GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

TO DELAY

2022-07-21 08:25:58 | D

 本日は会話で使いたい表現をご紹介する。

 動詞delayは「[しばしば受身で] (悪天候・事故などが)〈…〉を遅らせる」(コンパスローズ)で、GetUpEnglishをご覧いただいている方でこの語を知らない人はいないだろう。

 この動詞は次のように使われる。

〇Practical Example

It looked as though I was going to be delayed, so I phoned ahead.

「私は遅れそうになったので途中から電話した」

●Extra Point

 もはや郵便物を海外に送ることはめったにないが、今はいざ送るとなるとすごく時間がかかる。

◎Extra Example

"Due to the global spread of the Novel Coronavirus Disease, international mail items being sent from Japan to your counties have been delayed."

「新型コロナウイルスの世界的蔓延により、日本からそちらの国への交際郵便は軒並み遅れています」

 この英文はわたしが日本語から英語にしたものだが、international mail itemsを複数にすることで「どの国際郵便も遅れている」「国際郵便はどこでも遅れている」という意味が出ると思うし、それは日本語で言えば「軒並み」で言い換えられる。

 このように英日、日英の翻訳回路を利用するのが効果的だ。

 

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ようこそ! おしゃべり科学博物館 7月23日発売!

2022-07-20 18:25:33 | A Day of the Life...

ようこそ! おしゃべり科学博物館

マイク・バーフィールド (著), ジェス・ブラッドリー (イラスト), 上杉 隼人 (翻訳)

 https://www.subarusya.jp/book/b607228.html

 https://www.amazon.co.jp/dp/4799110578

おしゃべり科学博物館にようこそ!

この博物館は、「人体」「動物王国」「自然科学」の3つのエリアに分かれている。興味のあるところから見てもらってかまわないよ。

ここはちょっと変わっていて、それぞれの展示物の前に行くと、その展示物がおしゃべりして説明してくれるんだ(うん、マンガ形式で話してくれるよ! )。ぼくらの体の中で起こっていることも、いろんな動物や植物のことも、地球の自然現象も、地球の外で起こっていることも、みんな楽しく学べる。

それ以外の追加情報をまとめたコーナーも、「・・・の秘密の日記」みたいな出し物もあるから、どうかすみずみまで回ってみて。出口の前にはむずかしい言葉をまとめた『用字用語集』もあるから、ここで何を見たか復習できるよ。 さあ、もうぼくのおしゃべりは十分だね。展示物のおしゃべりを存分に楽しんで! (はじめに)

著者について

〈文〉マイク・バーフィールド 作家、詩人、パフォーマー、受賞歴のある漫画家でもあり、子ども向けから大人向けまで、書籍、テレビ、ラジオ、雑誌と幅広くコンテンツを提供している。

〈絵〉ジェス・ブラッドリー イギリス、トーキー出身のイラストレーター、コミックアーティスト。さまざまな児童書のイラストを手がける。

〈訳〉上杉隼人 翻訳者(英日、 日英)、編集者、英文ライター・インタビュアー、英語・翻訳講師。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同専攻科(現在の大学院の前身)修了。翻訳多数。ひたすら翻訳と英語学習の日々。

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ENDOWMENT

2022-07-20 07:24:41 | E

 endowmentは「寄贈、寄付」

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example

"The organization is funded by private endowments."

「その組織は民間からの寄付金で運営されている」

●Extra Point

  レアジョブの2022/07/18のDaily News ArticleのUnlocking Word Meaningsにこの例文があった。

 https://www.rarejob.com/dna/2022/07/18/dartmouth-to-eliminate-loans-for-undergraduate-students/

◎Extra Example

"The company sent a large endowment to help the public library buy new books."

「同社は公共図書が新刊の購入が進められるように、多額の寄付金を施した」

レアジョブはもう11年以上続けている。毎日レッスンしているし、2日と空けたことはない。

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GO BALLISTIC

2022-07-19 08:25:38 | B

 ballisticは「弾道の」であるが、「かっとなった」の意味でも使われる。

 go ballisticで「(怒って)かっとなる」の意味で使われる。

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

 "He went ballistic when I told him."

