動詞detestは「ひどく嫌う、…がいやでたまらない」
今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。
○Practical Example
"I detest Rogers’s condescending attitude."
"The guy thinks he is better any of us."
「ロジャーの人を見下すような態度が大嫌いだ」
「あの男はおれたちより自分のほうが上だと考えている」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
She detests her manager because he's sly.
「彼女は狡猾な部長を嫌悪している」
若い読者のためのアメリカ史
ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン (著), 上杉 隼人 (翻訳), 下田 明子 (翻訳)
単行本: 464ページ
出版社: すばる舎 (2018/12/22)
言語: 日本語
ISBN-10: 4799107690
ISBN-13: 978-4799107690
発売日: 2018/12/22
【内容紹介】
航海者コロンブスの視点からはじまる
手に汗握る激動の500年
どのようにして今のアメリカ合衆国が形作られてきたのか。
利害がぶつかるなかで、人々は何を求め、いかに行動してきたのか。
本書では、衝突を繰り返し、大陸に広がり、多種多様な人々を抱え、
自由と平等のもとに結合しようと悪戦苦闘してきたアメリカの変遷をたどる。
大陸発見から現代までをその時代の人の目線で描き出し、
ひとつの物語のように繰り広げる躍動感にあふれた歴史書である。
【出版社からのコメント】
誰もが自由であるために、国家はいかに成長するべきか
本書はいかにしてアメリカ合衆国が成り立ったかを記す歴史書である。アメリカの物語は500年におよぶ瞠目すべきものだ。いかにして一国が途方もないほどさまざまな人たちを抱えながらひとつの大陸に広がっていくか、本書に記した。さらにアメリカの人々がいかにして自由と平等の旗印のもとに結合したかも論じた。アメリカのモットーは、国璽にラテン語で記されているE pluribus unum, すなわち「多数から成るひとつ」だ。国家の独立を宣言した創設者たちが強調したのは、アメリカ国民は、事実上すべての人間は、公平に創られ、生命、自由、および幸福追求の権利を保持するということだった。
一見、こうした自由や平等や単一といった考え方はほとんどおとぎ話というか、現実世界から遠くかけ離れているように思える。国内の数十万人もの住民は外から拉致されて奴隷として連れて来られたというのに、どうやって自由を宣言できるというのか? 国内の半分の人間――すなわち女性たちだ――が男性と同等の権利を与えられていないというのに、どうして創設者たちは平等を礼賛できるのか? 真にひとつに結合した国家が、非常に多くのそれぞれさまざまに異なる人たちを受け入れてはたして成り立つのか?
あまりにたくさんの異なる人たち。あまりに違い過ぎて、自分とはまったく関係ない人たち! ほんとうにそうだろうか? 誰もがみな歴史を生き抜き、書き上げたいと願う。だが忘れてはいけないのは、歴史を読み解いて、書いて、記憶すればするほど、その行いも記憶されつつ歴史を生き抜く可能性もさらに広がるということだ。
【著者について】
著者─ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン(James West Davidson)
歴史学者、作家。イェール大学で、アメリカ史研究により博士号取得。アメリカ史を詳細に調査・分析したうえで魅力的な物語として読ませる手法に定評がある。著書に、Virginia Teacher's Edition, America History of Our Nation(2011), They Say: Ida B. Wells and the Reconstruction of Race(2006), Nation of Nations (1981), Great Heart: The History of a Labrador Adventure(1988), After the Fact: The Art of Historical Detection(Volume 1[1981], Volume 2[1986])など。著作は全米の中学、高校の教科書として、多くの教師、学生に読まれている。
訳者─上杉隼人(うえすぎはやと)
翻訳者、編集者。訳書に『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』『マイティ・ソー バトルロイヤル』『スパイダーマン ホームカミング』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』『スター・ウォーズ フォースの覚醒』『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』(ディズニーストーリーブック)、ダイアン・ディズニー・ミラー+ピート・マーティン『私のパパ ウォルト・ディズニー』、デイビッド・A・ボッサート『ロイ・E・ディズニーの思い出』(講談社)、『スター・ウォーズ』I, II, III, IV, V, VI(講談社文庫)、ジョン・ル・カレ『われらが背きし者』(岩波現代文庫)ほか多数。
訳者─下田明子(しもだあきこ)
早稲田大学第一文学部卒業(専攻は英米文学)。企業で海外関係の業務に携わったのち、2000年から翻訳業。訳書に『エコ・デザイン・ハンドブック』(共訳、六耀社)、『パスタ』(共訳、クーネマン社)がある。
http://www.subarusya.jp/book/b377937.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4799107690
【目次】
1鳥たちはどこへ導いた?/2空間と時のなかにおける大陸/3ひとつから成る多数 /4黄金時代と黄金の時代/5世界が衝突する時/6われはいかにして救われるか?/7天使たちと見知らぬ者たち/8好景気に浮かれる国/9公平と不公平/10啓蒙と覚醒/11願いごとは慎重に/12口論ではすまない/13平等と独立/14より完全な連邦/15ワシントンの懸念 /16自由の帝国 /17大衆の味方/18綿花王国/19焼き尽くされて/20フロンティア /21国境を越えて/22今後の事態/23どう再建するか/24次なるブーム/25襟の色/26二都物語/27 新西部/28幸運か勇気か?/29進歩派 /30衝突/31大衆/32ニューディール/33世界大戦/34超大国/35世界の終わり/36あなたかもしれない、あるいはあなたかもしれない/37雪崩/38保守派の転換/39つながる/40過去はさらに問いかける 訳者あとがき
ブックファースト新宿店10周年記念イベント 『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』発売記念 澤西祐典さん×柴田元幸さん トーク&サイン会 開催!
ブックファースト新宿店地下2階Fゾーンイベントスペース
12/17(月)19:00~
芥川龍之介が旧制高校の英語副読本として編んだ英米文学アンソロジーから、20作品を精選、すべて新訳となる『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』(岩波書店)の刊行を記念して、編訳者の澤西祐典さんと柴田元幸さんのトーク&サイン会を開催いたします。
参加ご希望の方は、下記要項をご確認の上、入場券をお求めください。
【日時】12月17日(月) 19:00~(開場18:45)
※トーク終了後にサイン会を行います。サインご希望の方は『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』をご持参いただくか、当日会場販売の書籍をお買い求めください。
【会場】ブックファースト新宿店地下2階Fゾーンイベントスペース
【参加方法】11月22日(木)10:00よりブックファースト新宿店地下1階Dゾーンレジカウンターで販売を開始いたします、入場券(500円税込)をお求めください。
★電話でのご予約も承ります。下記の番号にお問い合わせください。
ブックファースト新宿店03-5339-7611
※入場券は数に限りがございます。なくなり次第終了とさせていただきます。
【定員】先着50名様
【対象書籍】『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』/澤西祐典・柴田元幸:編訳/岩波書店/本体¥2,600+税
※入場券をお持ちでない方の入場はできません。当日必ず入場券をお持ちください。
※当日のお席はご来場順の自由席です。
※イベント中の録音・撮影・WEB配信はお断りさせていただきます。
●プロフィール
■澤西祐典(さわにし・ゆうてん)1986年生、作家・別府大学講師・日本近代文学研究者。小説作品に『フラミンゴの村』(すばる文学賞)、『文字の消息』他。ジェイ・ルービン編、村上春樹序文にて英語圏で刊行されたThe Penguin Book of Japanese Short Stories (Penguin Classics, 2018) に、芥川や谷崎潤一郎、三島由紀夫、津島祐子らと並んで短篇 'Filling Up with Sugar' が採録されている。研究者としての専門は芥川龍之介。
■柴田元幸(しばた・もとゆき) 1954年生、翻訳家・東京大学名誉教授・米文学者。雑誌『MONKEY』責任編集。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レアード・ハント、レベッカ・ブラウンなどの現代作家から、ジャック・ロンドン、ジョゼフ・コンラッドなど古典的作家まで訳書多数。代表的訳書としてマーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』など。数々のエッセイ集や翻訳論などでも知られる。