ごろーん
10月12日、火曜、曇り。
いつもより2時間早く家を出て上野へ。
初対面の外国人2人とも日本語ペラペラで、
明るくてポジティブでフレンドリィ。
昨日、われ鐘の下腹を押さえて冷たい雨を見ながら、
「明日仕事に行くのやだなぁ~」と暗い気分になっていたけれど、
行ってみるとどうってことはなく、笑いがたえず、楽しかった。
プロデューサーの甘木さん、「もう今年も終わりだよ。早いねぇ~」
明るいうちに終わって帰宅。
時間がたっぷりあるので、猫たちといっぱい遊んでみんなしてエキサイト。
モンは羽のオモチャ獲ったど~! ネズミ獲ぉったど~!と練り歩く。
ビーもナイスジャンプを何度か見せてくれた。
晩ご飯はプッタネスカ、ベーコンと温玉のせサラダ。
ずっと太陽を見てなくて寒いせいか、早くも引きこもりモードに。
ジャガーさん、ダーが会社から持ってきてまだ読んでなかった
「天才ファミリーカンパニー」読んだり、
ネットでネウロのサイトを覗き見たり、たらたら。
和室に座ってると殿がすぐにやってきて膝に乗る。
ずっとごろごろいっている。最近は耳を撫でられるのも好き。
髭の付け根をこすられるのも好き。
ビーはベッドの毛布の上を、
自分流に均してその上で丸っこくなって寝ている。
ビーをポンポンしていて、ポンポンの手をとめると、
腕にしっぽをぶんッと当ててくる。
1時頃ダーも帰ってまたパスタ作る。ウリナリ社交ダンス見る。
10月10日、月曜、体育の日、雨。
家事を終えてから、雨の中ダーと家を出た。
ダーは仕事、私はコンタクトレンズを買いに三茶へ。
駅前の道を歩いていると、野良猫が出てきて、
道の真ん中あたりに落ちていたマックのポテト1本をくわえてパッと横切り、
歩道の脇の物置の下に隠れた。
スーパーで猫用カツオの切り身を買って、
二つにちぎって物置の下に投げた。猫の姿は既になかった。
カツオを置いたところに、ツナの空き缶も落ちていた。
コンタクトは寿命なので両目とも変える。
使い捨ても考えたけど、保障で1枚分の値段で2枚買えたので、
今までと同じやつにした。
フタコに戻ってアニエスでお取り寄せスカート(2万5000円)。
もうセールまで買い物はしないつもり。
その後、大井町に出るはずが、
雨と寒さと鐘で、用事が済んだら一刻も早く家に帰りたくなって、
「ほんに堪忍な」とメールしてマック買って帰宅。
雨が強くなっていたけど、物置のカツオはきれいになくなっていた。
猫たちにポテトを見せると、くんくん嗅ぐだけでもちろん食べない。
アニプラで猫科動物の番組を見る。
インドでは、人里に下りてきたトラを捕獲して、また遠くの山に返していた。
子供のトラが初めて狩をして、食べ残した獲物を置きっぱなしにしたら
ハゲタカが来て食べてしまった。
賢い大人のトラは、残した獲物には草や土をかぶせて隠す。
(ビーが食べ残したカリカリに土をかけるような素振りをするのは、トラの習性の名残だろうか)
チータの子供たちは、ママチータの狩りについていって、
ママが伏せると自分たちも伏せる。
ママが狩りをするのを、邪魔にならないように伏せてじっと見ている子供たち。
ママチータは時速100キロでビューンと走るのがかっこいい。
ママが獲った獲物は、まず子供たちに食べさせて、
ママは見張りをし、しばらくしてからママチータもがっつき出した。
しかしそこにライオン♂が来て獲物を横取り。
チータは足は速いけど、力はライオンやハイエナより弱い。
ライオンは強いくせに人の獲物を横取りばかり。
スタバのラテとケーキ、エルとヴォーグを持ってCがお見舞いに来た。
今週末はめずらしく会えなかったので、連休の終わりに顔が見れて嬉しかった。
C「折り返しでらららになりようがない」
「紅葉見たら、もう終わり」「散歩部終わり?」
「ハゲの山みてもしょうがないでしょ」「あぁ…」
環八ドンキへ。ペットコーナーがなくなって、猫缶が少ししかなくて意味なし。
ダーに「カツオ、なくなってた」というと、「うん、俺も見た見た」
ダーは焼酎を2杯飲んだら寝てしまった。
