なぎのあとさき

日記です。

いろいろ

2006年09月12日 | 猫トーク
ルリマツリの花がいっぱい咲くと、雨が降る。
クレマチスのパメラもやっと咲いたのに。

配水管清掃の人が来てる間、
猫たちを和室に閉じ込めておいて、
清掃の人たちが帰ってから、
すぐ和室のドアを開けると、
モンチがすごい勢いでベッドの下に走って行った。
その後ろ姿がまた、超ウケル!

ビーがアウーと鳴くので、
だっこしてベッドに連れて行くと、ごろん。
ごろんしたまま、ポンポンすると、
ブブブと喉を鳴らす。
ポンポンの手をとめると、
太いしっぽをばんばんベッドにたたきつけて、
ポンポンを催促する。

殿ちんはベッドの周りをうろうろして、アウー。
おいでといっても来ないので、
ベッドに乗せると、すぐに降りてしまう。
放っておくと戻ってきて、
私の足を抱え込むように寝る。

スパイク・リー「25時」
最近観た「アメリカの友人」、
「トーク・トゥ・ハー」に続いて、
これも男の友情の話。
彼が行った後の川のシーン、
それぞれの人生が、
少しだけいい方に変わっていく感じ。
ナチュレルは名前もいいけど、
いかす姉ちゃんだった。
クラブのシーンもかっこいい。
クルックリンやブギーナイツのサントラが聞きたくなって、聞く。
コメント

歓喜の夜

2006年09月12日 | パリところどころ
アジア料理屋で甘めのお酒を飲んで、
ほろ酔い気分でシャンゼリゼに戻ると、
試合前のスノブな空気がうそのように、
パリ中の人が凱旋門に集まって、
花火は上がる、発炎筒はたかれる、
機動隊まで出てくるの大騒ぎ。
みんなフランスの決勝進出を祝い、
観光客も混ざってジズゥー!と叫び、
肩を組み、歓喜の笑みを交し合っていた。
フランスのMTVでかかってた、
流行のW杯応援ソングを、輪になって歌ってる人たち、
国旗をくぐらせる人たち、
街灯によじのぼる人も。
1台の車に何人も乗って、
パパパパー、ププププーとクラクション鳴らしまくりながら、
凱旋門の周りをぐるぐる回る。
発煙筒の赤い煙に包まれた凱旋門の上に、
大きい打ち上げ花火が上がる。
騒ぎは夜じゅう続いて、
次の朝には、いつものスノブなパリに戻っていた。
コメント

2006年09月12日 | 映画の話(ネタばれ)
夜中、すごい雷、大雨。
雷が光るとモンチは、
窓の外の空を見上げていた。
ビーや殿も、雷の音がすると、はっと外を見る。

私も鐘前のせいか低気圧のせいか、
歯の付け根がうずうずしてイライラして眠れず、
「トーク・トゥ・ハー」を見る。
映画館とかの街の建物や、
部屋、病院の中まで、
色とりどりで鮮やかできれい。
闘牛、変な劇、カエターノの歌(ククルクトゥ~)。
主人公の、禿の男の人が素敵。
闘牛士もバレリーナも看護婦も美人。
見ていたら奥歯のうずうずもイライラもおさまった。

雷が遠ざかり、雨が止み、
夜が明ける頃には空は晴れ、
薄い青の空が、山吹色の朝焼けに染まった。
猫たちもよく眠れなかったらしく、
次の日は晩御飯タイムも忘れて、
みんなよく眠っていた。
ビーはムームーいびきをかいて。
コメント

日曜日

2006年09月12日 | 映画の話(ネタばれ)
虫の多い季節、
網戸にはりついて虫を見るモンチ。

河原に出ると、まだ小虫が多い。
ダーが一匹パチンとやると、
さらにいっぱい寄ってきた。
花火の時に刈り取られた雑草は、
もう私の背より高く茂って、
ススキの穂が顔を出さんとしていた。
中州は葛に覆われるなか、
背の高い黄色の花が咲いている。

川では小さい魚がぴんぴん跳ねていて、
小虫を食べてるらしい。
釣り人の話だと、モロコ。
鴨たちは石の上でうずくまって休んでいた。
快晴で、西の空に雲が少し。夕焼けを眺めて、
本屋でワンピ、スタバでアイスホワイトモカ、
地下で晩ご飯買って帰る。

ヴェンダース「アメリカの友人」
額縁職人の主人公が、
不治の病につけこまれて、
ギャングに仕事をさせられる、
やるせない話。
ニコラス・レイ、サミュエル・フラーの、
怪しい爺さんぶりも味わい深い。
パリのメトロのシーンも面白かったけど、
ミュンヘンの電車でも、
あー、何やってんのこの人!
ってとこで現れるデニス・ホッパーかっこいい。
車が海へ行くシーン、よかった。
コメント