北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

令和二年度五月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2020.05.30-05.31)

2020-05-29 20:11:48 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 東京だけがブルーインパルスに沸いた金曜日を皆様いかがお過ごしでしょうか。今週末も残念ながら自衛隊行事の再開までは至りません。

 新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が全国解除されるとともに、東京都内と北九州市においてクラスター感染が報告される等、収束段階であり終息宣言は程遠い昨今ではありますが、このCOVID-19新型コロナウィルスの世界的流行禍パンデミーさえなければ、今週末は東千歳駐屯地の第7師団祭や京都の大久保駐屯地第4施設団祭が行われていたはず。

 第7師団祭か第4施設団祭か、毎年の事ではありますが五月と云えば岩国に大津と千僧とに続きますので、近場で一休みといきますか、いやいや初夏の北海道へ瑞々しい大地の気迫と戦車の迫力へ身をさらすべく新千歳空港へ長躯遠征するか、というものはなかなかに考えさせられるものでした。さてさて、自衛隊行事一般公開再開はいつになる事でしょう。

 東京ブルーインパルス医療関係者慰労飛行。本日実施されましたブルーインパルスの飛行は久々に良い話題でした、流石に鞍馬山や比叡山や愛宕山や高雄山の何処に上ろうとも見えないのは自明でしたので断念しましたが、特定警戒都道府県でした京阪神地区や中京地区、北海道などの地域でもこうしたブルーインパルスによる激励飛行を期待したいですね。

 さて撮影機材の話題を。CANON-G3X,実のところ久々に万人にお勧めできる不思議なカメラです。高性能の一端を表現しますと、やはり望遠性能でしょうか、飛行機雲を見つけまして、成層圏を飛行する旅客機を撮影した場合、機種は勿論のこと垂直尾翼に描かれた航空会社を判別できる程度には望遠が利きます。しかし望遠一本ではなく広角も35mm換算24mmまで利くという凄さが。

 600mmまで光学ズームが可能、しかも極小センサーでトリミングのように望遠を稼いでいるわけではなく1型センサーというコンパクト機種としては大型センサーを採用していますので粒子荒れや無理な補正などは抑えられており、一眼レフのフルサイズセンサーやAPS-Cほどではありませんが準じた描写力があります、つまり撮りたいものが、撮れる。

 日常と自衛隊行事、両方で活躍します。G3Xが一つ日常のビジネスバックや自衛隊行事のカメラバックに収まっていますと、撮影できる状況の幅が非常に広くなりまして、例えば望遠ズームはあっても超望遠ズームを持ち歩いていないときなど、被写体は目の前なのに遠すぎて撮れない、そんな隔靴掻痒を過去のものとできる性能を、有しているのですね。

 CANON-G3X、多くの方にお勧めできる機材です。難点は、コンパクト機種としては大きいことか。背広のポケットに辛うじて収まりますが、目立つ、ビジネスバッグにはかさばりますが何とか収まる、実際、15-45mmSTMレンズを装着したEOS-M5ミラーレス一眼カメラよりもG3Xのほうが大きくなってしまう。ただ、一眼レフよりはだいぶんと小さい。

 日常で上空にF-35やOH-1やC-2やP-1にF-4EJ、そのうちV-22やRQ-4も加わるのでしょうか、偶然上空を希有な機種が飛行している、こうした事は希にあります、いやありました。通常のスマートフォンやコンパクトカメラでは高度数千を飛行する航空機にはお手上げですが、400mmズームレンズ装着の一眼レフを24時間365日持ち歩くこともできません。

 F-35,実際に突如上空に飛行していたことはありました、しかし当時手元にG7Xがあったのみ、105mmズームでは遠距離のF-35は証拠写真しか撮影できません、機体番号は勿論日米どちらのものかF-35AかF-35Bかも判別できませんでした。そこで600mmのG3Xを購入した次第です。デジタルズームで2400mm相当、粒子荒れは多少ありますが、使える写真が撮れる。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭

・今週末の行事なし

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする