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日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

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毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2024 Uesugi Hayato(上杉隼人)

TO DODGE

2019-08-03 08:03:13 | D

 大ヒット上映中のSpider-Man: Far From Home.  現在、(やや遅れ気味ですが)11月発売予定の公式ノベライズ原稿をほぼ完成しましたが、まだまだやるべきことがあります。

 本日のGetUpEnglishはNick FuryとPeter Parkerの出会いのあの名場面を紹介します。

 FURY: You're a very difficult person to contact, Spider-Man.

 PETER: You're Nick Fury.

 FURY: You just shot Ned. It's just a mild tranquilizer.

 PETER: He'll be all right.

 フューリー きみと連絡を取るのはなかなか大変だな、スパイダーマン。

 ピーター ニック・フューリー……。ネッドを撃ったの?

 フューリー 弱い麻酔薬だ。心配ない。

  このあとニック・フューリーはつづける。

 FURY The important thing is, you're here. I tried to bring you here. You avoided me, and now, you're here. What a coincidence.

 PETER: Wait. Was this a coincidence?

 FURY: I used to know everything. Then I come back five years later and now, I know nothing. No intel, no team, and a high school kid, is dodging my calls.

 フューリー 大事なのは、きみがここにいることだ。ここに呼びたかったのに、避けられていたが、結局会えた。何たる偶然。

 ピーター 待って。ほんとに偶然ですか?

 フューリー 以前はすべてを把握していた。あれから5年して戻ってきたはいいが、何もわからん。情報もない。チームもない。高校生のガキに電話をスルーされる始末だ。

 動詞dodgeの使い方に注意。「避ける」の意味だが、この場合は上のような感じで訳せばいいだろう。

 そしてこのニック・フューリーとピーター・パーカーの関係について、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の劇場用パンフレットのなかで、アメコミ・ライターの主水さんが実に刺激的な考察をされています。ぜひお読みください。主水さんのこのコラムを読むだけで、パンフを買う価値があります。

 https://amecomi-now.net/

 @mondocomics2013

 

 

 

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