北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【M-5撮影特報】岐阜基地日常風景,C-1FTB飛行訓練&FS-X/F-2初号機着陸(2024-04-27)

2024-06-16 20:23:57 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■岐阜基地の航空機たち
 岐阜基地撮影もそろそろ冬色の芝生が季節外れとなってきましたので取り急ぎ掲載しましょう。

 C-1FTB試験機、離陸してゆきます。飛行開発実験団と云えばこのC-1FTBなのですけれども2023年岐阜基地航空祭ではC-1FTBは参加しませんでしたのでもう退役したのではという声が色々と周りから聞こえてきましたけれども、実際はこんな感じで飛ぶ。

 銀色の塗装はもともとC-1輸送機全般がこの塗装だったのですけれども低空飛行の際に目立ちにくい塗装という事で順次迷彩に塗り替えられていったという事情があります。つまり原色のC-1という事になるのですが、それは同時に最も古い事を意味します。

 飛行開発実験団で運用されていますので、レーザー砲試験や新型試験なども実施していまして、変化を見守りたい航空機なのですけれども自衛隊でほぼ唯一50年硫黄飛行し続けている航空機でもあり、そう長く見ている事の出来ない航空機でもあるということ。

 岐阜県山間部と白いT-4、岐阜県と云えば岐阜市や各務原市と大垣市などは平野部に位置していますが北部は山間部であり3000m級の峰々が幾つも続き、遠景に見える御嶽山も3000m以上の標高とともに噴火災害で知られる通り活火山でもあり、火山は多い。

 F-2戦闘機飛来、日本海上空において飛行試験を実施してまた岐阜基地まで戻ってきた、ちょっと250mm望遠レンズでは厳しいのですけれどもEOS-M5の携帯性を最大げんいかして身軽だからこその撮影位置に展開できたのだから、贅沢は言っていられないよね。

 EOS-M5に250mmレンズを装着しますと信じられないほど小さなポーチ、カメラバッグというよりもポーチ、実際は旅客機持込み用の小型カメラバッグという触れ込みなのですけれども、担ぐというより身に着けて短時間で三井山山頂に登ってゆけまして。

 EOS-7DmarkⅡは、予備器材も準備していますから2030年代いっぱい使い続けるような気がします、けれどもその先まで考えるとミラーレスに切替えざるを得ないのか、それともミラーレスといういわば一眼カメラもそこまで長く継続するのかと、不安はある。

 FS-Xとして知られたF-2初号機が飛来してきました、これを撮影しますとC-1FTBと並んで岐阜でなければ撮影出来ない航空機だ、といえる、あとはC-2初号機も岐阜でなければ撮影出来ない航空機か、短時間で岐阜らしい写真をいくつも撮影出来た訳ですね。

 初号機、そして日英戦闘機開発も今後その初号機は此処に配備されるのでしょうか。イタリアはどうなるのかなあ、中途参加ですが同じく中途参加のと独仏戦車開発計画からは余りに塩待遇、当然と云えば当然なのですが、故にイタリアは離脱を考えている。

 アシヤレッドこと芦屋基地飛行教育団塗装のT-4練習機が着陸して参りました、が、これ定期整備なのでしょうか訓練飛行の一環なのでしょうか。ここ岐阜基地は隣接して川崎重工岐阜工場がありまして、日本中のT-4練習機は元々この岐阜で生産されているのだ。

 F-2初号機の着陸、タッチアンドゴーもう少しやってくれるのかと思ったのですけれどもそういうことはなかった、この着陸をしっかり撮影するにはやはりAPS-Cセンサーサイズでも400mmは欲しいところ、軽量な250mmの限界といえるのかもしれない。

 EOS-Mシリーズはカメラとしての寿命が異常に短かった、そして新しいレンズ規格のEOS-Rはどのくらい寿命があるのだろう、今の時代はカメラと予備カメラに各種望遠レンズを揃えるには簡単に100万かかる、簡単に規格が変わっては困る故様子見したい。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都発幕間旅情】阪急9300系,新特急2300系来月運行開始と座席指定席のPRiVACEシートへの期待

2024-06-16 20:00:19 | コラム
■2300系運用開始前に
 梅田駅に続々と列車が到着し出発してゆく様子はいつみても活気を感じます。

 9300系が主力ではあるのですがいよいよ2300系電車が来月から運用開始となります。この2300系には9300系には無かったPRiVACEという、阪急電鉄が京阪電鉄に続いて有料指定席を追加することとなるのですが、これで確実に座れる移動が可能となるのだ。

 6300系電車が投入されていたように京都本線は所要時間が大きく快適な移動が求められる、けれども特殊かと云われれば有料席を加える編成は昔から南海電鉄特急サザンや名鉄パノラマSuperが実績を伸ばしていますし、とくだん稀有だという気はしないのですけれども。

 PRiVACEシート、2300系は初代2300系のように特急専用車として運行されるのか、所要時間はかかるもののロングシート車が多く距離の割に移動に疲労感を感じる普通列車にもPRiVACEともども投入され得るのか、ということがちょっと気になるのですよね。