「わたしが話しかけたら、彼はかっとなった」

●Extra Point

  Asahi Weekly, July 17, 2022の和田明郎記者のPhrase It Rightにこの表現があった。

https://www.asahi.com/english/weekly/20220717/

◎Extra Example

"My pet peeve is people talking loudly on cellphones on the train. Every time I see those engaging in ’cell yell,’ I’m on the verge of going ballistic."

「電車の中で携帯で大声で話している人にはむかつくね。そんな連中を見るたびに、ブチ切れそうになる」

 pet peeveは「~の大嫌いなもの、しゃくの種」

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/c65cb5304c7cd8a628d59b2ce026bd6e

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蓑崎昭子記者の『ノコギリ屋根の風景』(桐生タイムス社)が発売されました。

2022-07-19 06:31:19 | 桐生タイムス

『桐生タイムス』で「永遠の英語学習者の仕事録」を担当してくださっている蓑崎昭子記者の『ノコギリ屋根の風景』(桐生タイムス社)が発売されました。

『桐生タイムス』に2014年~2020年まで連載されていたコラムを1冊にまとめたものとのことです。

「INOJIN折々の記」にくわしく紹介されています。

https://blog.goo.ne.jp/h-inojin/e/5f881762244dcf0fd7936def686616ec

桐生タイムス社(代表電話0277-46-2511)にお電話の上、お買い求めください。

地元でこんなすごい記者がご活躍されていて、すごく元気が出ます!

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TO DEBUNK

2022-07-18 07:33:30 | D

 動詞debunkは「~が偽りであると証明する、~の正体を暴露する」

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example

"His theories have been debunked by Dr. Pym's research."

「彼の理論はピム博士の調査で間違いであると証明された」

●Extra Point

  もう一例。Longman Dictionary of Contemporary Englishのサイトに明確な例文がある。

https://www.ldoceonline.com/

◎Extra Example 

"Fortunately, the Internet itself provides a good way to debunk these hoaxes."

「幸運なことに、ネットを検索するがどれもでっちあげだとすぐにわかる」

 

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An Interview with Jory Fleming(2)

2022-07-17 08:09:15 | How to Be Human

 ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック著『人間になる方法 自閉症の人生を生きる』(仮題)は文藝春秋より、2022年刊行予定だ。編集部の高橋夏樹さんのご指導のもと、ゲラ校正も始まった。

 日本語版には、ジョリーにインタビューして、1章書き足すことにした(第10章「日本語版特別記事『ジョリーは今』」)。

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/c/be8609a439799c48ee0f0a12f603c06d

 インタビューではやさしく、力強いことをいくつも話してくれているが、特にこのむずかしい質問に対する返答に、強い感動を覚えた。

In July 2016, a terrible incident happened in Sagamihara, Kanagawa in this country. Nineteen people were killed and twenty-six others were injured, thirteen severely, at a care home for disabled people including people with autism.  The suspect was a 26-year-old man, a former employee of the care facility.  The criminal was sentenced to death in March 2020. We were overcome with profound sorrow and anger after hearing his terrible comments like “People with severe disabilities should be euthanized.,” “I did it for the sake of Japan and world peace.," and “killing them will decrease our misfortune.”

Although I know, just like us, how hard for you to accept the fact, it would be appreciated if you could comment on the horrible unacceptable incident. Your comments will help ease the victims and their families.

