■空挺団と戦車の協同
第1空挺団の確保した空挺堡へ増援部隊が続々と到着し、第1師団より展開した戦車部隊もその増援として戦闘加入を始めます。
第1空挺団降下訓練始め、空挺団が空挺作戦により仮設敵の前進を完全に拘束した防衛線へ、第1戦車大隊より10式戦車の増援が展開しました。10式戦車は高い不整地突破能力を活かし、習志野訓練場を全力で進みます。実際、島嶼部防衛では海浜は不整地である。
第1師団からの増援を受けた第1空挺団ですが、空挺普通科群本部情報小隊特車班として1960年代にはM-24軽戦車が配備されていました。もっともM-24軽戦車は機動力はあるものの対戦車火力としては1950年代でも非力、1973年に廃止改編を受けているのですが。
10式戦車は2両が展開し、その奥には74式戦車も支援へ展開しています。M-24戦車をかつて装備していましたが、後に60式装甲車を有する空挺普通科群本部直轄空挺装甲輸送隊へ改編、僅か5輌でも貴重な装甲車両となっていました。硬い車両が部隊にあると心強い。
現在空挺団を輸送する航空自衛隊にはC-2輸送機という16式機動戦闘車や89式装甲戦闘車を輸送可能という新型輸送機があります。例えば第1空挺団にも偵察戦闘大隊のような、機動打撃力を限定的に有する部隊を置いてみても、良いように思うのですがどうでしょう。
第1空挺団にはこれまで様々な任務が政府より要求されてきました、例えば警察力の限界とされた1960年代における赤軍ハイジャック事件頻発機にはレンジャー要員を中心とした特殊班を組んだとも言われますし、邦人救出法整備前にも幾度か研究を行ったとされる。
邦人救出任務やテロ対策任務については、自衛隊法改正等により法的根拠が加えられるようになりましたが、この過去からの事例に学ばねばならない点は、現行法では不可能な任務であっても、人命を守る為に政府が突如特措法を整備し任務付与する可能性があること。
74式戦車と10式戦車が第一線へ快走する、第1戦車大隊の装備です。こうした重装備は空挺作戦の軽快な印象とは必ずしも合致しませんが、政治は必要となるかもしれない装備を、国民へ説明した上で確実に数を揃える努力を、これを見ている政治家は果たすべきだ。
空挺大隊の軽装甲機動車と共に砂塵の幕の期に見えるのは富士教導団普通科教導連隊より支援へ参加した89式装甲戦闘車です。89式装甲戦闘車増援を含め、砂塵が訓練場を包むが如く視界を閉ざすのは、先程より続々と展開する戦車の無限軌道が巻き起こす鉄の轟き。
軽装甲機動車が空挺団の空挺中隊迫撃砲小隊と空挺特科大隊重迫撃砲中隊の射撃陣地を次々と超越し、第一線へ殺到する。上空を掩護するのは再補給を何度も繰り返し飛来するAH-1S対戦車ヘリコプター、上空を警戒し、敵戦車の動きを上空から完全に封じている。
03式中距離地対空誘導弾システム、射程50km以上という高射教導隊の地対空ミサイル、この戦闘で気付くの多的航空部隊が来ない事、考えれば習志野分屯基地のペトリオットミサイル部隊が隣接し、この中SAMも展開しているならば、防空は正に万全といえますね。
ペトリオットミサイルPAC-3,万一我が空挺堡を敵が弾道ミサイルで攻撃した場合に備え、こんな強力な装備まで展開すると共に、敵が生物兵器や化学兵器、空挺部隊の天敵と云われる戦術核兵器を使用した場合に備え中央特殊武器防護隊NBC偵察車まで展開しました。
MLRS多連装ロケットシステムの展開、クラスター弾全廃条約に併せ、面制圧から精密型のGPS誘導方式と長射程化の新型弾薬を導入し、事実上の戦術ミサイルシステムとなったMLRS、その背後にはAH-1S対戦車ヘリコプターとAH-64D戦闘ヘリコプターが固める。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
