北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

舞鶴展示訓練2011 ミサイル護衛艦あたご・ちょうかい電燈艦飾

2011-07-23 23:04:21 | 海上自衛隊 催事

■舞鶴展示訓練夜の情景

 ノルウェーでテロが発生し91名が死亡したとのこと、気になるところですが本日は舞鶴の話題。

Img_6169  舞鶴基地北吸桟橋に停泊する護衛艦。護衛艦はイージス艦ちょうかい、イージス艦あたご、の二隻、そして多用途支援艦ひうち、が電燈艦飾を行っていました。護衛艦は二隻のみですが、これではやや少ない湯に思われるかもしれません、しかし西舞鶴港に護衛艦三隻が入港し、電燈艦飾を実施しています。

Img_6160  護衛艦は舞鶴展示訓練に参加しているのですが、敦賀港からも一隻が参加していまして、東の本大震災の永久尾、ということなのでしょうか、やや前回の舞鶴展示訓練よりも規模は小さい印象はあるのですけれども、それでも一定の規模にて実施されているとのこと。

Img_6139_2  東日本大震災の影響により本年の展示訓練を中止してはどうか、という部内の意見もあったとのことですが、こういう時世だからこそ自衛隊は粛々として行事を実施するべきだ、という意見のもとで妥結し、一般に公開されることとなったようです。参加艦艇の多くは災害派遣に出動した実績があり、そういった意味でも注目の展示訓練でしょう。

北大路機関:はるな

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

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平成二十三年度七月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2011.07.23-24)

2011-07-22 22:29:34 | 北大路機関 広報

■自衛隊関連行事

今週末の自衛隊行事は、舞鶴か、くらまか、というところでしょうか。

Img_6096 ヘリコプター護衛艦くらま、名古屋港で明日一般公開です。一般公開の会場は地下鉄名古屋港駅からすぐの名古屋港ガーデンふ頭で、1330~1630の一般公開。当初の予定ではイージス艦こんごう一般公開の予定が急遽くらま一般公開へと変更された、ということです。

Img_5922 舞鶴展示訓練は、本年の実施が乗艦券が必要な艦艇による展示訓練と西港で行われる自衛隊装備展示とに区分されているのが特色です。乗艦券の抽選が残念な結果だった方は前島埠頭において出向と入港の様子を撮影、という選択肢があります。

Img_2805  一方で舞鶴展示訓練は舞鶴基地以外でも実施されまして、その行事は舞鶴西港で実施されるとのことです。舞鶴西港第三埠頭において艦艇一般公開と防災装備品展示は23日と24日に1030~1600の期間に実施されます。また電灯艦飾も実施されるようです。

Img_0849 陸上自衛隊行事、24日には釧路駐屯地創設57周年記念行事、倶知安駐屯地創設記念行事が行われます。釧路は普通科連隊の駐屯地、倶知安は方面対舟艇対戦車隊の駐屯地と記憶します、双方とも北部方面隊の駐屯地で、また稚内の自衛隊分屯地、沿岸監視隊の駐屯する分屯地ですが、こちらの一般公開も開催されるようです。

Img_0020 陸上自衛隊の一般公開が中止された行事ですが、23日予定の美幌駐屯地創設60周年記念行事が大幅縮小となり、追悼式と感謝状贈呈式のみに変更された結果、一般公開が中止となりました。また、別海駐屯地創設46周年記念行事も一般公開が中止されることとなりました。

Img_9448 航空自衛隊ですが、滋賀県の饗庭野分屯基地、ペトリオットミサイルの高射隊が展開する分屯基地ですが23日土曜日に納涼祭が、24日日曜日には北海道の稚内分屯基地において分屯基地開庁記念行事が開催予定となっています。大きな航空祭というようなものではないのですが、航空自衛隊HPに記載がありました。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭

注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関

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ソマリア沖海賊対処任務、海賊対処法に基づく水上部隊・航空部隊の派遣を一年間延長

2011-07-21 22:26:18 | 防衛・安全保障

◆任務長期化、出口戦略の模索が必要ではないか

 現在も海上自衛隊によるソマリア沖アデン湾における海賊対処任務は継続されているのですが、これが一年間延長された、とのことです。本日はこの話題。

Img_6749 7/14日付 ニュース トップ 海賊対処行動を1年間延長・・・ 政府は7月8日、安全保障会議と閣議で、海賊対処法に基づきソマリア沖アデン湾に派遣している海自海賊対処行動水上部隊と同航空部隊による海賊対処行動を1年間延長することを決め、国会に報告した。 アデン湾には現在、護衛艦2隻と哨戒機2機が派遣され、海上輸送の護衛に当たっているが、海賊行為が依然として高い脅威となっていることから、7月23日で派遣期間が切れるのを前に引き続き1年間、自衛隊の派遣継続を決めた。

