬉しい限りです。

最後に、読んでくださっている皆さん、 心より感謝いたします、 「いつも、ありがとうございます!」

 

翔より

 


EU9i(エコモード)でウインドエアコンを動かす、超簡単改造 2/2

2014年03月08日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

前回は、 出来る限り簡単な方法にて ウインドエアコンを EU9iで動かす改造でした。

 

ちなみにこの改造後に、このエアコンの簡単な基盤解析なんかもしています。

記事は4つに別けて、 同月9日、13日、14日、17日に紹介していますので、興味ある方は読んでください。

 

今回はすこしテクニックが必要で、細かい半田能力が要求されるのと、ヒューズを付けたりが伴います。

ただ、この方法だとインバータの負荷が非常に軽いくて、 結果的にバッテリーにも負荷をかけないのが、良いところ。

 

 

どう改造するか?と言うなら、 前回は室内ファンの駆動電力をインバータ回路からまかなっていたのですが、今回はそれすらも切り離してしまう方法。

これは純粋に制御回路だけをインバータ入力でまかなう事になるので、おそらく消費電力は数ワット、いやそれ以下でしょうね。

どういった感じにするかというと、下の写真のように、 完全に制御部をコンプレッサーやファンの回路と切り離し、直接インバータを接続する感じです。

こんな感じ。 

 

加工は上の写真だけの部分となり、4工程だけ。

まず 青線部分にカットを入れ、 赤線の様にインバータの配線をして、ヒューズをつける、 そしてバイパスの配線を一本設ける。   これだけ  前回より簡単かな?

 

丁度トランスの一次側のに空きピン

が有ったので、これ使ってヒューズを入れますが、 その右斜め上に白い矢印で指し示している線があります。

これが前回紹介した、監視回路へのラインでして、その後の回路を通って8ビットマイコンのINT(割込)入力へ行くことでACパワーが来ているかどうか?等を監視しています。 

 

なので、下の写真の水色矢印には、どうしても交流入力する必要が有るんです。

 

しかし・・・・、この基盤は制御部とそのほかの部分の切り離しがトランスで行えて、とてもシンプルです

ちなみに、緑線は青線でカットしたことにより届かなくなった分のACパワーを、バイパスして入れてあげる線です。

 

ちなみに、前回の記事で紹介した改造は、まったくしていない状態の基盤という設定にて、下の記事を書いていきます。

本当は続きなのでカットしてしまった配線の戻しとかの作業が必要なのですが、それを記事に入れると、面倒くさくなる上に読んだ方が皆混乱しますから。

まあ、最初からどちらかを選べば良いだけのことですが、 僕はいつも人柱実験者なので、両方やっています。

まずカットですが、 こんな感じ。

もちろんテスターにて完全に切れているかを確かめます。

全部切断されていれば、次は配線となりますが、問題はヒューズ。

僕は0.1Aのヒューズ管を割って中の線だけを半田しました。細いですよね~!   0.1Aですから10Wを越えるとヒューズが飛びますが、

制御回路を解析したところでは 十分すぎるくらいの容量。   これなくてもいいんですが、何かあると燃えますよ! 

 

そして最後のバイパス線を半田配線。

これで全作業は完了です。     か~んたん!

インバータへ行く配線をコンセントに差し込み、簡易動作チェック。 「ぴっ!」という音がしてグリーンのLEDが付けばOKです。

*前回の紹介でパターンカットした奴を補修したのが 基盤の左の側に見える二つの配線です。

 

基盤の改造が終われば、後は前回の記事と同じで、基盤をエアコン本体に取り付け、 配線を戻し(温度センサーの配線を忘れやすいので注意)ます。

ストーブの熱をセンサー(ピンク矢印)に当てて(近すぎるとエアコンが溶ける)ます)、擬似的に高温度状態をつくり動作テスト。

当たり前ですが、問題なく動作します。

 

この方法だと前回とは異なって、EU9iに室内機ファンの分の負荷がかかりますが、発電機の方も エアコンの方もまったく問題なく動きます。

ちなみに、制御回路に接続されているインバータには殆ど負荷が掛かりません。

 

参考までにですが、改造と実験を行ったのは2月の初め頃で、気温は低く、 なので室内で実験しています。  ん?発電機は外ですよ!もちろん(笑)

 

エコスロットル状態で全く問題は無く、コンプレッサーがオンになってもエコスロットルで十分に対応して、ガンガン冷えてくる。

 

ただし、真夏の高温時には冷媒の圧も上がり、その分が発電機の負荷として増えることはまちがいは有りませんが、 見ている感じでは発電機に余裕がかなりあって、

ほぼ問題なく動作するでしょう。

基本的にEU9iでウインドエアコンが動かせない理由は、 コンプレッサーON時の急激な負荷上昇が原因。

少し待てばコンプレッサーが定常回転して発電機の回転も戻り、負荷電流も軽くなる。

 

