■岐阜航空祭2022が楽しみだ!
鉄道の日に岐阜基地上空を舞ったブルーインパルス特集はいよいよ大団円へと向かう。

岐阜基地のブルーインパルス、最後に実施された航空祭から大凡2年というところでしょうか、岐阜基地航空祭は、思い出すと中々に忙しい、しかし深みのある航空祭です。なによりメイン会場である基地エプロン地区が終日逆光という厳しい撮影環境にあるのです。

航空祭、青空を借景に戦闘機を鮮やかに撮影するには順光の撮影位置へ向かわねばなりません、すると、実は岐阜基地には航空祭会場が二つありまして、正門を進んだところに南側会場という滑走路わきの草地がありまして、此処からの撮影が順光の好立地となります。

正門から近いのならば、メイン会場は何なのか、こう問われますと実は岐阜基地は、飛行開発実験団の基地というよりも、航空機部品の保管や調達管理を行う第2補給処が中心の基地となっています、第2補給処からの兵站支援があってこそ全国の作戦機が飛行できる。

第2補給処長が岐阜基地司令を務めているあたり、この意味を端的に示しているといえるでしょう。ちなみに第1補給処は不祥事発端統廃合で廃止、第3補給処は通信機材や電子機材、第4補給処は弾薬を取り扱っています。故に正門は第2補給処側にあるということ。

飛行開発実験団の岐阜基地、飛行展示を中心に撮影するならば最初からメインの飛行場エプロン地区ではなく、順光の撮影位置である第二補給処側から撮影すれば良さそうにも見えるのですが、エプロン地区には航空機地上展示が行われ、特に岐阜は貴重なものが多い。

X-2実験機、国産初のステルス機で技術実証機として評価試験に充てられた航空機ですが、これが保管されているのが岐阜、しかも地上展示にて展示されます。そう、岐阜基地航空祭は自衛隊最新装備お披露目の場所でもあるのですね。もっともF-35戦闘機はまだないが。

EC-1電子訓練支援機が地上展示されたこともありますし、T-2練習機派生のCCV研究機が展示された事もある、飛行開発実験団にはF-4EJファントムが最後まで配備されていましたので、EJ改に見慣れた方々には原型のEJを見る事も出来た、だから無視はできません。

異機種大編隊。岐阜基地航空祭の名物は全戦闘機と練習機に輸送機が参加する大編隊です、すると、順光の撮影位置にはこの異機種大編隊までには移動を完了させたいものですから、地上展示をどう撮るか、しかし逆に偶然メイン会場で滑走路付近に空きあると、次を悩む。

シャトルバスが運行されていまして移動は10分程、しかし、徒歩でも40分ほど、どちらにするか。シャトルバスだろうとおもわれるかもしれませんが、2019年の航空祭は当方その乗車中に前日小牧基地航空祭に参加したブルーインパルスが帰投する瞬間と重なった。

ブルーインパルス、シャトルバスから何故見えたかと云いますと、編隊を組んでスモークを曳いて飛行していたのですね、そう小牧基地は岐阜基地から25kmしか離れていません。バス乗車時間失敗した、こう痛感してから今年10月まで丸二年ほど、観れなかった訳だ。

岐阜基地航空祭は、しかしメイン会場でもペトリオットミサイル機動展開訓練展示など、貴重な展示も行われますし、数多い格納庫ではXASM-3実験体やTACOM無人機といったものが並んでいますので、端折ってしまうと後で泣きを見る、一日中ここという選択肢も。

南側会場では、逆に対抗して何故か第10戦車大隊の74式戦車が展示されたり、ペトリオットミサイルの第4高射群は南側に射撃陣地や本部が在りますので、展示をこちら側で行うなど、もうどちらでどの眺めるかは悩ましい、ここに航空祭という祭りの醍醐味がある。

2021年岐阜基地航空祭は中止となり、関係者と近隣住民を対象に事前公募制の一般公開が行われるとのことです、すると2022年に三年ぶりの航空祭、となるのでしょう。しかし、3年ぶりだどうしよう、と成らない程度に勘を取り戻せた、ブルーインパルス移動訓練でした。この鉄道の日のブルーインパルス特集は今回が最終回です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
鉄道の日に岐阜基地上空を舞ったブルーインパルス特集はいよいよ大団円へと向かう。

