10月18日、火曜、雨。
朝、DVDレコーダーと、タキイからクレマチスの小さな苗が届いた。
雨が続いてテンション下がりっぱなし。
でも今日はCの仕事が休みでジムに行けるのが楽しみ。
Mスタでショートラテ。
最近トールは飲みきれないうちにぬるくなる。
胃弱気味。Cんちで一服。
ジムでは、腹筋を中心に筋トレ。
バカトークが帰り道までえんえんと炸裂。
「あの人は女性が好きなんです、とはいうけど、
あの人は男性が好きなんです、といわないのはなんでだろう」とか
「小娘の男版も、やっぱり小娘なのか」とか。
Cには気をつけろといってたにもかかわらずオヤジワールドにはまり、
ナントカ部門の話を一人でして、
あまりにアホらしくて聴いちゃいなかったけど笑った。
欲しかったものを手に入れたはずなのにぶつくさ。
「ハウルでも見て心を取り戻しなよ!」
ボエムはテラスでほうれん草のサラダ、
青しそと小エビのパスタ、トウチョウウーロン茶。
■心理テスト(テレビで見た)
○飼いたいと思う動物1位2位と、その理由は?
・私の答え
1位:猫。気高く美しく完璧な存在だから。
2位:犬。かわいいし、猫たちと絡むと楽しそうだから。
・ダーの答え
1位:犬。かっこいいから。
2位:猫。自由だから。
・Cの答え
1位:猫。美しくて完璧な存在だから。
2位:馬。心は繊細だけれども、筋肉、特に下半身の筋肉のつき方が素晴らしい。
○分析。動物の種類は関係なく、
1位の理由は「自分がこうありたい、こう見て欲しい」
2位の理由は「相手に求めるもの、理想のタイプ」
Cの2位の理由を聞いていて爆笑な私だったけど、
私の2位の理由もどうかと思う。ダーの答えがまんまでよかった。
ダーに昨日残った材料でラーメンつくる。
BSでヴェルディのオペラ。ラーメンの後ダーは仕事。
10月17日、月曜、雨。
雨で金木犀が散りはじめた。
今までほとんど話したことのない女子に、仕事の相談をされた。
私にそんな話してもねー。
雨で無気力。晩ご飯は塩ラーメン。
アリーを借りてきてみたけど、今ひとつはまらない。
ひとつひとつ積み重ねながら生きて、
出会った人ときちんと関係を保って、
という至極まっとうな生き方に共感できない。
もうちょっと見てみるけど。
過去の日記を整理したいと思って、
昭和最後の頃の日記帳を出して読んだ。
夢の中で感じるリアリティと同じようなものを感じて、
日記のなかのTの言葉にときめいた。
私もTもかわいすぎ。
高校の頃の私も、一人のときは紅茶を飲んで、
お天気に一喜一憂して、今とあまり変わらない。
タキイのカタログをさんざん見て、蝋梅、
エリナカスケード、淡いピンクのバラをネットで注文(7500円)。
猫と遊んだり、草食べたり、だっこして歩いたり、ぶらぶら。
ビーはタワーの上でどーんと寝ていることが多く、
殿は膝にいることが多く、
モンチは本棚の上や部屋の入り口に座って鳴くことが多い。
10月16日、日曜、曇り。
パッとしない天気つづく。朝ご飯は鯵の開き、葱たっぷり卵焼き、
ご飯、若布と油揚げの味噌汁。緑茶、コーヒーなど次々淹れる。
「天才ファミリーカンパニー」を読んでだらだら。おやじくさい話だけど面白い。
4時頃家を出て渋谷へ。久々にダーとデート。渋谷ってのがアレだけど。
アニエスのチェックスカート、編み上げブーツ、白ニットパーカでお出かけ。
ダーも仕事では着ないアニエスのシャツ。
映画館で整理券をもらってから、HMVでいろいろ試聴。
ボーズ・オブ・カナダの新譜がよかったけど、
「いいんだけど、何枚もいらないってゆうか」で二人して何も買わなかった。
さくらや、ビックカメラをはしごして、HDD&DVDレコーダーをついに購入。
ワーイ! これでもうDVDを買わなくてすむ!