 特急停車駅、阪急から話題はそれますがJR西日本では新快速停車駅かそうでないかで駅前マンションの価格帯がかなり変わってきます、阪急でも特急停車駅で乗換えられるようダイヤは調整されていますが、現状特急は混雑しているので乗換で着席するのは難しい。

 2300系のPRiVACE導入はこういう場合でも特急で確実に着席できる事を意味するのですが、時間はかかっても乗換が煩雑だ、という方には普通列車でもPRiVACEがあれば、という選択肢は生まれるのでしょうか、これが路線全体の魅力を掘り出すようにも思えるが。

 しかししかし、途中に地下区間がある京都本線、貫通扉が必須という路線ですから2300系は貫通扉必須、もう少し特急らしい顔をしていれば、特急専用車だと確信できるのですが1400系の延長のような車体形状となっていますと、普通列車、違う期待をしてしまうのだ。

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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-名古屋市・名古屋駅,マグロ!ご期待ください!エスカの地下街はダブルのマグロ丼

2024-06-16 18:19:47 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 マグロ!ご期待ください。北大路は北大路でも北大路違いの北大路魯山人さんは見向きもしなかったというのがマグロなのですけれども。

 名古屋駅、新幹線とJRと名鉄線に地下鉄線と近鉄線更にあおなみ線、JR線は東海道本線と中央線という路線が行き合う非常に大きな駅でして、その駅前地下街は二つ広がっています、なんでも名古屋の夏は凄いということで地下街が無いと動けない故という。

 鮪小屋本店エスカ店、東海道新幹線で名古屋駅に停車した際にビッグカメラが、いや今はリニア中央新幹線工事の方が目立つか、ビッグカメラが見えるのですが、そちら側の地下にエスカという地下街が、名古屋駅の真下からビッグカメラの地下まで広がっている。

 エスカ地下街は飲食店街になっていて、鮪小屋とはその一角、端のほうにあるのですが、お値打ちでマグロ料理を愉しむ事が出来る、その一番の名物はマグロ丼なのかなあ、しかもここのマグロ丼はダブルというのがある、けれどもドンブリが二つ並ぶわけじゃあない。

 マグロ丼ダブルというのは、表面に一つマグロ丼が載っているのですけれども垂直に地下へ隠れるようにもう一つマグロ丼が載っているという、まさにダブルでまさに地下街のマグロ丼というもの、山葵醤油をうまく垂らした醤油とともに混ぜて捏ねて沁みこませて。

 ダブルというけれども、鮪の鉄分感というのでしょうか、レアの肉のような酸味の中に旨味があり、それら調和が旨味を醸す。しかしそれだけではなく脂身の旨味が仄かに感じられるというのが鮪なのですが、このドンブリに箸を突き立て、摘まんでそして掻きこむ。

 刺身も旨いし鮪の唐揚げなんてものもあるし漬丼にも活用されるけれども何よりも酒の揃いが良い、けれどもドンブリは時間の無い時でもさっと頂いて、熱い渋茶を喉に送り込んでふうと一息つくと共に湯気よりも早く突き上げる満足感を、味わう事ができるのですね。

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ウクライナ情勢-NATOウクライナ防空装備支援強化とノヴォロシースク基地黒海艦隊移動開始

2024-06-16 07:00:57 | 国際・政治
■防衛情報-ウクライナ戦争
 緒戦で航空優勢を確保出来る様な戦闘機部隊を平時から整備し且つ脅威に対応できる質と量を維持する必要性を感じますね。

 NATOからのウクライナ防空装備支援が強化される模様です。これはISWアメリカ戦争研究所が6月11日に発表したウクライナ戦況報告によるもので、ドイツのショルツ首相とエストニア国防省が中心となって防空能力強化を行い、先ずエストニアは多くはない装備在庫から貴重なミストラルMANPADSを供与すると発表しました。

 ドイツのショルツ首相は4月に表明し具体化していなかったペトリオットミサイルの供与をウクライナ復興会議の席上において改めて供与するとし、更にIRIS-T防空システムとゲパルト自走高射機関砲を数週間から数か月のうちに供与すると表明、また11日付ニューヨークタイムズ紙はアメリカのバイデン大統領も防空強化支援を表明した、と。

 アメリカは新たなペトリオットミサイルシステムを供与するとし、匿名の高官発言として現在ポーランドに配備されているものであれば数日以内に移送する事が可能であるとしました。ロシア軍は前線への航空攻撃強化と市街地無差別ミサイル攻撃を実施しており、ウクライナの防空リソースが分散、そして深刻なミサイル不足に見舞われています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
 黒海艦隊は隠れる場所がなくなった故の運用ということなのでしょうか。

 ロシア海軍はノヴォロシースク基地から黒海艦隊の移動を開始した、ISWアメリカ戦争研究所6月6日付ウクライナ戦況報告によれば、少なくとも8隻の艦艇が移動している事が衛星画像解析により判明しており、単独行動の艦艇を含めればノヴォロシースク基地から移動しているのは11隻にのぼるとのこと。一部はクリミアへ向かっている。

