■6日・11日・13日 三隻の自衛艦が就役
海上自衛隊ニュースリリース(※)によれば三隻の自衛艦艇が就役する。就役式には招待状が無ければ出席することは出来ないが、出港する様子は波止場(立入ができる場所に限る)から眺めることが出来る。
『あしがら』が3月13日、三菱重工長崎造船所にて、海上自衛隊に引き渡される。引渡式は1030時から。自衛艦旗授与式を経て1345時に出港見送り。執行は佐世保地方総監赤星慶治海将が執り行い、初代艦長に由岐中一生1佐が任命される。この『あしがら』は、イージス艦『あたご』型の二番艦であり、満載排水量では世界最大級の水上戦闘艦となる(写真は、『こんごう』型の『ちょうかい』)。
掃海艇『ひらしま』が3月11日に引き渡される。式典はユニバーサル造船京浜事業所にて実施され、執行者は横須賀地方総監である半田謙次郎海将。引渡式は1100時からで、自衛艦旗授与式ののちに1315時に出港見送りとなる。初代艇長は須賀伸3佐。本型は新型掃海機具S-10を搭載する新型掃海艇である(写真は観艦式の掃海艇、代用写真)。
3月6日に、『おやしお』型潜水艦の最終艦である『もちしお』が川崎重工神戸工場において就役する。引渡式は呉地方総監杉本正彦海将のもとで行われ、1130引渡式、1135時自衛艦旗引渡式、1420時出港見送りとなっている。初代艦長は五陵隆男2佐。本艦就役後、次の潜水艦は画期的なAIP潜水艦である『そうりゅう』型に移行する。
HARUNA
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