
25日の月曜日、花冷えはまだ続いてるようで、けっこう寒い。
殿は食べる量が少ないまま、一日ほとんど寝てた。
ビーは3週間ぶりの通院。
血液検査はなし。
ステロイド2日に1回を5週続けて、下痢はほぼしなくなった。反応よし。
体重は2.9で、先生は「3いっててほしかった」、とちょっと不満そうだけど、ビーはよく食べてても、甲状腺亢進になってから、なかなか3キロ越えない。
問題はなく、ビーは元気だけど、ステロイドはこのままさらに3週間続けることになった。
3週間後には3日に1回に減量できると思う。
整腸剤はこれにてストップ。
薬減って嬉しいよね、ビーたま。
この歯が抜けそう、と先生。
まだそんな歯があったとは!
自然に抜けるといいけど、気にとめとこう。
あと、青っパナが少し。
いつも春先は鼻炎の症状出るんだよね。
ひどくなったら抗生物質ね。
薬だらけで猫の身体を重くしたくないんで、必要な時を見極めるからね。

お財布を忘れて、仕事行く途中のダーが届けてくれて、病院に入ったとたんにビーの「ニャーッ 、ニャーッ、ニャーッ」が聴こえたそう。
触診や聴診されてる時はおとなしいけど、先生の手が離れると途端に私によじのぼって、かわいいんだから、ビーはぁ。
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待合室で、美形のアビちゃんを連れた奥様が、ビーを「元気そうね」と見てた。
アビちゃんは16歳で、喉に腫瘍ができて、呼吸がしづらくなっていて、家では酸素室にいるそう、病院での処置の後だったので、その時は元気そうだったけど。
腫瘍が小さくなることを祈る。
消えることもあるのだ、Hちゃんのように!
本当にきれいな子だった。
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スワンの恋はそろそろ終盤、サン=トゥーヴェルト公爵夫人の音楽会へスワンは出かける。
ここで初めて社交界や貴族の人々が出てくるんだけど、語り手は彼らを馬鹿にしたような口調で描写するのでコメディみたいに面白い。
夫人たちは、自分がどう見えるかばかり気にしている。これって、今でいう承認欲求?
承認欲求ってここ最近よく聞くようになった言葉だと思ってたけど、昔から人によく見られるため、いいねされるために生きてる人はいたってことか。
スワンはスワンで、従僕や召使いを、美術館にある絵のように眺めていて、これも面白い。
人によく見られたい、なんて思うほど、私は人に重きを置いてない。
海や山の自然のもとで、自分がそこにふさわしいか、ってことのほうが大事だ。
魚や動物たちには嫌われたくない。
野の花の似合う人でいたい。
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ダーのかけた、オザケンの曲が良くて、一緒に口ずさんでたら朝からうるっときた。
♪何度も君の名前を呼ぶ
本当の心捧げて呼ぶ
この愛はメッセージ
僕にとって祈り
僕にとってさす光
心を捧げる相手がいること、日に何度も、特に用がなくても、名前を呼ぶ相手がいることは、どんなに幸せなことだろう。愛は祈りであり光であり、猫である。
オザケンの声で聴くより、自分で歌うほうがいい歌に聴こえてジーンとくる、なんて言ってもオザケンのファンなら怒らないだろう。
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火曜日、殿は食欲ボチボチだけど、体重は3.4キープしてる。
良かった。
あれもこれもいりま宣言するわりに、しばらくするとインテグラ牛も銀スプカリカリも食べてる。
そしてモンちゃんは、、

どーん!
ついに8キロ。