われ鐘と、寒さと、痩せた野良猫が気にかかって気持ちが不安定。
ダーのふところには殿がブルルル。
ルー・リード「New York」をかけて、ビーを抱えて寝る。
10月9日、日曜、曇りときどき小雨。
横須賀の山は、ところどころ紅葉していたけど、まだこれからという感じ。
家の庭は、去年のこぼれ種で咲いたインパチェンスがいっぱい咲いていた。
ママはチェリーセージを切花にしてテーブルに飾っていた。
玄関には金木犀も生けてあり、
昨日家についてドアを開けるとふわっと匂った。
朝ご飯はレモンパン、ポトフ。
パパがゴル練から戻ってから、3人で葉山マリーナまでドライブ。
サザンを聞きながら海を眺めてららら気分に。
「Nちゃんの高校の近くじゃない?」とパパにいわれて、
偶然高校の近くに来たことに気が付いた。
ボーリング場も、パン屋も、小さい鳥居も、変わらずあった。
「ちょっと寄ってもいい?」車を止めて、3人で中に入る。
校舎もボロいまま、変わっていなかった。
校門の辺りでは、自転車に乗っていたらクラスの男子に
「N、チャリ乗れるのか~」と驚かれたことや、
文化祭でビデオを撮ったことを思い出しながら歩いた。
中庭に来ると、文化祭のとき茶道部でやった野点をママが思い出した。
私もずっと忘れていた記憶。
ママ「あのときNの浴衣がつんつるてんでねぇ、
本当に可哀相で今思い出しても胸が痛むわ」
「大丈夫だよ。本人全く気にしてないから」
本当にまーったく気にしなかった。
自分の浴衣が紛失し、誰かに借りた浴衣を着たらつんつるてんだったけれど、
浴衣を着てお茶を立てるのが楽しくて、
丈が短くても全然OKで、ママが胸を痛めたことすら知らなかった。
ド天然だったあの頃。
2階の渡り廊下を見て、Tくんが女子と楽しそうにしてるのを
ジェラス混じりに見下ろしたことを思い出した。
その場所に来てよみがえる、場所ニューロン?
にしても、高校には楽しい記憶しかない。嫌な記憶が一つもない。
公立なのに校則がほとんどなくて自由な環境だったので、
不良になる人なんていなかった。私はうつつをぬかしっぱなし。
時が止まったような、夢の中にいるような懐かしい空間を後にして、
葉山に向かう。「Bye Bye My Love」のイントロでさらに夢ごこち。
パパは道中ずっと「そこのラーメン屋おいしそうなの」
「そこに評判のラーメン屋があるの」とラーメンの話ばかり。
海沿いの道に出る頃「希望の轍」
葉山マリーナでは、ヨットハーバーを見渡すアジアンカフェでランチ。
生春巻きほかの前菜、鶏肉のフォー(私とママはお約束のハードゲイの真似)。
スープがいい味。デザートはタロイモとココナツのケーキ、レモンのソース。
パパの分も食べる。
ヨットハーバーにパパの知り合いがいるのが見えたので、
後で挨拶に私もついていったけど、帰ってしまった後だった。
どんより曇り空だったけど、今週も海を見れてよかった。
海を見ると、一人で考えていることが彼方まで引き伸ばされる。
大型スーパーに寄って夕食の買出し。植木コーナーをのぞく。
ペットコーナーで、猫たちにお土産のオモチャを買う。
帰りの車で、パパはまたご飯の話。
「ご飯の話ばっかりしてるねぇ、パパ」
「ふだん仕事してると全然お腹減らないから、休みの日はお腹すくんだよねー、へへへ」
家に戻って、夜ご飯はチゲ鍋。ぶた肉、蠣入り。シメは中華麺を1玉。
私が帰った後で、鍋の残りにさらにご飯を入れて食べたとか。
私はママに貰った煮物を持って東京に戻った。
駅のホームでなかなか電車が来なくて、寒さにふるえた。
C「寒いしアレだし、家まで送るよ」とメールをくれて、
「アレって?」
「冬よ」
東京は今日もっと寒かったんだろう。
車中、チェーホフ「浮気な女」
家に帰って、ダーにさっそく煮物をチンしてあげると、
一人でビールを飲みながら全部食べた。
ずっと見れなかったガキ使罰ゲームの後半。
新しいオモチャに、猫たちは大喜びで飛びついて遊ぶ。
毛と羽のついたオモチャで、モンチがくらいついては離さない。
ネズミをくわえて戻る遊びもまた復活。
ネズミ獲ったど~!