ネットを検索してみたら、エコスロットルを切れば(そのための改造含め)、ウインドエアコンはギリギリ駆動可能の情報もあり、どんな方法でもそれなりに工夫がされていて素晴らしいです。

偶然にも回路が簡素だったという点も否めませんが 僕は今回の改造をしました。 

 

次回はこのウインドエアコンの 基盤回路を解析したのを、簡単に紹介して見たいと思います。    気が向けば・・・・

 

 

追記:万が一、配線が分からなった時に備えて、改造前の配線状態写真をアップ 

追記:うっかり記載を忘れていましたけど、 制御回路用のインバーター出力のコンセントプラグ と、エアコンへの元々あったコンセントプラグの計二つは、

順番的にエアコン本体のコンセントプラグへ電気を供給してのちに、 インバータのスイッチを入れて制御回路へパワーを供給するのが原則です。

なぜなら、 マイクロコントローラチップは コンプレッサーへきちんと電気が供給をされているかを監視していて。 *回路解析にかいてあります

それを検出できないとエアコンそのものが起動しないように回路とプログラムがなっています。

ですので、発電機を回して電気をエアコンに供給したら、 インバータの電源を入れる。 そういった順番です 


EU9i(エコモード)でウインドエアコンを動かす、超簡単改造 1/2

2014年03月07日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

ウインドエアコンを EU9iのエコスロットルモードにて動かす事が出来ましたので、どう改造したのかを詳しく紹介します。

 

ちなみにこの改造後に、このエアコンの簡単な基盤解析なんかもしています。

記事は4つに別けて、 同月9日、13日、14日、17日に紹介していますので、興味ある方は読んでください。

 

半田コテの経験が有れば超簡単にできます。

価格が安く、脱着が容易なウインドエアコンは、キャンパー(キャンピングカー)にとってはとても便利なものですが、

そのまま何にもせずにEU9iで駆動しようとすると、あっさりエアコンが落ちてしまいます。   特にエコスロットル時  

その為に皆、EU16iを使うんですが、発電機その物が重いし、でかいし、高いし・・・・・、 出来ればコンパクトで軽量、かつ圧倒的に静かなEU9iで動かせたらベストなんですよね。

そこで一台中古品を買い込み、バラして配線と基盤を見てみたところ、もしかして・・・・と思いついた。

で、やってみたところ、あっさり運転できてしまい、 なんとまあ簡単にEU9iで動かせたでね~の(笑)  

別に、EU9iで動かせたからと言って、偉そうに出来る物でも、自慢できる様なものでもありませんが(笑) 

で、どうやるのか?を、このブログで取り上げてみる事にしました。  方法は二種類あります。

一つは超簡単なほうで、 もう一つは多少の工作経験が必要です。

あ! ちなみこれは自分でやったことの、紹介記事であるとあくまで書いておきます。

ゆえに、真似をしてくれとは言いませんし、改造ですからお勧めもしません。     

ですので、同じ事をして、それに関連した事故やトラブルが発生しても、一切僕は責任は持ちません。  あくまでも自己責任にてお願いします。

 

なんで今回ウインドエアコンなのか?というなら、昨年車に取り付けた ポータブルエアコン ラクールの性能問題が事の発端。

断熱材をサンドしたパネルを多用した様な本格的キャンピングカーやトレーラだと、そこそこの効きらしいのですが、度鉄板と窓面積の多いハイエースベースのキャンピングカーだと非常に厳しい。

なので、太陽の無い夜だけでも使えればいいや・・・・ と思っていた物の、やはり可能な限り日中でも使いたい・・・・と思っていたんです。

ただ、手元にウインドエアコンなんか有りませんし、 新品を買って万が一壊すわけにはいかない・・・・

そこで何でも良いけど、とりあえず年式の新しい(静かである事と消費電力が少ないことを求めると必然的にそうなります)、しかも安い中古品という事でヤフオクを捜したら、コロナのウインドエアコンが1万5千円前後で出ていた。    依然ブログで書いたことがある、インバータ方式でない機種の騒音がやたらとやかましいメーカーですが、ウインドエアコンは評判が良いのと、キャンカーに載せるので・・・

たまたま出展者が家のすぐ近くだったこともあり即座に落札!    モデルは CW-1613   CW-1612でも、同じ基盤を使っているので同じのはずです。

さらに、直接取りに行ったので送料もかかりませんでした。

 

でとりあえずバラしてみないことには始まらないので、外周りのネジを全部外すと 特に隠しネジもなく、あっさりと分解できました。 

*一つだけ室内側のルーバー内に 隠し?ネジがあるので注意。

でもって、室内側カバーを外してすぐ目に付くのが配線図。

 