第1空挺団の確保した空挺堡へ増援部隊が続々と到着し、第1師団より展開した戦車部隊もその増援として戦闘加入を始めます。
第1空挺団降下訓練始め、空挺団が空挺作戦により仮設敵の前進を完全に拘束した防衛線へ、第1戦車大隊より10式戦車の増援が展開しました。10式戦車は高い不整地突破能力を活かし、習志野訓練場を全力で進みます。実際、島嶼部防衛では海浜は不整地である。
第1師団からの増援を受けた第1空挺団ですが、空挺普通科群本部情報小隊特車班として1960年代にはM-24軽戦車が配備されていました。もっともM-24軽戦車は機動力はあるものの対戦車火力としては1950年代でも非力、1973年に廃止改編を受けているのですが。
10式戦車は2両が展開し、その奥には74式戦車も支援へ展開しています。M-24戦車をかつて装備していましたが、後に60式装甲車を有する空挺普通科群本部直轄空挺装甲輸送隊へ改編、僅か5輌でも貴重な装甲車両となっていました。硬い車両が部隊にあると心強い。
現在空挺団を輸送する航空自衛隊にはC-2輸送機という16式機動戦闘車や89式装甲戦闘車を輸送可能という新型輸送機があります。例えば第1空挺団にも偵察戦闘大隊のような、機動打撃力を限定的に有する部隊を置いてみても、良いように思うのですがどうでしょう。
第1空挺団にはこれまで様々な任務が政府より要求されてきました、例えば警察力の限界とされた1960年代における赤軍ハイジャック事件頻発機にはレンジャー要員を中心とした特殊班を組んだとも言われますし、邦人救出法整備前にも幾度か研究を行ったとされる。
邦人救出任務やテロ対策任務については、自衛隊法改正等により法的根拠が加えられるようになりましたが、この過去からの事例に学ばねばならない点は、現行法では不可能な任務であっても、人命を守る為に政府が突如特措法を整備し任務付与する可能性があること。
74式戦車と10式戦車が第一線へ快走する、第1戦車大隊の装備です。こうした重装備は空挺作戦の軽快な印象とは必ずしも合致しませんが、政治は必要となるかもしれない装備を、国民へ説明した上で確実に数を揃える努力を、これを見ている政治家は果たすべきだ。
空挺大隊の軽装甲機動車と共に砂塵の幕の期に見えるのは富士教導団普通科教導連隊より支援へ参加した89式装甲戦闘車です。89式装甲戦闘車増援を含め、砂塵が訓練場を包むが如く視界を閉ざすのは、先程より続々と展開する戦車の無限軌道が巻き起こす鉄の轟き。
軽装甲機動車が空挺団の空挺中隊迫撃砲小隊と空挺特科大隊重迫撃砲中隊の射撃陣地を次々と超越し、第一線へ殺到する。上空を掩護するのは再補給を何度も繰り返し飛来するAH-1S対戦車ヘリコプター、上空を警戒し、敵戦車の動きを上空から完全に封じている。
03式中距離地対空誘導弾システム、射程50km以上という高射教導隊の地対空ミサイル、この戦闘で気付くの多的航空部隊が来ない事、考えれば習志野分屯基地のペトリオットミサイル部隊が隣接し、この中SAMも展開しているならば、防空は正に万全といえますね。
ペトリオットミサイルPAC-3,万一我が空挺堡を敵が弾道ミサイルで攻撃した場合に備え、こんな強力な装備まで展開すると共に、敵が生物兵器や化学兵器、空挺部隊の天敵と云われる戦術核兵器を使用した場合に備え中央特殊武器防護隊NBC偵察車まで展開しました。
MLRS多連装ロケットシステムの展開、クラスター弾全廃条約に併せ、面制圧から精密型のGPS誘導方式と長射程化の新型弾薬を導入し、事実上の戦術ミサイルシステムとなったMLRS、その背後にはAH-1S対戦車ヘリコプターとAH-64D戦闘ヘリコプターが固める。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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