岐阜基地のブルーインパルス、最後に実施された航空祭から大凡2年というところでしょうか、岐阜基地航空祭は、思い出すと中々に忙しい、しかし深みのある航空祭です。なによりメイン会場である基地エプロン地区が終日逆光という厳しい撮影環境にあるのです。

航空祭、青空を借景に戦闘機を鮮やかに撮影するには順光の撮影位置へ向かわねばなりません、すると、実は岐阜基地には航空祭会場が二つありまして、正門を進んだところに南側会場という滑走路わきの草地がありまして、此処からの撮影が順光の好立地となります。

正門から近いのならば、メイン会場は何なのか、こう問われますと実は岐阜基地は、飛行開発実験団の基地というよりも、航空機部品の保管や調達管理を行う第2補給処が中心の基地となっています、第2補給処からの兵站支援があってこそ全国の作戦機が飛行できる。

第2補給処長が岐阜基地司令を務めているあたり、この意味を端的に示しているといえるでしょう。ちなみに第1補給処は不祥事発端統廃合で廃止、第3補給処は通信機材や電子機材、第4補給処は弾薬を取り扱っています。故に正門は第2補給処側にあるということ。

飛行開発実験団の岐阜基地、飛行展示を中心に撮影するならば最初からメインの飛行場エプロン地区ではなく、順光の撮影位置である第二補給処側から撮影すれば良さそうにも見えるのですが、エプロン地区には航空機地上展示が行われ、特に岐阜は貴重なものが多い。

X-2実験機、国産初のステルス機で技術実証機として評価試験に充てられた航空機ですが、これが保管されているのが岐阜、しかも地上展示にて展示されます。そう、岐阜基地航空祭は自衛隊最新装備お披露目の場所でもあるのですね。もっともF-35戦闘機はまだないが。

EC-1電子訓練支援機が地上展示されたこともありますし、T-2練習機派生のCCV研究機が展示された事もある、飛行開発実験団にはF-4EJファントムが最後まで配備されていましたので、EJ改に見慣れた方々には原型のEJを見る事も出来た、だから無視はできません。

異機種大編隊。岐阜基地航空祭の名物は全戦闘機と練習機に輸送機が参加する大編隊です、すると、順光の撮影位置にはこの異機種大編隊までには移動を完了させたいものですから、地上展示をどう撮るか、しかし逆に偶然メイン会場で滑走路付近に空きあると、次を悩む。

シャトルバスが運行されていまして移動は10分程、しかし、徒歩でも40分ほど、どちらにするか。シャトルバスだろうとおもわれるかもしれませんが、2019年の航空祭は当方その乗車中に前日小牧基地航空祭に参加したブルーインパルスが帰投する瞬間と重なった。

ブルーインパルス、シャトルバスから何故見えたかと云いますと、編隊を組んでスモークを曳いて飛行していたのですね、そう小牧基地は岐阜基地から25kmしか離れていません。バス乗車時間失敗した、こう痛感してから今年10月まで丸二年ほど、観れなかった訳だ。

岐阜基地航空祭は、しかしメイン会場でもペトリオットミサイル機動展開訓練展示など、貴重な展示も行われますし、数多い格納庫ではXASM-3実験体やTACOM無人機といったものが並んでいますので、端折ってしまうと後で泣きを見る、一日中ここという選択肢も。

南側会場では、逆に対抗して何故か第10戦車大隊の74式戦車が展示されたり、ペトリオットミサイルの第4高射群は南側に射撃陣地や本部が在りますので、展示をこちら側で行うなど、もうどちらでどの眺めるかは悩ましい、ここに航空祭という祭りの醍醐味がある。

2021年岐阜基地航空祭は中止となり、関係者と近隣住民を対象に事前公募制の一般公開が行われるとのことです、すると2022年に三年ぶりの航空祭、となるのでしょう。しかし、3年ぶりだどうしよう、と成らない程度に勘を取り戻せた、ブルーインパルス移動訓練でした。この鉄道の日のブルーインパルス特集は今回が最終回です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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