インドエアコンがEU9i等で動かそうとして落ちてしまう原因は、主にコンプレッサー起動時に起きる突入電流の影響なんですが、コンプレッサーの始動にともなう瞬間的な負荷の増加に発電機が追従できず、一瞬回転数と電圧が低下する。

するとエアコンの制御回路が、 性能保障確保の最低条件を下回ったと判断、もしくはなにがしかの電源トラブルが有ったと判断して、システムを落としてしまうんです。

 

コンプレッサーの不安定な運転による故障やトラブルを防ぐ為の基礎的なものなんですが、一瞬でもそうなってしまうので厄介。

数秒間でも落とすのを待ってくれさえすれば、EU9iの側も回転と電圧が戻るので、エアコンは動くのですがね。

で、この図面と取り外した基盤を双方照らし合わせながら見ていると、これって簡単に問題解決できるジャン!という事に気が付いた。

何故なら、圧縮機(コンプレッサー)やフアン類を動かすリレーやキャパシタ部と、制御部にと綺麗に基盤が別れているんです。

となれば、 制御部の電圧をコンプレッサー始動時に数秒間(出来れば5秒)保てさえすれば、問題は起きないという事になる。

そこで直流制御されている制御部の AC-DC変換部の電圧を測ってみると  16.51V 職場の電圧は日本の100Vではないので、現実には15V前後で制御されていることになる。

計算して、色々とやってみようか?とも思ったけど「めんどくせ~!」というわけで、当たり前の事ながら安定性も考慮して、単純に外部から制御回路用の電圧を入れてやることに決定。

 

要は発電機と切り離した、安定性の有る電源から持ってきたパワーを制御部に入れてあげれば良いだけの事。

結果を先に言うならサブバッテリーからインバータでAC100Vを造って、制御部に直に入れてやればOKということ。

 

もっと簡単に 直流を制御回路に入れられないか?とは当然考えます。  一応はエンジニアですから・・・  

出来れば12Vをそのまま使ってですが載っているチップは問題なく、リレーの定格動作電圧が多分15Vなので12Vだとぎりぎりいけるかな~?という感じ。

ただ、やっかいなことが一つ有って、基盤をよく見ると解るのですが、 回路的に きちんとACが来ているかどうか?を検出していて トランスの二次側から5Vの矩形パルスにして、

コントロールチップ(8ビットマイコン)のINT1(割り込み)端子に入力をさせている。   コンパレーターっぽい回路構成が前段に一つ入っているので、これで周波数及び電圧の両方

を監視している可能性がある。

”が有る”というのは、8ビットマイコン内部のプログラムが判らないんです。  当たり前ですけど(笑) 

いちいちリーダ&ライター造ってデータ読み出すのもどうかと思うし、プログラムを書き換えればよけいな改造も不要だしな~?なんて思ったりもして・・・

ただ、その為に膨大な時間とお金をかけて あ~だこうだ!?とやる気にはならない。

様はエアコンが動きさえすれば、いいわけですから。 

 

参考までに、この特集?の最後に基盤回路の大まかな紹介と流れ、 スコープによるINT1への入力波形などを紹介してみたいかな?とも思っています、基本 電子&電気技術者ですから。

まあ、面倒くさくなければですが。

 

しかし、このINT1への入力 周波数(60/50)とその変化を常時監視していて、同時にツェナーを使った簡単な安定化回路に、電圧監視用の コンパレータ回路?として、1トランジスタ回路を組んで有るとしても、 チップ内部でアナログディジタル変換までしているんかいな? な~んかよく分からない部分が有ある。    電圧監視より 周波数監視用にも思えるし

プログラムを見せろとメーカーに電話してみようかな~ブツブツブツ、 とまだ言っている・・・・     モンモンモン

分からないことが有ると探求心が出てしつこいんですね 僕は、いやいや粘り強いというか? 自分で言ってやんの! てへへ

で、このINT入力に疑似信号回路を取り付ければ、多分12Vでも制御回路は動くかせるのではないか?なんて予想をしてみるけど、 

駄目なら12Vから15V変換のDCーDCコンバータ と 一緒にとりつけてみるか?   ま~だ言ってる (爆笑)

 

んな~~~~! そこまでして意味あるかいな? 余りにもアホなので、さすがに此処まではやりませんでした。 ← ついに悟り 

ぎゃはははは! 