引きこもりシーズンを前に強い味方ができた。
夢吟坊でかきあげうどん。渋谷っぽくなくて落ち着く。
気が付くとハンターの話。
すぐ横のアフタヌーンティーでマドラーを買って、本屋にも少し寄る。
映画は前売りは売り切れてたけど、最終回は1300円で、
今日は無駄のない感じで渋谷を歩き、雨も降りそうで降らなくてよかった。
渋谷シネパレスで、ティム・バートン「チャーリーとチョコレート工場の秘密」。
面白かった! ウンパルンパの歌も絵もノリノリ。
ウンパルンパがいちいち面白かった。顔とか服とか。
街や工場は、原作のいい部分がそのまま映像になって、
ストーリーは原作よりさらに〝いい話〟になっていた。
ジョニデはやっぱりかわいい。
今回も疎外された人の役で、ときどき言葉につまったりするとこがかわいい。
「一番ジョニデがかわいかったシーンってどこ?」
ダ「靴みがきのシーン」
終わってまっすぐ帰る。家出たときは低気圧で頭痛がしてたけど、
映画の後で治っていた。
夜「天才ファミリーカンパニー」読破。
なにちてあちょぶ?
ねえねえ!なにちてあちょぶの?
10月15日、土曜、晴れのち曇り、小春日和。
午前中は曇り。どこに植えるかずっと悩んでいたピンクのミニバラを植付。
バラはやっぱりかわいい。蕾も花も、葉っぱまでかわいい。
昼ごろ日が射し始めたので、鎌倉へ。
3時半頃うちを出る。高速から見える空の晴れ間がきれい。
BGMは卓球。セイタカアワダチソウが土手を黄色く染めている。
伸び放題の葛さえも突き破って伸びている。
先週ヨコスカでも、庭や空き地を占領したアワダチソウ群を見た。
鎌倉の山は、しっとりと落ち着いた秋の色。
窓を開けっぱなしでも暖かくて、小春日和。
Cはノースリーブ、私はキャミ。
まっすぐ海沿いの道へ。渋滞中、
助手席から身を乗り出してずっと海を見ていた。
曇り空で、水平線がかすんで、空と海の境界が曖昧で、
ところどころ白波が立っている。
江ノ島も霞んでいつもより遠くに見える。風が気持ちいい。
稲村ガ崎の駐車場に車を止めて、公園から海を眺める。
公園に背の高い白い花が咲いていたので匂いをかごうとしたら、
葉っぱが硬くて尖っていて腹に刺さって近寄れなかった。
潮の匂いをかいで、波の音を聞いて、風に吹かれる。
昨日くさってた私たちは何処かへ。
社会とか、会社とか、ほんとにどうでもいい。
帰りに小寿々でぶっかけそば。澄んだ味でおいしい。
デザートにわらび餅。
壁に貼ってある「小学唱歌」が渋かった。「英雄の墓は苔むして」。
ダーにドーナツのお土産を買って帰る。
うちに戻って一服。
ビーはCに自らポンポンされにいく。
それからCんちに行ってYちゃんを会社に送り、ジャスコで猫草、
猫缶など買出し、またCんちに戻ってSATC(ジャズメン話)。
うちに帰ってさっそく猫草をあげると、
モンチが面白いくらいひっこぬいて草をばらまいた。
束にして差し出すと、3匹ともよく食べた。
ジャスコで買った安い餃子を焼く。まずかった。
I、また東京にいるとメール。
10月14日、金曜、晴れ。
【今日のチェーホフ】
「たわむれ」雪山での、かわいい恋の話。女の子も、男の子もかわいい。
「コーラス・ガール」ひっどい男なのに、優しい女の子。男の妻も嫌なやつだけど、子供がいたら、嫌なやつになっても仕方ないんだろうな。最後、コーラス・ガールが泣くところが本当に切ない。
かなりダメージ大の日だった。
初代と二代目が「使っていいよ」と私に食券を預けていたので、有難く使っていた。
私は食券が貸与禁止ってことを知らなかった。
ところが数ヶ月前から私を監視してたという人がいて、
私のことを犯罪者呼ばわりして、その数ヶ月分弁済してもらうと息巻いてるらしい。
数ヶ月前におかしいと思った時点で注意してくれたら、すぐ使うのをやめたのに。
私は密告者が誰なのか知らないけれど、初代と二代目の話だと「すげぇブス」。
よくもまぁ、ストーカーみたいに何ヶ月も人のこと見てるなぁ。
そんなに人が気になるのか?
