なぎのあとさき

日記です。

祇園囃子

2006年09月15日 | 映画の話(ネタばれ)
ダーが夜中の3時すぎに帰ってきて、
忙しすぎて今日何も食べてない、とゆうので、
これからおにぎりを作って持たせようと思う。
鐘前だわ、雨だわ寒いわでテンションがどんどん下がり、
夜中一人でいたらつい世界の終わりの方まで行ってしまい、
今日の夜は寂しかった!と思わず泣くと、
ビーがぬうっと現われてダーと私の間に割って入り、
ふだんは自分から膝には来ないのに、
ダーの膝にデーンと上がって、
ダーの腕に顎をむりむり乗せて寝始めるのを見て、
なんだか泣くのがアホらしくなった。

次の日、夕方コハルと恵比寿で待ち合わせて、
みぞけん「祇園囃子」。
小暮美千代が、すばらしくいい女っぷりを見せてくれる。
着物姿、身のこなし、話し方、そして何より心の美しさ。
ラストの部屋のシーンで、
家族愛とも、友情とも違う栄子への想いにほろり。
祇園の町並、小道具や帯の柄までいい風情。
男どもは揃ってろくでもなかった。

映画の後は、カフェのテラスでしばらく余韻にひたる。
ぱらりと、枯葉が降ってきた。
コハルと私はごり押しのサンダルで出かけたけど、
街ゆく人はもう完全に秋の装い。
三茶で買い物して、砧公園を少し歩いて、
石畳の階段で一服。
秋の虫の声が、木の上から聞こえてくる。

夜、鯵の干物をテーブルに出すと、
ビーと殿が左右から顔を近づけてくるのを、
片手で制しながら食べる。
余ってたもやしと豚肉とニラを適当に炒めたおかずを、
ダーはやたら美味しそうに食べていた。
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コーヒーの季節

2006年09月15日 | 日々のこと
小雨で薄ら寒い日。
久しぶりに10時代に起きて、
眠いのでコーヒー。
また気温がぐっと下がった。

ママと横浜の新名所、ってゆうから何かと思ったら、
新しくできたショッピングセンター、に行って、
雑貨屋さんをぶらぶら。
コーヒーのまずいカフェは禁煙で、
ベランダに設けられた寒々しい喫煙所に行くと、
運河が見えた。
大きい運河で、視界がパーッと開けていて、
遠くの曇り空に、桜木町のビルが浮かぶ。
横浜駅はごっちゃごちゃで取り返しつかない感じだけど、
ベイなんとかは開けたテラスもあって、
晴れた日のお茶にいいかも。

そごうの文具屋、雑貨屋にも寄って、
紳士服売り場の喫茶店でコーヒーの口直し。
ブルーマウンテン№2、美味しかった。

みなとみらい線で中華街へ。
小雨降る夜の中華街は、
ネオンが道路に映ってきれい。
ここでも雑貨屋をはしごして、
ママは最近凝ってる手づくリブックカバー用のビーズ玉、
私はお香立てをGet。
お粥のお店で貝柱粥、空芯菜、美味しかった。
帰りにがらーんとしたカフェで3度目のお茶。

夜も冷えて、
にゃんこたちは丸くなって眠るようになった。
よく寝ること!
殿モンがくっついて寝ていた。
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