2016年7月、神奈川県相模原市でおそろしい事件が発生しました。 自閉症の人を含む障害者の介護施設で、19人が死亡し、26人が負傷し、13人が重傷を負ったのです。容疑者は26歳の男性で、この介護施設の元従業員でした。容疑者は2020年3月に死刑判決を受けました。わたしたちは容疑者の「意思疎通のとれない障害者は安楽死させるべきだ」「日本と世界平和のためにやった」「重複障害者が生きていくのは不幸だ。不幸を減らすためにやった」などというおそろしい発言の数々に、深い悲しみと怒りを覚えました。

わたしたちと同じように、ジョリーがこの事件が起こってしまったという事実を受け入れるのがどれほどむずしいかわかります。でも、この決して容認できないおそろしい事件について、何かコメントしていただけますでしょうか? ジョリーの言葉が犠牲者と家族の気持ちを和らげます。

 ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック著『人間になる方法 自閉症の人生を生きる』(仮題)は文藝春秋より、2022年刊行予定。

 How to Be Human: An Autistic Man's Guide to Life

 By Jory Fleming With Lyric Winik

 https://www.simonandschuster.com/books/How-to-Be-Human/Jory-Fleming/9781501180507

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/37713fd0fd05ca2966e7971cb0530991

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/ec35fd89e8a363dd6b5e04df54067a75

 インタビューはその前にYouTubeでも公開する予定。

 https://www.youtube.com/channel/UCvTyZ_Qj2Uc-A8Q646ckU2Q

 

 

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統一教会について(『若い読者のための宗教史』より)

2022-07-17 06:44:12 | 若い読者のためのシリーズ

統一教会(現在の正式名称は「世界平和統一家庭連合」)について、リチャード・ホロウェイ『若い読者のための宗教史』(上杉隼人、片桐恵里訳、すばる舎)にわかりやすく記されていた。

https://www.subarusya.jp/book/b439489.html

https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/e2a6e18b1f91d5b4c5f9b32eec59ab03

統一教会、正式には世界基督教統一神霊教会(現在の正式名称は「世界平和統一家庭連合」[Family Federation for World Peace and Unification])は、創設者であり預言者である文鮮明([Sun Myung Moon]1920~2012)の名前からムーニーズと呼ばれることも

ある。文鮮明は1920年に韓国で生まれた。16歳のときにイエスが彼の前に現れ、使命を完了するよう任命すると告げたという。文鮮明は性的関係をとても重視していた。彼は創世記の昔、エバが人間の性的関係を愛から切り離すことで堕落させたと考えていた。エバはアダムと正式ではない夫婦関係を結んだだけでなく、サタンとも関係をもった。そのエバの罪が原罪として受け継がれてきたという。(…)

リチャード・ホロウェイ『若い読者のための宗教史』(上杉隼人、片桐恵里訳、すばる舎)より

https://www.subarusya.jp/book/b439489.html

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An Interview with Jory Fleming(1)

2022-07-16 08:33:57 | How to Be Human

 重度の自閉症を抱えながら、ふたつの大きな奨学金を得て、オックスフォード大学大学院で修士課程も修了したJory Flemingさん。

 フレミングさんのこのすばらしい本を翻訳刊行できるという信じられない幸運にめぐまれた。

 How to Be Human: An Autistic Man's Guide to Life

 By Jory Fleming With Lyric Winik

 https://www.simonandschuster.com/books/How-to-Be-Human/Jory-Fleming/9781501180507

 訳了後、フレミングさんにいくつか聞いてみたいことがあって、文藝春秋の編集者を通じて、インタビューを依頼した。

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/5821b2df6241ab7289edccb2deae53fc

 すると、すぐにインタビューに答えてくれると返事をもらい、先日インタビューを行うことができた。

 インタビューでは、次の質問を含めて、いろんなことを聞いている。

In Japan, we have Naoki Higashida, who is a person with autism, published books on him and his life. One of them, The Reason I Jump: The Inner Voice of a Thirteen-Year-Old Boy with Autism became a world bestseller thanks to Ireland based British writer David Michell’s superb translation. The world-famous author whose son also has autism decided to translate Higashida's book with his Japanese wife, because they wanted to know what their son is thinking and feeling. I believe both people with and without autism are always cured by words and life of people like Naoki Higashida and David Mitchell, just like you are doing with How to Be Human. I can say that there are many people who got a firm resolution or hope to live from your words and a way of life. Could you give us a comment on that?

