ダーが夜中の3時すぎに帰ってきて、
忙しすぎて今日何も食べてない、とゆうので、
これからおにぎりを作って持たせようと思う。
鐘前だわ、雨だわ寒いわでテンションがどんどん下がり、
夜中一人でいたらつい世界の終わりの方まで行ってしまい、
今日の夜は寂しかった!と思わず泣くと、
ビーがぬうっと現われてダーと私の間に割って入り、
ふだんは自分から膝には来ないのに、
ダーの膝にデーンと上がって、
ダーの腕に顎をむりむり乗せて寝始めるのを見て、
なんだか泣くのがアホらしくなった。
次の日、夕方コハルと恵比寿で待ち合わせて、
みぞけん「祇園囃子」。
小暮美千代が、すばらしくいい女っぷりを見せてくれる。
着物姿、身のこなし、話し方、そして何より心の美しさ。
ラストの部屋のシーンで、
家族愛とも、友情とも違う栄子への想いにほろり。
祇園の町並、小道具や帯の柄までいい風情。
男どもは揃ってろくでもなかった。
映画の後は、カフェのテラスでしばらく余韻にひたる。
ぱらりと、枯葉が降ってきた。
コハルと私はごり押しのサンダルで出かけたけど、
街ゆく人はもう完全に秋の装い。
三茶で買い物して、砧公園を少し歩いて、
石畳の階段で一服。
秋の虫の声が、木の上から聞こえてくる。
夜、鯵の干物をテーブルに出すと、
ビーと殿が左右から顔を近づけてくるのを、
片手で制しながら食べる。
余ってたもやしと豚肉とニラを適当に炒めたおかずを、
ダーはやたら美味しそうに食べていた。
忙しすぎて今日何も食べてない、とゆうので、
これからおにぎりを作って持たせようと思う。
鐘前だわ、雨だわ寒いわでテンションがどんどん下がり、
夜中一人でいたらつい世界の終わりの方まで行ってしまい、
今日の夜は寂しかった!と思わず泣くと、
ビーがぬうっと現われてダーと私の間に割って入り、
ふだんは自分から膝には来ないのに、
ダーの膝にデーンと上がって、
ダーの腕に顎をむりむり乗せて寝始めるのを見て、
なんだか泣くのがアホらしくなった。
次の日、夕方コハルと恵比寿で待ち合わせて、
みぞけん「祇園囃子」。
小暮美千代が、すばらしくいい女っぷりを見せてくれる。
着物姿、身のこなし、話し方、そして何より心の美しさ。
ラストの部屋のシーンで、
家族愛とも、友情とも違う栄子への想いにほろり。
祇園の町並、小道具や帯の柄までいい風情。
男どもは揃ってろくでもなかった。
映画の後は、カフェのテラスでしばらく余韻にひたる。
ぱらりと、枯葉が降ってきた。
コハルと私はごり押しのサンダルで出かけたけど、
街ゆく人はもう完全に秋の装い。
三茶で買い物して、砧公園を少し歩いて、
石畳の階段で一服。
秋の虫の声が、木の上から聞こえてくる。
夜、鯵の干物をテーブルに出すと、
ビーと殿が左右から顔を近づけてくるのを、
片手で制しながら食べる。
余ってたもやしと豚肉とニラを適当に炒めたおかずを、
ダーはやたら美味しそうに食べていた。