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令和元年度六月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2019.06.15-06.16)

2019-06-14 20:01:34 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 上皇猊下の京都行幸を受け梅雨入りが待っている今日この頃、上手く行けば今年は梅雨を逃げ切れるかもというなか皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末の行事紹介です。

 第2師団創設記念旭川駐屯地祭、北鎮師団の名と共に北海道北部を防衛警備管区とし、極東ロシア軍の軍事圧力を一手に引き受ける陸上自衛隊最精鋭師団の創設記念行事です。師団は第2戦車連隊、第3普通科連隊、第25普通科連隊、第26普通科連隊、第2特科連隊等を基幹とし、師団戦車大隊に代え強力な戦車連隊を隷下に有しているのが特色でしょう。

 90式戦車に10式戦車と87式自走高射機関砲と96式装輪装甲車、極東ロシア軍軍事圧力に備える師団の装備は重厚かつ新しく強力です。旭川駐屯地は駐屯地に第2飛行隊の展開する旭川飛行場地区を有し、飛行場は未舗装滑走路が広がります。師団行事はこの広大な飛行場地区に戦車部隊を始め多くの部隊が展開、観閲行進から訓練展示まで、規模は凄い。

 北宇都宮駐屯地祭、陸上自衛隊航空学校宇都宮校と第12旅団第12ヘリコプター隊第1飛行隊が駐屯しています。第12ヘリコプター隊第1飛行隊はUH-60JA多用途ヘリコプター装備部隊、航空学校宇都宮校はFEC陸曹航空操縦学生課程とEOC計器検定官課程を担います。中央即応連隊と第12特科隊の駐屯する宇都宮駐屯地とは別の駐屯地です、御注意を。

 岩手駐屯地祭、74式戦車とFH-70榴弾砲で知られる岩手県滝沢市に所在する駐屯地です。第9師団隷下の第9特科連隊と第9高射特科大隊及び第9戦車大隊と東北方面隊隷下の第10施設群第387施設中隊が駐屯していまして、IGRいわて銀河鉄道、旧東北本線滝沢駅が最寄り駅となっています。先週の青森駐屯地祭に続き第9師団重戦力を見るお勧め行事だ。

 東北唯一の戦車部隊、岩手駐屯地祭のお知らせは岩手地方協力本部HPをご覧ください、と、こう言いますのも実は第9師団HPを見てみましたらば先週の第9師団創設記念行事は大々的に発表されていますが、この他に行事はありません、と言われていまして、全国の新部隊新編の都度に人員を引き抜かれており広報要員不足の厳しさを垣間見た印象です。岩手地本HPですよ。

 さて撮影の話題を。新型カメラの性能に一々驚かされないよう達観したつもりでいたのですが、CANONのPowershotG3Xについては三月から運用を開始し三カ月、性能に驚かされています。G3Xはコンパクト機種、一眼レフより小型センサーを採用しているのですが、1型センサーという、一眼レフのAPS-Cに準じた大型のセンサーを採用していまして、画質はまあまあ高い。

 G3Xの強みは光学24-600mmというズーム性能にあります、デジタルズームを併用しますと最大2400mmまで延び、京都駅ビルから如意ヶ岳の大文字火床周辺を確認できるほど。G3Xに限らず、コンパクト機種は一眼レフよりも望遠機能に有利でした、それはセンサーが小型である分、センサーに対してレンズ径を取った場合に高倍率としやすいためです。

 しかし、G3Xは1型センサーを採用し、下手なミラーレス一眼よりも大型となる筺体に高倍率の性能を搭載していまして、画質と望遠を何とか両立させています。更にPowershotの中でも上級機種であるGシリーズであり、被写体認識能力や動体追随能力が高く、例えばF-2戦闘機の機動飛行さえ撮影出来ます、片手に持つ支援機種として、驚かされました。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・6月16日:第2師団創立69周年旭川駐屯地祭https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/
・6月16日:岩手駐屯地創設62周年記念行事…https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/9d/
・6月16日:北宇都宮駐屯地祭…https://www.mod.go.jp/gsdf/kitautunomiya/index.html

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
コメント (2)
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