 日本では東田直樹さんがいて、自閉症であるご自身の人生について本を書いています。その1冊『自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心』は、アイルランド在住のイギリス作家、デイヴィッド・ミッチェルのすぐれた翻訳により、世界的ベストセラーになりました。

 お子さんも自閉症で、この男の子が何を考え、感じているのかを知りたいと考えたミッチェルさんは、日本人の奥さんケイコ・ヨシダさんと一緒に東田さんの本を翻訳することにしました。

 自閉症である人だけでなく、定型発達者も、東田直樹さんやデイヴィッド・ミッチェルさんのような人たちの言葉や生き方に、まさにジョリーが『人間になる方法』(仮題)で話してくれているのと同じように、常に癒されています。

 あなたたちの言葉や生き方から、気持ちをしっかり持って生きていきたいと思う人はたくさんいます。それについてコメントいただけますか?

 この返答を含めて、ジョリーはインタビューでたくさん話してくれている。現在、音声お越しをしているが、ジョリーのやさしい、力強い言葉の数々に癒される。

 ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック著『人間になる方法 自閉症の人生を生きる』(仮題、文藝春秋より、2022年刊行)には、このインタビューをもとに1章書き足す(第10章「日本版特別記事「ジョリーは今」)。 

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/37713fd0fd05ca2966e7971cb0530991

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/ec35fd89e8a363dd6b5e04df54067a75

 インタビューはその前にYouTubeでも公開する予定。

 https://www.youtube.com/channel/UCvTyZ_Qj2Uc-A8Q646ckU2Q

 明日のGetUpEnglishでも、ジョリー・フレミングさんのインタビューについて書いてみたい。

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GetUpEnglishに関するお問い合わせ、上杉隼人への取材、翻訳・執筆依頼などはこちらにご連絡ください。

2022-07-16 06:55:05 | お知らせ

GetUpEnglishに関するお問い合わせ、上杉隼人への取材、翻訳・執筆依頼などはこちらにご連絡ください。
上杉隼人
uesugihayato.translator( )gmail.com [ ( )は@マーク]
以下のメッセンジャーもご利用ください。
https://twitter.com/GetUpEnglish

https://www.facebook.com/UesugiHayatoTranslatorEditor/

GetUpEnglishに掲載の文書はすべて無断転載を禁じます。

転載をご希望の方は、UESUGI HAYATOまでご連絡ください。

uesugihayato.translator( )gmail.com   [ ( ) → @]

https://twitter.com/GetUpEnglish

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All works that appear on GetUpEnglish are under copyright and may not be used in any form without the permission of the author(Uesugi Hayato). Please refer any query to Attention: UESUGI HAYATO.

 uesugihayato.translator( )gmail.com   [ ( ) → @]

https://twitter.com/GetUpEnglish

https://www.facebook.com/UesugiHayatoTranslatorEditor/

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Flying Without a Net(2)

2022-07-15 08:17:47 | Flying Without a Net

 ビジネス書トマス・J・デロング『Flying Without a Net 命綱なしで飛べ!』(仮題、2023年刊行予定、サンマーク出版)の翻訳を進めているが、これが非常に面白い。そして英語と翻訳の勉強になる。

 今日のGetUpEnglishはこの一節を見てみよう。

This particular mood-swing trait is readily identifiable, especially by people who live with these highly ambitious individuals. Driven professionals can be very difficult to live with because the significant people in their lives never know what kind of mood they will be in when they return from work. But they come to know they will get an extreme. Someone will walk in the door feeling on top of the world and able to handle anything in life or someone will burst in being hypercritical, tense, easily irritated, highly opinionated, and communicating “Beware.” One close friend admitted that his moods were so obvious that his children knew by the way he closed the car door whether he was approachable. When interviewed, his kids said, “If dad closed the door softly then we headed for our rooms because he would be looking for trouble. If he closed the door firmly we knew we could run to embrace him and tease him and begin asking for attention or things or simply time.”

