■防衛装備庁技術シンポジウム2015
防衛装備庁技術シンポジウム2015,明日から二日間、防衛省本省に隣接したホテルグランドヒル市ヶ谷にて執り行われます
これまで防衛省技術研究本部防衛技術シンポジウムとして行われてきましたが、防衛装備庁の発足に伴い名称を防衛装備庁技術シンポジウム、としたものです。事前登録ではなく、当日手続きを行う事で自由に聴講することができ、また、各種装備品の技術資料などの映像や施策装備等の展示も行われます。
一日目は、防衛生産・技術基盤戦略及び総合取得改革,超音速機研究および高高度無人機研究,軽量戦闘車両システムの研究フィージビリティスタディ&乗員防護技術,サイバー攻撃対処技術に関する研究,2波長赤外線センサを用いた2波長融合処理について,CBRN脅威評価システム技術の研究,などの講演が行われるとのこと。
二日目の講演は、防衛技術・装備品等の海外移転管理及びデュアルユース技術管理に係る経済産業省の取り組み,平成27年度安全保障技術研究推進制度について,人工知能と人工意識の未来~機械と脳の競争と協調,日米共同研究「高速多胴船の最適化」について,CB防護技術に関する日英共同研究プロジェクト,CBRN対応遠隔操縦作業車両システムの研究,艦艇装備研究所における無人航走体技術への 取り組みについて,など。
昨年度の防衛技術シンポジウム2014では、将来戦闘に帰還する防衛省技術研究本部の技術開発とその方向性や将来航空戦に関する視座などが示され、どういった任務へ対応するための研究が進められているか、また、その構想を実現するための技術面の研究はどの程度まで進展しているのか、これまで蓄積された技術に依拠しての開発研究と構想等は大きな注目を集めました。
今年度のシンポジウムにおいて注目したいのは、軽量戦闘車両システム、高速多胴船の最適化、CBRN対応遠隔操縦作業車両システム、など。軽量戦闘車両システムは装軌型の機動戦闘車というべき新区分の車両で将来戦車研究の一視点として受け取る事が出来る次世代車両の研究です、高速多胴船の最適化はコンパクト護衛艦以降の小型水上戦闘艦艇に関する部分研究として考えられます、CBRN対応遠隔操縦作業車両システムは福島第一原発事故を受け開発が進められた装備ですが無人陸上装備体系の要素を多分に含むものです。
北大路機関:はるな くらま
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
防衛装備庁技術シンポジウム2015,明日から二日間、防衛省本省に隣接したホテルグランドヒル市ヶ谷にて執り行われます
これまで防衛省技術研究本部防衛技術シンポジウムとして行われてきましたが、防衛装備庁の発足に伴い名称を防衛装備庁技術シンポジウム、としたものです。事前登録ではなく、当日手続きを行う事で自由に聴講することができ、また、各種装備品の技術資料などの映像や施策装備等の展示も行われます。
一日目は、防衛生産・技術基盤戦略及び総合取得改革,超音速機研究および高高度無人機研究,軽量戦闘車両システムの研究フィージビリティスタディ&乗員防護技術,サイバー攻撃対処技術に関する研究,2波長赤外線センサを用いた2波長融合処理について,CBRN脅威評価システム技術の研究,などの講演が行われるとのこと。
二日目の講演は、防衛技術・装備品等の海外移転管理及びデュアルユース技術管理に係る経済産業省の取り組み,平成27年度安全保障技術研究推進制度について,人工知能と人工意識の未来~機械と脳の競争と協調,日米共同研究「高速多胴船の最適化」について,CB防護技術に関する日英共同研究プロジェクト,CBRN対応遠隔操縦作業車両システムの研究,艦艇装備研究所における無人航走体技術への 取り組みについて,など。
昨年度の防衛技術シンポジウム2014では、将来戦闘に帰還する防衛省技術研究本部の技術開発とその方向性や将来航空戦に関する視座などが示され、どういった任務へ対応するための研究が進められているか、また、その構想を実現するための技術面の研究はどの程度まで進展しているのか、これまで蓄積された技術に依拠しての開発研究と構想等は大きな注目を集めました。
今年度のシンポジウムにおいて注目したいのは、軽量戦闘車両システム、高速多胴船の最適化、CBRN対応遠隔操縦作業車両システム、など。軽量戦闘車両システムは装軌型の機動戦闘車というべき新区分の車両で将来戦車研究の一視点として受け取る事が出来る次世代車両の研究です、高速多胴船の最適化はコンパクト護衛艦以降の小型水上戦闘艦艇に関する部分研究として考えられます、CBRN対応遠隔操縦作業車両システムは福島第一原発事故を受け開発が進められた装備ですが無人陸上装備体系の要素を多分に含むものです。
北大路機関:はるな くらま
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)