真っ向から声もかけられないくせに気持ち悪。信じられない。
ほかにやることねーのかよ。
「すげぇブス」と説明されなくてもすげぇブスなのはわかる。
二代目が似顔絵を描いてくれたけど、
まさに絵にかいたようなデブで眼鏡のブス。
数ヶ月ストーカーされてても、私は未だに密告者の顔を知らない。
ブスは自動的に視界からシャットアウトしてるのだろう。
他人に何ていわれても、どう思われても気にしない方だけど、
犯罪者呼ばわりまでされるとさすがにうんざり。
夜はライターたちとの飲み会で大ダメージ。
スロトーク一色、つまらなすぎて、時間が無駄にすぎてくのが本当につらかった。
一つも楽しくない場で飲む酒は、頭に残って頭痛に変わる。
終わったときは開放感で新宿の街が輝いて見えた。
エス駅に直行し、改札を出て正面に、Cが笑顔で手を振るのを見てホッとした。
Cは最近心をなくしてるけど、それでも見た目がきれいで見る人を気分よくする。
就職して1か月。汚い、愚かなものをいろいろ見て
ものすごい勢いで毒を吐きまくり。
私もブスの話をCにすると、
「そのブスの使ってない×××に生ゴミでねじ込んでやろうか!」
(もっとすごい言い回しだったけど忘れた)
Cは60代中心の客を前に「Cさんは男性のどこにときめきますか?」ときかれ、
「筋肉です」と答え、さらに「あと、毛とか…」と素直に答え、
お上は頭をかかえて席をはずしたとか。
Cんちで一服。頭に残ったお酒で頭痛が治らない。
うちに移動、すぐダーも帰宅。
猫たちにご飯あげてから一服し、川べりに出て夜空を見上げた。
台風前の曇天。星も月も見えない。
家に帰ってダーにいろいろ話してるうちに涙。
まぁ、こんな日もある。HP回復するには睡眠しかない。
おもちゃかなー
10月13日、木曜、晴れ。
9時間寝てもまだ眠い。
なんとかして一度起きあがると、あとはビーが起こしてくれた。
頭の横でニャーと鳴いたり、肩や肘を甘がみしたり。
かわいくて目も覚める。
起きてすぐシーバを3等分、足りないビーは流しの上で次を待つ。
銀のスプーンを少しあげると、ビーはベッドに戻って寝なおす。
昨日食べたおもちゃの羽を吐き出して、モンチも元気。
殿は膝に乗ろう乗ろうとするので、ベッドで眠るダーのところに連れて行くと、
そのままごろごろいって寝る。
洗濯。昨日の残りのシチューを少し食べる。
家を出ると、雲ひとつない青空。
新宿へ。またしても地下鉄の駅の出口を間違えて、
西口から南口まで急いで歩き、暑くなった。
取材はつつがなく。ダンサーを目指す二人の女の子。
帰り、遅いお昼で屋台味ラーメン。こぎれいな店で一人でも入りやすかった。
会社に戻ってもうひと仕事。
夜、ハードディスクプレーヤーに曲をいろいろ入れて過ごす。
寝る前に腹筋30回。「天才ファミリーカンパニー」2巻。
ダーはコミックス校了で帰らず。
「世界を肯定する哲学」より
○人間は言葉を習得するのではない。言葉というシステムにあわせて自分を調整するのだ。
○「リアリティ」とは、「世界が存在をはじめるとき」にほかならない。
○世界は言語というシステムによって考える私の処理能力から逸脱したときだけ立ち上がる。それをもたらすものを「リアリティ」と呼ぶ。