GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

AIRS AND GRACES

2018-12-17 08:35:22 | A

 airs and gracesは「大げさにもったいぶった態度」。

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

Practical Example

He was always putting on airs and graces.

「彼は大げさでもったいぶった態度を取る」

Extra Point

 現在、鋭意翻訳中のこの本に、次の表現がある。

 https://yalebooks.yale.edu/book/9780300208832/little-history-religion

Extra Example

That’s how it was for George Fox, one of the most attractive figures in the history of religion. It was a time in seventeenth-century England when the mighty in Church and society gave themselves airs and graces. They loved titles and the vestments that came with them. They insisted on inferiors bending their knees and sweeping off their hats in deference to them. The titles they gave themselves emphasised how far above the common herd they were. Your Holiness, Your Excellency, Your Grace, Your Majesty were forms of address that set them above the ordinary humans who scurried like ants beneath their feet.

宗教史においてもっとも魅力的な人物のひとりであるジョージ・フォックス(1624~1691)には、まさにそうだった。時代は17世紀、当時のイギリスに見られる教会や社会の権力者たちの態度は仰々しくもったいぶったものだった。彼らは肩書と礼拝の際に着る祭服を愛した。下々の者たちには、自分たちにひざまずき、遠くから帽子をとるようなことを求めた。自分たちに肩書を与え、それによって彼らが凡百の者たちのはるか上にいることを強調した。聖下、閣下、閣下夫人、陛下といった言い方は、アリのように足元で蠢く一般の民の上に自分たちはいるとするものであった。

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英語マニアなら知っておくべき500の英単語

2018-12-17 07:37:38 | おススメ

好評発売中!

*********************

英語マニアなら知っておくべき500の英単語 単行本 – 2018/11/21

キャロライン・タガート (), 大工原彩 (翻訳), 國方 賢 (翻訳)

商品の説明

内容紹介

究極の語彙センスが身につく「読む」英和辞典。

気持ちの表し方からお金の話、人生の快楽と難局、雑談レベルの教養まで、

身近だけど一癖ある、高校までの学校教育ではあまり教わらない500の英単語を紹介します。

ある単語から思いがけない派生のしかたをして生まれた単語や、神話や思想と関わりながら発展してきた単語、「そんな言い方があるのか」と感心する単語が盛りだくさん。

あなたはいくつ使いこなせる?

出版社からのコメント

「そんな言い方あったのか! 」「聞いたことあるような、ないような……

「これは、さすがに学校では教えてくれない」「一見ばかばかしいけど深い!

そんな楽しくて使える単語を500個紹介。決して特殊ではなく、日常に密着したものが厳選されています。それぞれの単語に対して派生語、反意語、取り違えやすい単語なども充実し、簡潔な語源の解説と具体的な用例で使いどころもバッチリ。 英単語の世界の魅力を味わい、関連知識がみるみる増える、読んで楽しい英和辞典です。

1章 親愛、尊敬、称賛の言葉——urbane(あか抜けした)versatile(多才な)など

2章 悪口、批判、ちょっとした軽蔑の言葉——histrionic(わざとらしい)virago(ガミガミ女)など

3章 気分次第——forlorn(見捨てられた)lachrymose(涙もろい)ribald(下劣な)など

4章 ちょっと考えてみよう——putative(うわさの)surreptitious(こそこそした)など

5章 楽あれば苦あり——catharsis(感情の浄化)furore(騒動)regale(楽しませる)など

6章 天国と、地獄と、その間にあるもの——miasma(毒気)xenophobic(外国嫌いの)など

7章 科学と芸術——analogy(類推)dilettante(素人の)primeval(太古の)など

著者について

【著者紹介】

キャロライン・タガート(Caroline Taggart)

ロンドン生まれ。シェフィールドの大学を卒業後、出版社に10年あまり勤務。フリーの編集者に転向し20年活躍したあと、著述業へ。歴史、宗教、文学、科学、自然、料理、英国文化など幅広い知識分野の書籍を刊行している。ベストセラーとなった大人のための学び直しの書籍I Used to Know That (2008)のほか、The I Used to Know That Activity Book: stuff you forgot from school (2011), The Book of London Place Names (2012), Her Ladyship's Guide to the British Season: The Essential Practical and Etiquette Guide (2016), A Slice of Britain: Around the Country by Cake (2014), Her Ladyship's Guide to Greeting the Queen: And Other Questions of Modern Etiquette (2016), Bognor and Other Regises: A Potted History of Britain in 100 Royal Places (2018), Christmas at War: True Stories of How Britain Came Together on the Home Front (2018)ほか多数。時代とともに変わっていく言葉への関心が高く、読み手に親切かつ、人の心を捉えるウィットに富んだ筆致で、英語学習書籍においてもニッチな領域を切り開いている。

【訳者紹介】

大工原彩(だいくはらあや)

1978年生まれ。東北大学法学部卒業。東北大学法学研究科修士課程終了。外務省勤務。

國方 賢(くにかたさとる)

1983年生まれ。早稲田大学大学院先進理工学研究科修士課程修了。東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学。翻訳者。

http://www.subarusya-linkage.jp/book/9784799107614.html

https://www.amazon.co.jp/dp/4799107615

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