■自衛隊関連行事
G20サミットで厳戒態勢の中に未明いきなりの台風3号本州接近という最中ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今週末の行事紹介です。
遠軽駐屯地創設記念行事、第2師団隷下の第25普通科連隊が駐屯しています。ロシアを対岸として道北を防衛警備管区とする第2師団、第25普通科連隊はオホーツク海側からの着上陸を創設以来一貫して警戒し続けている精鋭部隊の一つ。北海道の普通科連隊は一個中隊に96式装輪装甲車を配備し装甲化しているほか、中距離多目的誘導弾等も装備している。
倶知安駐屯地祭、ニセコスキー場に近く、北部方面対舟艇対戦車隊と陸曹教育隊及び方面施設の第361施設中隊が駐屯しています。元々は第11師団隷下の第29普通科連隊が置かれていましたが、冷戦後の自衛隊縮小で連隊は廃止され、対戦車部隊を移駐しました。自衛隊で最も厳しい冬山でのレンジャーを練成する冬季遊撃戦課程の拠点も置かれています。
苗穂分屯地祭、先週に駐屯地祭が行われました島松駐屯地の分屯地で北海道補給処苗穂支処が置かれています。札幌市内の分屯地祭です、歴史は古く島松駐屯地よりも先にこの苗穂に北海道地区補給廠が置かれたのは自衛隊創設前の警察予備隊時代、そしてJR、当時国鉄、その鉄道輸送拠点から、北海道地区補給廠創設当時には鉄道引込線も伸びていました。
奥尻島分屯基地祭と襟裳分屯基地祭、航空自衛隊のレーダーサイト一般公開も執り行われます。奥尻島分屯基地には第29警戒隊が。襟裳分屯基地にはを運用する第36警戒隊が分屯しています。奥尻島分屯基地は自衛隊施設の一般公開の中では屈指の交通難所にあり、函館空港から小型旅客機、江差から東日本海フェリーが運行されていますが、行きにくい。
さて撮影の話題を。AIS船舶位置情報、21世紀に入ったのだなあ、と実感する幾つかの事例の一つです。AIS,つまり船舶の現在位置を配信し、これは2001年同時多発テロ以降、テロ対策を主眼に開始された措置なのですが、AISを装備する船舶は出入港など、どこを航行しているかわかるようになりました。そして出入港に限ってですけれど自衛隊の艦船も例外ではありません。
護衛艦入港などを撮影する際に、なにしろ予定時刻を入手できるのは入港情報が港湾などから開示されているか、広報での寄港など、どちらかといえば希有です、希有なのですから、あと十分待つのか、充分待つのか、と気が急いてくるわけでして、そんなときにAISから位置情報をみることができますと、いつごろ入港するのか、と大まかな見通しが立つ。
AISはスマートフォンでも検索できますので、もちろん携帯電話圏外では厳しいのですが、艦船入港を撮影する場合、フェリー航路上でもなければ圏外ということは逆に珍しく、昔は無線を聞くか高台行くかというものが、船舶位置に関する最先端の情報をスマートフォンの普及により、手元に表示できる事に、AIS,考えてみれば、すごい時代になりましたね。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
遠軽駐屯地創設記念行事…https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/
苗穂分屯地創設記念行事…https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/#
襟裳分屯基地開庁記念行事…https://www.mod.go.jp/asdf/nadf/
倶知安駐屯地創設記念行事…https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/#
奥尻島分屯基地開庁記念行事…https://www.mod.go.jp/asdf/nadf/
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
G20サミットで厳戒態勢の中に未明いきなりの台風3号本州接近という最中ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今週末の行事紹介です。
遠軽駐屯地創設記念行事、第2師団隷下の第25普通科連隊が駐屯しています。ロシアを対岸として道北を防衛警備管区とする第2師団、第25普通科連隊はオホーツク海側からの着上陸を創設以来一貫して警戒し続けている精鋭部隊の一つ。北海道の普通科連隊は一個中隊に96式装輪装甲車を配備し装甲化しているほか、中距離多目的誘導弾等も装備している。
倶知安駐屯地祭、ニセコスキー場に近く、北部方面対舟艇対戦車隊と陸曹教育隊及び方面施設の第361施設中隊が駐屯しています。元々は第11師団隷下の第29普通科連隊が置かれていましたが、冷戦後の自衛隊縮小で連隊は廃止され、対戦車部隊を移駐しました。自衛隊で最も厳しい冬山でのレンジャーを練成する冬季遊撃戦課程の拠点も置かれています。
苗穂分屯地祭、先週に駐屯地祭が行われました島松駐屯地の分屯地で北海道補給処苗穂支処が置かれています。札幌市内の分屯地祭です、歴史は古く島松駐屯地よりも先にこの苗穂に北海道地区補給廠が置かれたのは自衛隊創設前の警察予備隊時代、そしてJR、当時国鉄、その鉄道輸送拠点から、北海道地区補給廠創設当時には鉄道引込線も伸びていました。
奥尻島分屯基地祭と襟裳分屯基地祭、航空自衛隊のレーダーサイト一般公開も執り行われます。奥尻島分屯基地には第29警戒隊が。襟裳分屯基地にはを運用する第36警戒隊が分屯しています。奥尻島分屯基地は自衛隊施設の一般公開の中では屈指の交通難所にあり、函館空港から小型旅客機、江差から東日本海フェリーが運行されていますが、行きにくい。
さて撮影の話題を。AIS船舶位置情報、21世紀に入ったのだなあ、と実感する幾つかの事例の一つです。AIS,つまり船舶の現在位置を配信し、これは2001年同時多発テロ以降、テロ対策を主眼に開始された措置なのですが、AISを装備する船舶は出入港など、どこを航行しているかわかるようになりました。そして出入港に限ってですけれど自衛隊の艦船も例外ではありません。
護衛艦入港などを撮影する際に、なにしろ予定時刻を入手できるのは入港情報が港湾などから開示されているか、広報での寄港など、どちらかといえば希有です、希有なのですから、あと十分待つのか、充分待つのか、と気が急いてくるわけでして、そんなときにAISから位置情報をみることができますと、いつごろ入港するのか、と大まかな見通しが立つ。
AISはスマートフォンでも検索できますので、もちろん携帯電話圏外では厳しいのですが、艦船入港を撮影する場合、フェリー航路上でもなければ圏外ということは逆に珍しく、昔は無線を聞くか高台行くかというものが、船舶位置に関する最先端の情報をスマートフォンの普及により、手元に表示できる事に、AIS,考えてみれば、すごい時代になりましたね。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
遠軽駐屯地創設記念行事…https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/
苗穂分屯地創設記念行事…https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/#
襟裳分屯基地開庁記念行事…https://www.mod.go.jp/asdf/nadf/
倶知安駐屯地創設記念行事…https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/#
奥尻島分屯基地開庁記念行事…https://www.mod.go.jp/asdf/nadf/
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関