 非常に野心の強い人たち特有の気分の振れ幅はすぐにわかる。特に彼らと一緒に暮らす人たちには一目瞭然だ。結果を強く求める者たちとの生活は一筋縄ではいかない。どんな気分で職場から帰ってくるのか、家族はわからないからだ。だか、気分がどちらかに極端にぶれることを家族は知ることになる。

 最高の気分で帰宅し、どんなことも聞いてもらえるかもしれない。

 あるいは家に入ってくるなり、あらゆることに当たり散らし、ピリピリしていて、ちょっとしたことも気に障るのか、誰の意見も聞き入れそうもない。「今日はあぶないぞ」と感じさせるかもしれない。

 ある親しい友人は、自分のその日の気分はすぐにわかるようで、車のドアをどう閉めるかで、近づいて来れるかどうか子供たちは判断していたと話してくれた。

 その子供たちに話を聞くことができた。

「お父さんが車のドアを静かに閉めたら、ひどいことになりそうだから、自分の部屋にすぐに行ったよ。ドアをバンと強く閉じたら、駆け寄っていって抱きついて、ねえ、あれをしてよ、これをしてよ、一緒にいようよとおねだりできたんだ」 

 本書はhighly ambitious individualや、driven professionals, achievement- driven personalitiesと何度か言い方を変えて出てくるが、要するに「野心的で、仕事で結果を 出そうとする人たち」が思わぬことにつまずいてしまうことを例証し、その上で対処法を説明する。

 本書はAmazonのエディターが100 Leadership & Success Books to Read in a Lifetimeの1冊に選んだ名著であるが、日本語版が刊行されることはなかった。

 https://www.amazon.com/Flying-Without-Net-Change-Success/dp/142216229X

 理由はいくつか考えられるが、ひとつにはハーバード大学のMBAコースのテキストとして使われていることもあり、英語の言い回しがむずかしく、日本語にするのが困難であるということがあるかもしれない。

 そのあたりを踏まえたうえで、サンマーク出版編集部の梅田直希さんと相談しつつ、日本のビジネスピープルが無理なく読めるものにしたい。

 仕事がかなり重なってしまっているが、スケジュールをうまく調整して、2023年1月の刊行を目指したい。

  そして著者にもインタビューし、著者と相談のうえ、日本語版の新たな章も追加してみたい。

 この本については、GetUpEnglishでも随時ご紹介する。

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TO BE SLATED

2022-07-14 08:04:10 | S

 動詞slateはいろいろな意味があるが、受身形で「~を予定する」の意味で使われる。

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。

○Practical Example

"I'm slated for a business trip to London."

「私はロンドンに出張する予定です」

●Extra Point

  Paul McCartneyのツアーに関する記事に次の文があった。

◎Extra Example

The tour is slated to stop in 11 more U.S. cities over the following six weeks, wrapping at the Met Life Stadium in East Rutherford, New Jersey, on June 16, two days before McCartney’s 80th birthday.

「ツアーは6週間に渡ってアメリカの11の都市で開催され、6月16日のニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムでフィナーレを迎え、2日後のマッカートニーの80歳の誕生日に花を添える予定」

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A DAY IN THE LIFE OF SMARTPHONE

2022-07-13 07:46:12 | A Day of the Life...

 マイク・バーフィールド著、ジェス・ブラッドリー絵『ようこそ! おしゃべり科学博物館』(すばる舎)は7月23日発売で、昨日見本が入った!

 https://www.subarusya.jp/book/b607228.html

 https://www.amazon.co.jp/dp/4799110578

つづいて、今度は同じ著者、イラストレーターの『ようこそ! おしゃべり歴史博物館』のゲラ校正が始まる。こちらは年内発売予定だ。

「歴史」といっても、さすがこの著者の仕事なので、思いもよらない視点からの、思いもよらない楽しい記述がいくつも出てくる。

 今日のGetUpEnglishはそのひとつを紹介する。

 Smartphoneの歴史だ!

Hey! I’m a modern smartphone. Can you lend me a hand – or a finger or a thumb, at least?

 やあ! ぼくは現代のスマホだ。 ぼくに手を貸してくれないかな? いや、人差し指でも親指でいいや。

 THANKS!

