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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

令和三年度十月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2021.10.16-2021.10.17)

2021-10-15 20:08:55 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 任期満了を前に衆議院が解散し選挙戦が始まります昨今を皆様いかがお過ごしでしょうか。懐かしい伊丹駐屯地の情景とともに自衛隊関連行事についてのお知らせです。

 今週末も自衛隊関連行事はありません。厳密には神戸で新潜水艦はくげい進水式や岐阜でブルーインパルス移動訓練等も実施され、今月予定されていた西部方面隊創設記念行事が中止ではなく来年に延期と発表、月末にはキャンプ富士一般公開や舞鶴基地公募制公開など、静かな自衛隊関連行事が徐々に動き始めているのですが、一般公開はもう少し先だ。

 しかし皆様、自衛隊関連行事再開への準備は御済でしょうか、カメラを準備するだけでは駄目です、スマートフォンの充電も大事ですがまた不充分、カメラバックは準備されていても先ず入城する事が必要だ、運転免許証やパスポートの提示が求められるは米軍行事だけ、そう、ワクチン接種です。皆様は次の自衛隊行事再開に向けて、ワクチン接種が要る。

 自衛隊大規模接種センターについて岸防衛大臣は15日、予約枠が大幅に余る状況となっており、接種耐性の縮小を発表しました。元々、自衛隊大規模接種センターは自治体大規模接種体制が確立するまでの繋ぎという位置づけでしたので、元々は暫定的なものとして夏の内に第一回接種を完了し秋口に任務を完了する予定でしたが、第五波を受け延長された。

 一割から二割、自衛隊大規模接種センターはここのところ予約枠が東京会場に10000名、大阪会場に5000名が確保されていましたが、最近は一割から二割という低水準に留まり、枠が大幅に余る状況が続いています、この為、岸防衛大臣は各地の自衛隊病院からの医官や看護官派遣体制を徐々に縮小し、実態に応じて運用態勢を縮小する方針を示しています。

 第六波に備えワクチンは接種しておく方が良い。勿論、難病治療中で医師がワクチン接種を禁止している事例は除きますし、アナフィラキシーなどでの過去に重篤な症状が出た方には慎重に医師に相談し、極めて感染対策に留意した生活を送る選択肢もありますが、ワクチン接種を今受けなければ、希望した際にも受けられなくなる可能性を、留意すべきだ。

 消極的接種希望者、受けられる機会が在れば受けたいのだけれども時間がね、接種は希望しているけれども仕事が詰まっていて予約の数日先が分らないのよ、希望しますよ予約なしの接種会場があればね、という方が多い様にも。つい数週間前までワクチン不足や入荷未定と騒がれていましたが真逆の現状に、もう少し空くのを待って、があるのではないか。

 自治体接種会場縮小の動き。全国の自治体では多数の自治体接種会場を運営していますが、9月下旬から順次閉鎖し、掛かりつけ医接種へ移管する動きが見え始めています。自治体接種会場は予約さえ行えば確実に接種は受けられる。掛かりつけ医はどうか、ワクチンは超低温保管と接種準備が煩雑であり、受けたい時に直ぐに受けられるほど簡単でありません。

 第六波、来ないと考えるべきではない。具体的には季節性感染症であるコロナウィルスはデルタ株が夏でも非常に大きな感染を引き起こしています、冬までは大丈夫だ、とはわたしも考えます、しかしあと二週間で暦の上では冬を迎えますので、つまりそういうこと。留意すべきは一貫して縮小していた感染規模が13日あたりから前週比で微増に転じたこと。

 コロナウィルスはただの風邪、確かにそうですが今の相手は新型コロナウィルスであり、致死率2%の風邪というものは近代医療普及前の深刻な感染症に他なりません。確かに副反応はある、四万名の一名が関連不明の死亡ともなっている、しかし比較対象が50名の一人が死亡するという相手ですので無人島独り暮らし世帯等を除き、ワクチンを接種すべきだ。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭

・今週末の行事なし

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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