 

さて、話を戻します。

 

制御回路用に専用電力を供給する方法としては、二つの方法が有る事が基盤を見てすぐに解るのですが。

一つは室内ファンを回す分の電力がインバータへ架かるけど、工作が簡単な方法。 

この場合のインバータは基盤のヒューズ容量からして300wも有れば十分すぎるほど。

実際には室内ファンを駆動する事に消費される電力は多くても瞬間50W程度と思いますので、連続運転時で10W程度だと思います。

 

もう一つは、 完全に制御回路だけにインバータ出力を入れる方法でして、こちらは多少半田が面倒。

ただし、本当に小さなインバータでも大丈夫でして、サブバッテリーには殆ど負担がかかりません。   インバータの容量も10W有れば十分です。

 

ブログではこの二つの方法を取り上げます。

 

まずバッテリに多少の負荷が掛かるけど、簡単な方から。

下の図のように回路を切断します。 なんでここなのか?というと、制御回路と室内ファンを回す回路用の専用ヒューズをそのまま活かしたいからです。

この部分で切って、きった部分から先の電力をインバータで供給するという、非常にシンプルな方法です。

 

この方法では、実際に電流は下の図のように流れます。 

実際の基盤上ではこう、 基盤の表から各部へ配線されているの線は点線にしてあります。

そしてもう一つ

こちらは、まず電源からの電流が一度CMキャパシタの端子に入り、

ピンクで丸された配線がから出た電流が基盤の赤点線のところに配線され、それ以降は水色矢印の流れで各部に行っているんです(これがノーマル)。

ただ、今回基盤のプリントパターンを短い赤線部分にてカットするので、電流の流れが遮断されてしまうので、もう一つの白矢印の部分に配線をしなおします(赤実線)。

実際の作業ですが。

まず基盤を黄色矢印で指し示した部分でカット、

こんな感じ

ちなみに、何でここでカットをするかというなら、 基盤のヒューズをそのまま活かして使いたいんです。

ブルーの線がそれです、分かりやすいように裏側に書きました。

ピンク線は接続する予定のインバータ配線を表しています。

カット方法は簡単で、基盤を加工した経験の有る人なら知っている、カッターナイフもしくはV字の彫刻刀で切断するだけ。 

 

次がインバータからの入力を入れるのに使うコードですが、これつかいました。  

コンセントに刺し組む側を残し、反対側の頭をカット。

で、これを半田付けしますが、僕は写真の位置でやりました。 黄色矢印はカット跡

 

もう一つ、配線を増設しなければならないのですが。

下の写真の赤い線に青い端子のついた配線ですけど、これ設置する必要があるのと、

組込時にコンプレッサー側のCMキャパシタにいく配線接続を忘れると室外ファンが回りません。

あっさり書いているけどとても重要なので注意してくださいね。

 

改造はこれで終わり 「超簡単でしょう!」

後は基盤ケースに戻しますが、 配線を増設した分だけ、ケースに当たるのでカット。 赤←のところです。

 

後はネジを締めて、

配線を戻します。

ここでCMキャパシタへ行く配線に加工が必要。

元々あった端子と違う規格のを使ったので、 元々あった方の端子も換えます。

同じ端子を使う人はこうした面倒な事をする必要はありません。

 

後は配線を戻します。 ピンク矢印が接続した後の交換した端子ですね。

すぐ上のオレンジハイライトで記述してある配線は 下の写真の様にコンプレッサー側のCMキャパシタと接続されます。

基盤を取り付けて

インバータに接続する配線をとおす、

念のために それぞれ絶縁チェックします。   たいした改造ではないの本来は不用ですが・・・・

 

終わればテストです。

室温が低いので、 センサーにストーブを当てて。

インバータとコンセントにそれぞれ差し込んで運転。  黄色が普通のコンセント 赤矢印は

インバーターです、 バッテリがないので、強引に DC12Vのパワーサプライから取っています。

普通のコンセントによる運転の結果ですが極めて良好。

そしてついにEU9iに接続しての実験。

モードはもちろんエコスロットルモード。

コンプレッサーが入ると一度回転が落ちますが、すぐに元の回転に戻る。

発電機自体も苦しげな処が無く、非常に静かです。

瞬間的にコンプレッサーが回る時はともかくも、それ以外の時の負荷はおそらくEU9iの定格の半分程度かと思います。

冷えている証拠写真はこれ(爆笑)

さて次回はもう少し工作が必要な方(ただしバッテリーには極力負担がかからない)を、紹介します。

 

追記:万が一、配線が分からなった時に備えて、改造前の配線状態写真をアップ 

 

 

追記:うっかり記載を忘れていましたけど、 制御回路用のインバーター出力のコンセントプラグ と、エアコンへの元々あったコンセントプラグの計二つは、

順番的にエアコン本体のコンセントプラグへ電気を供給してのちに、 インバータのスイッチを入れて制御回路へパワーを供給するのが原則です。

なぜなら、 マイクロコントローラチップは コンプレッサーへきちんと電気が供給をされているかを監視していて。 *回路解析にかいてあります

それを検出できないとエアコンそのものが起動しないように回路とプログラムがなっています。

ですので、発電機を回して電気をエアコンに供給したら、 インバータの電源を入れる。 そういった順番です