 ありがとう!

 Fingerprint ID was introduced on phones in 2004.

 指紋認証は2004年に導入された。

 Just look at all my features and when they were first seen!

 ぼくにはこんな機能が備わっている。いつか導入されたか教えてあげるよ!

 TOUCH-SCREEN (1992)

 GPS SAT NAV(1999)

 CAMERA(2000)

 BLUETOOTH(2001)

 WIRELESS CHARGING (2012)

 タッチスクリーン(1992)

 GPS衛星ナビゲーション(1999)

 カメラ(2000)

 ブルートゥース(2001)

 ワイヤレス充電(2012)

 I’m also incredibly compact. The very first cordless, hand-held mobile phone, developed by Motorola engineer Martin Cooper in 1973, was the size of a brick and weighed 1.1 kg!

 それからぼくは信じられないほどコンパクト。 1973年にモトローラのエンジニア、マーティン・クーパーが開発した最初のコードレス携帯電話は、レンガくらいの大きさで、1.1kgあった。

 HELP! OPERATOR! MY PHONE IS TOO HEAVY!

 なんとかしてよ、オペレーター! わたしの電話は重すぎるよ!

 実はこのシリーズはさらに「宇宙」の続巻がある。絶対面白いはずなので、ぜひ訳してみたい。

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白血球の秘密の日記

2022-07-12 21:31:54 | A Day of the Life...

でも、そろそろさらばだ。好中球は数時間しかもたない。

まもなく「マクロファージ(大食細胞)」っていう死んだ細胞を取り除く仲間の白血球がやって来て、おれは片づけられる。

だが、おれはおれの責務を全うした。

(「白血球の秘密の日記」より)

ようこそ! おしゃべり科学博物館

マイク・バーフィールド (著), ジェス・バードリー (イラスト), 上杉 隼人 (翻訳)

https://www.subarusya.jp/book/b607228.html

https://www.amazon.co.jp/dp/4799110578

7月23日発売です!

 

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ようこそ! おしゃべり科学博物館 見本出来!

2022-07-12 21:07:34 | A Day of the Life...

ようこそ! おしゃべり科学博物館

マイク・バーフィールド (著), ジェス・バードリー (イラスト), 上杉 隼人 (翻訳)

https://www.subarusya.jp/book/b607228.html

https://www.amazon.co.jp/dp/4799110578

出版社からのコメント

おしゃべり科学博物館にようこそ!

この博物館は、「人体」「動物王国」「自然科学」の3つのエリアに分かれている。興味のあるところから見てもらってかまわないよ。

ここはちょっと変わっていて、それぞれの展示物の前に行くと、その展示物がおしゃべりして説明してくれるんだ(うん、マンガ形式で話してくれるよ! )。ぼくらの体の中で起こっていることも、いろんな動物や植物のことも、地球の自然現象も、地球の外で起こっていることも、みんな楽しく学べる。

それ以外の追加情報をまとめたコーナーも、「・・・の秘密の日記」みたいな出し物もあるから、どうかすみずみまで回ってみて。出口の前にはむずかしい言葉をまとめた『用字用語集』もあるから、ここで何を見たか復習できるよ。 さあ、もうぼくのおしゃべりは十分だね。展示物のおしゃべりを存分に楽しんで! (はじめに)

著者について

〈文〉マイク・バーフィールド 作家、詩人、パフォーマー、受賞歴のある漫画家でもあり、子ども向けから大人向けまで、書籍、テレビ、ラジオ、雑誌と幅広くコンテンツを提供している。

〈絵〉ジェス・ブラッドリー イギリス、トーキー出身のイラストレーター、コミックアーティスト。さまざまな児童書のイラストを手がける。

〈訳〉上杉隼人 翻訳者(英日、 日英)、編集者、英文ライター・インタビュアー、英語・翻訳講師。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同専攻科(現在の大学院の前身)修了。翻訳多数。ひたすら翻訳と英語学習の日々。

見本出来!

7月23日発売です! よろしくお願いします。

 

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