なぎのあとさき

日記です。

春分の日

2019年03月22日 | 猫トーク

春分の日、キンタの天国年齢は26歳になる。天国の時間がどうなってるかわからないので、まだ10代のままかもしれないし、子猫に戻ってるかも。お墓参りは、ダーも休みの日曜に行くことに。


木曜は風が強かったけど暖かくて、河原で試しにパーカー脱いでキャミ一枚になってみた。肩や背中に太陽や風を直に感じるのって気持ちがいい。体も軽い。こうでなくちゃ!

風が強くてチャリを進めるのもままならない中、土手に降りて川に近づいてみた。
私はこの何年か、無意識に、寒さや強風、雨や多少のウネリに負けない強い人になろうとしている。宮沢賢治の境地なのか、トムなのか。
メンタルがそんなだと、スカートとかレースとか着れない。



土手で、「失われた時を求めて」スワンの恋へ。
◯この年になると、幾つかの恋の記憶を持っていて、未知の宿命的な法則でひとりでに進展していくものではなく、私たちの方が恋にかけつけて、記憶や暗示でこれをでっちあげるのだ。
相手が出だしのところを歌ってくれれば、続きの文句は見つけられる。

社交界には相手にされないヴェルデュラン夫妻の夜会には、コタール医師のような憎めない人や、画家やピアニストたちが集まる。オデットとスワンも、そこで楽しい時を過ごす。

ここでは、スワンが以前に通りすがりに聴いたある小楽節のことから、音楽について大いに語られる。ソナタの狂気は論理的脈絡のない狂気で、馬や犬の狂気と同じ、とか、印象が形成される前に逃げ去る楽節のことなど。

土手はハマダイコンと菜の花が咲き乱れ、花びらに日射しが透けてキラキラ、その向こうの川面もキラキラ。見るというより目を奪われる眺め。カモたちもいた。



土手に降りる前、駅向こうの河原にも行ってみたけど、急に人が増えてせわしない雰囲気だったので移動した。土手は人がいないから、自然と一体になれるしタバコも吸える。


靖国開花の日で、近所の桜もちらほら咲き出した。今年の春も、殿ビーが一緒にいてくれて嬉しい。殿は昼間に室外機の上で日向ぼっこして、ビーは夜にモンちゃんより長く外を散歩してきた。

殿はササミとサーモンをまたたくさん食べるようになったけど、3.3キロになって0.1減った。
0.1なんて誤差だし、そんなに気にするほどでもないかもしれないけど、気になる!


日にちはわからないけど、今月はモンちゃん満3歳の誕生日。モンちゃん4年目の春。
すくすくのぶりぶりのデカネコに育ってくれた。



モンちゃんは冬の間も超元気だったけど、あったかくなってさらにパワーアップ。外に出たくてアンワー!アワー!と鳴き出したら、すごいしつこい。だんだんボリューム上げる。ほかの子は適当なとこで諦めてたけど、モンちゃんは一向に諦めないので、必ず外に出すことになる。三茶時代の殿やビーに比べたら、帰ってかるのは早い。殿はよく朝帰りしてたしね。ビーもメシ以外は外に出っぱなしの頃もあった。
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水曜はダーが休みだったので用賀で待ち合わせて、ニトリを見に行った。ペンダントライト買いに。お値段以上。

ダーは家のことで自ら動くことがほとんどないのに、あーだこーだいうから、ニトリではじめはマジ喧嘩になったけど、OK行ってとん茶食べる頃には仲直りしてた。
私は仕事の後だったのでビールがうまかった。

私がイラついてたのは仕事が忙しすぎたせいもあった。ストレス発散のため、ネットで春物カーディガンやらロンTやらタンクトップやらシュガースクラブやらいろいろ買った。たまにはね。

春らしいおぼろの満月。



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