おれはモンちゃん
なんにでもはなつっこむから、はながよごれるんだぜ
秋分の三連休は、台風17号で天気予報は曇りと雨が多いけど、ちょこちょこ日も射している。ビーたまは変わりなく、元気。
自分でベッドに上がらず、ベッドの下から私をにらみ、ニャーッ(ベッドにのせて!)
本棚に自分で上がれるくせに、てか、私いないときはベッドも自分で上がるのに、かわいんだから、ビーはぁ。
猫のテーマ曲、モンチは変わらずモーツァルト、殿はバッハ、ビーはボブ・マーリーなのは変わらないけど、ヒップホップできてたモンちゃんが、今はファットボーイスリム。しっくりくる。
モンちゃんが、隣の部屋で「ニャーッ」と鳴いてるので見に行ったら、片足上げて毛づくろいして超絶リラックスしながら鳴いていた。
ビーは「ニャーッ!」(抱っこ!)と鳴くので抱っこしたら、肩に爪をぶすり。
とがってないのに、鋭角に刺してくる。
この二人の好き放題なやり方は、ストレスがなさそうで良い。私の憧れる猫のやり方。
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土曜日は上野へ。公園は緑が濃かった。
チケットがあったので、トーハクにて「奈良大和四寺のみほとけ」展。
トーハク入り口で、係のおじさんに、「中に喫煙所ありましたよね」と聞いたら、どや顔で「ありますよ」といわれた。私の庭ですから、といわんばかり。
中に入ってから別のおじさんに喫煙所の場所をたずねたら、ものすごく丁寧に同じ説明を2回繰り返していた。
仏像を見た。我々の生まれるずっと前に生まれ、この先も遠い時代までいつづける仏像たち。艶々。
見に来てる人はお婆さんが多くて、ありがたく手を合わせていた。
ほかに国宝いろいろ。昔のデザインは細かく手がこんでいる。三日月宗近や、正宗など日本刀って、使い勝手がよくなさそうだけど形が美しくて、血がついたまま鞘に入れるのはやだろうな。
次にフィンランドの女性画家の「モダンウーマン」展。松方コレクションで賑わう国立西洋美術館の常設内にて。
フィンランドといえばサウナとキャンプで有名だけど、美術のことは知らなかった。で、とても良かった。
とくに、シャルフベックという人の絵は、どの絵も良かった。母と子、風景、靴をはく女の子。デッサン、緑の色づかい、構図も良かった。
ポストカードなくて残念。
タピオカミルクパフェを公園で食べた。
蓮はもう花がないけど、葉っぱが高く繁っていた。
上野公園でも、台風で倒れた大木が一本あった。
いつものトンカツ、鯵フライ。ご飯がいつもにも増して大盛で、お新香を追加注文してちょうど良かった。
お店のおばさんに「ご飯こんなに食べれます?」よゆーっす。
隣の外国人カップル、気の毒なほどお箸が下手で、二人黙って格闘していた。
喫煙所でアイコスを試吸(初めてじゃないけど)。
アイコスのメリットについて。
①歯にタールがつかない→ホワイトニング歯みがきでよく磨けばよい
②髪がくさくならない→喫煙所では人のタバコでどうせにおいがつく
③猫の健康→猫のいる部屋では吸わない、吸ったあとは空気清浄器をマックス
アイコスのデメリットについて。
①くわえタバコできない→だめー!
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「八月の光」読了。
一度は読んでおきたかったので、読めて良かった。
八月の光が落とす影が、どす黒く血にまみれて時間も空間も渦を巻く。
救いも祈りも拒み、同じところから抜け出す気もないクリスマスの生き方は、あまりに悲痛で未知なる悲痛。
女は強く逞しい。
後半は説明的な語りが長くてしんどかった。