ぎょうざ

モンチと窓越しの友情を育んでいたトカゲっちは、
今も健在。
しかも最近子供のチビトカゲも発見。
私が近づくと焦ってダッシュで逃げる様は、
ちょっとモンチに似てる。

延び延びになっていた、
女子４人の餃子会がやっと実現。
４人で９人前、美味しかった～！
駅からちょっと歩くのが、
ほどよく喉を渇かしてビールも美味い。
みんなの変わりない顔を見て、
おしゃれな形のティーセットまでもらっちゃって嬉しい。

「土地の名、土地」
ヴィルパリジ夫人が、そうそうたる交際暦を、
とめどなくおしゃべりする。
本質に近づくことなく表面をすべるだけの、
この手のお話もやっぱり楽しい。

「ワーストコンタクト」
板尾さんのちょっと変な感じ、
哀川の哀川な感じがよく出てて、
二人が同じ画面にいるだけで幸せ。
話もなかなか面白かった。

椅子の上に飛び乗って、
くるっと身体を丸めながら横たわり、
頭をひっくりかえすモンチを見てたら、
プッチーニのオペラを見てる気がした。見たことないけど。

暴れるぜ！

ベッドでプリンス・ジャズボをかけつつ夢中でワンピを読んでいて、
殿が「パオーン」と吼えながら走るのを気にしないでいたら、
やりよった、クラシカルプーのスノードーム(超お気に入り)を、
割りよった。　パリーン、ビシャァァ！！！
急いでつかまえて怪我してないのを確認してから、
さすがの私も激怒。
夜中なので掃除機はかけられないし、
ざっと片付けて、寝室は猫立ち入り禁止に。
叱られた殿はショボーンとしている。
何度か寝室から出ようとすると、
殿はドアの前でじっと待っていた。
なんかかわいかったけど、
手押し車に乗ったピグレットをプーさんが楽しげに押すスノードーム、
色もきれいで本当に気に入ってたんだよ…。
次の朝、私のショックはおさまってたけど、
殿はまだショボーン。
昼過ぎになってから撫でた。

虹

ガウラの花は、
野性味もありつつ繊細で、
風になびく姿が涼しくて大好き。
今年は今になってようやくたくさん花をつけ始めた。

西の空の夕焼けを眺めて、
視線をゆっくり東の空にずらすと、
大きい虹が見えた。
雨あがりでもないのに。
ずっと見ていたらだんだん空の色に溶けていった。
西の空に目を戻すと、
夕焼けの色が一気に濃くなっていた。

庭の水遣りをホースでするようになってから、
たまにホースのシャワーに虹がかかることがある。
見えるときには３箇所くらいで見える。

「それから」は、代助が何時間も本を読んだり、
庭を眺めたり、あてもなく散歩したり、
アンニュイに陥ったりする様をもっと見てたかったけど、
そのままだと家族も親友も敵にまわしてしまうらしい。
歩きたい、っていう以外の目的を持って歩くのは歩行の堕落だ、
という代助の考え方、好きだ。