北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

平成二十八年度三月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2017.03.04/03.05)

2017-03-03 20:33:00 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 梅花咲き誇る早春の青空、岐阜基地ではX-2の試験飛行が毎週行われ本日も飛行しました中、皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末は駐屯地祭に航空祭がもりだくさん、行事紹介です。

 小牧基地航空祭、愛知県の県営名古屋空港と共用する航空自衛隊基地で、海外派遣や邦人救出任務へ活躍する第1輸送航空隊C-130H輸送機を運用する第401飛行隊、KC-767空中給油輸送機を運用する第404飛行隊が展開していまして、航空救難団救難教育隊がUH-60救難ヘリコプターとU-125救難機を運用、航空教育集団隷下第5術科学校も置かれています。

 C-130の編隊飛行やKC-767の迫力、名古屋の航空祭、名古屋市内から地下鉄名城線から名鉄小牧線に乗り換えて直ぐに行く事が出来る立地ですが、飛行展示の規模は輸送機と空中給油輸送機に加えて救難飛行展示と災害派遣展示となっていますので、来場者の人口密度はそれほど高くなく、加えて基地も広い事から家族連れにもお勧めできる航空祭の一つ。

 春日井駐屯地祭、今年は50周年という記念すべき行事です。愛知県春日井市にある陸上自衛隊駐屯地で、第10師団隷下の第10後方支援連隊や第10施設大隊及び第10偵察隊が駐屯しています。小牧基地航空祭と同日に開催されまして、春日井駐屯地と小牧基地は近傍に在ります。式典と観閲行進に加え、訓練展示が実施、偵察部隊と施設科部隊を後方支援連隊が支援する、一味違う行事といえます。

 自衛隊行事ではありませんが、OSAKA防衛防災フェスティバル2017、大阪南港ATCを会場として開催される防衛防災行事ですが自衛隊が大規模に参加するもので、防衛と防災に関わる自衛隊や国土交通省と地方自治体および警察や消防に加えまして赤十字が参加、今回は陸上自衛隊の16式機動戦闘車が京阪神発の展示参加となり、防災用自衛隊装備の他、外来機の参加による飛行展示なども行われるとのこと。

 さて、動画配信サイトの発達により自衛隊行事の動画をビデオカメラで撮影し自由に配信できるようになりました、すると大きな問題が出てきます、動画撮影と写真撮影を両立できないか、という事です。実際当方の周りには両立を試みた人が何人もいるのですが、如何に努力しても無理がありカメラ単体に戻るか、動画の世界から戻ってこれなくなるか、など。

 機材の性能が進歩した場合でも人間の能力には限度があり、三脚に動画撮影用のカメラを固定し、その上で一眼レフを自由に振り回すのか、カメラと並行連結板を装着した上でビデオカメラを設置、他にはストロボ基部に小型のビデオカメラを装着する、方法はいろいろあるのですけれども、動画を後に見直したところ、両方に満足いく撮影は、できません。

 一眼レフは被写体を探して幾度も旋回しますが、これを後で動画にて見直しますと酔ってしまうほど乱れ動きます。ただ、いつもお世話になっている方が岐阜基地航空祭の真っ最中にカメラ故障、仕方なく相方の動画と写真用機材のうち、ビデオカメラ操作を担当しましたところ、良い映像が撮れたというお話、応用部分はあり撮影技術は影響するようです。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・3月05日:小牧基地航空祭2017…www.mod.go.jp/asdf/komaki/
・3月05日:春日井駐屯地創立50周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/10d/butai/sta/kasugai/
・3月05日:OSAKA防衛防災フェスティバル2017…http://www.mod.go.jp/pco/osaka/

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関

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