 黒海艦隊のノヴォロシースク基地出航艦は、キロ級潜水艦2隻、ブーヤンM級ミサイルコルベット2隻、ワシリーブコフ級哨戒艦2隻、アレクサンドリット級掃海艇、ナヌチャ級掃海艇2隻、タピール級揚陸艦、ロプチャー級揚陸艦複数とのこと。これはセヴァストポリ基地を出たもののノヴォロシースク基地も安全ではない事を示す可能性が。

 ノヴォロシースク基地へはウクライナ海軍USV無人艇の作戦圏内となっており、クリミア半島はウクライナ軍ATACMS攻撃の懸念はありますが、ロシア軍防空部隊も配備されています。一方、5月29日にケルチ海峡で軍需輸送を担うフェリーが撃沈され、黒海艦隊揚陸艦は護衛を受けクリミア半島兵站支援に充てられるとも推測できるようです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-愛知名鉄奥町駅前,焼き鳥-レイテ沖海戦で戦艦榛名と戦艦金剛を指揮したのが鈴木提督だったなあ

2024-06-16 06:45:00 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 暖簾を潜る先を選ぶ際にどうしても気になるのは屋号でして下手なインターネット検索の評判結果よりも屋号が気になる。

 レイテ沖海戦で戦艦榛名と戦艦金剛を指揮したのが鈴木提督だったなあ、という理由でこの焼き鳥屋さんに立ち寄ったともし大将さんに話したらば、どんな反応が返って来るかなあ、という気軽な感じで、ここすずきじゃん、と寄ってみました際の話題です。

 すずきさん、こういう広い店内を早い時間に暖簾をくぐりましたお陰で満喫しているというか独り占めできている。驚いたのは厚労省のHPで公開されているデータで2023年冬から2024年春にかけ、COVID-19の死者数が1万2000にも達していたこと。

清酒を注文しまして、お通しと。そう、暖簾を挙げたばかりの静謐といえるような店内のだだっぴろいカウンターにどんと陣取って先ず最初の注文を考えてみました、ここ、雰囲気からして長居したくなるような、そんな雰囲気を醸していていいものです。

ハツと、それからナンコツを注文しよう、あまりながなが考えていますと、何揃注文しないと焼き始められないものですから。そう、有難いのはすぐ焼きあがったものを無理にまとめるのではなくお皿に載せて文字通り熱々を供してくれるところ、滋味だ。

ナンコツも、熱々でしたね、不思議なものでナンコツ唐揚げを食べるともう翌日に歯と顎が年齢を思い出させてくれるのですが、熱々ですとかりりと硬さよりも歯応えで頂けますので、純粋に翌日を気にせず美味しさと弾ける具合をたのしめるものでして。

清酒をこうしてついでゆく。お猪口に注がれる清酒はもちろん味わい醸すひや酒で。高清水はくせがない訳では無いのだけれども主張し過ぎないという、注意していないと呑み過ぎてしまうような気軽さ、いや、気安さを感じられる一献という。

トリカワ。そういえばこれコラーゲンのかたまりということで、体調を気にする友人が盛んに齧っていたことを思い出す、COVID-19をはさんでしまいますと疎遠になった方が多いのだ、それは逆に言えば遠出しなくなったとも、交友関係が洗練されたとも。

COVID-19でなくなったわけではないなんて反論も来る、確かにその論法ならば交通事故死者は無くて出血性ショックや多臓器損傷が原因という事になる、東京大空襲だって空襲が死因ではなく火傷が原因だ、こういうのを屁理屈という、原因はCOVID-19だ。

梅紫蘇巻きを続いて。焼きたての湯気立つところにカメラを向けて慎重に焦点を合わせていると、だんだん湯気が少なくなっている様子がファインダー、じゃないこれはコンデジだからモニターか、モニター越しにみえているので、さめる前に急ぎ頂こう。

タレの焼き鳥を続いて。タレは、申し訳ないけれどもスーパーの焼き鳥で子供のころから学生時代までさんざん頂いていた、いまはなき大黒屋の、高級スーパーという触れ込みだったけれども、あの大盛のパックの焼き鳥は大すきだったなあという反動が。

ウィスキーハイボールを注文しまして。これ奇跡的な早い時間故の混雑の無さがぬくぬくと愉しい時間を過ごせる空間を構成していまして、ここに仄かに香りから味を信じさせるような酒精の炭酸割をすうっと染み込ませるように口に含んで。

シオかタレか、焼き鳥屋さんではスーパーの焼き鳥とは差別化を図りたいという事でシオばかり、この日も含めてか、注文していたのですけれども、最後の締めといいますかがっつりウィスキーと共にあわせたいのは、昔馴染んだタレの味わいを焼きたてで。

愛知県一宮市三条字、やきとりすずきさん。小牧基地から木曽川の方へ東海道本線尾張一宮駅を超えて自動車で進みますと、もうすぐ名鉄奥町駅、という当たりのビルに一階に鎮座しているお店です。落ち着いたひと時を過ごすには、よかったところですね。

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