Img_65921  現在派遣されているのは、第8次水上部隊(指揮官・平野晃胤8護隊司令以下約370人)の護衛艦「いなづま」「さざなみ」の2隻で、9次隊(同・大判英之4護隊司令以下約400人、護衛艦「さみだれ」、同「うみぎり」で編成)が間もなくジブチに到着、任務を引き継ぐ。 航空部隊は7次隊(同・江藤浩之2空副長以下約180人、P3C2機で編成)がジブチ空港を拠点に監視活動を行っている

http://www.asagumo-news.com/news/201107/110714/11071403.html

Img_8611_2  海賊対処任務ですが一年間延長されたとのことです。ジブチの海上自衛隊航空拠点建設が海賊対処任務の長期化を見越したものでしたので、一年間の延長は当然考えられていた事なのですけれど、同時に東日本大震災災害派遣という自衛隊史上最大の災害派遣を実施しつつも同時に海賊対処任務を実施しており、ハイチでは大震災からの復興人道援助任務を遂行していた、ということは忘れられているようにも思います。そういうのも派遣当初こそ大きく報じられていた海上自衛隊の海賊対処任務なのですが、自衛隊の活動が報道などでも大きく評価される一方で災害派遣以外の自衛隊が実施している実任務への関心は依然として低く、実態としては政治的にもルーティンワーク化しているのではないか、という危惧さえもあります。

Img_6581  そろそろ考えなくてはならないのは、これは現場が勝手に行う事は不可能ですから政治の課題、という事になるのですが、海賊根絶への国際平和維持活動というものをもう少し日本が外交的に主体となって取り組むべきではないのか、ということです。近隣諸国の海洋治安機構創設支援等が海上保安庁を中心に実施されており、こちらは着実な成果を見せているようですが、同時に海賊に依存しなければならないソマリアの経済基盤や武装勢力に対するソマリアの国内治安機構創設、というものを考えなければ、現在のように護衛戦というかたちで船団を護衛しているだけでは海賊行動の根絶は望めないのではないか、と思う訳です。被害零を目指す、ということが自衛隊に付与された海賊対処任務における目標なのですが、しかし、海賊の自然消滅を待つには余りに時間が掛かり、各国海軍は海賊対処に哨戒を実施しています。ここから進み掃討を行う事例もあるのですが、現在の枠組には限界があるのも事実です。

Img_40021  日本ですが、ソマリアを含めた国際貢献任務に対してこれ以上の人的貢献を行う事は今後数年間は不可能です。東日本大震災に伴う派遣、その派遣規模が縮小したのちには頓挫した訓練計画の遂行、そして震災を起因とした日本の対外能力の混乱を遠因とする南シナ海の緊張と、日本には余力は無いのですが、外交的に提案を行う事は出来ます。日本では震災復興の最中であるので自衛隊をこれ以上出すことは不可能、という主張を出せば説得力はありますし、加えて、この状況下でもハイチPKOが終結したのちには、大義名分を立てるだけの規模の派遣可能性は、これも数年後になるのでしょうが生まれる可能性がありますし、アメリカはイラクより、そしてNATOが米軍とともにアフガニスタンでの任務を終息に向かわせてゆきますので、その人員と協力してのソマリア国家再建への国際平和維持活動への派遣の可能性も模索されていいのでは、と。

Img_9164 何れにせよ、装備と人員と予算が限られている中、現状の任務が際限なく長期化する状況は問題です。任務の増大に合わせて、例えば防衛大綱を改訂し護衛艦定数を、せめて90年代後半並の水準に増勢する、という選択肢も必要ですけれども、打つ手を打たなければ海賊行為は延々と続いていくことは確かなのですし、もちろんソマリアの国家再建以外に妥当な手法があるならばそちらでも良いのですが、どうあってもやはり現状に甘んじるのではなく、何らかの出口戦略の模索が必要なのではないでしょうか。

北大路機関:はるな

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南シナ海緊張緩和目指しASEAN・中国高官協議、インドネシアで開始

2011-07-20 23:35:59 | 国際・政治


南シナ海のシーレーン自由確保は日本が今後生き残る上でも重要な命題となります。しかし、この海域が世界的にも大きな不安定要素を抱える国際係争海域である事も事実です。この問題について、現在インドネシアにおいて会合が開かれています。

南シナ海問題の指針で合意 中国・ASEAN高官協議・・・ 【ヌサドゥア共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)は20日、一部加盟国と中国が領有権を争い緊張が高まっている南シナ海問題をめぐり、インドネシア・バリ島ヌサドゥアで中国と次官級の高級事務レベル協議を開催。2002年に双方が署名した「南シナ海行動宣言」の履行に向け、今後の協力の在り方を定めるガイドライン(指針)で合意した。
 ASEAN側は、この合意をステップに双方が歩み寄りの機運を高め、法的拘束力のある行動規範策定のための協議を早急に中国側と始めたい意向だ。しかし中国は行動規範には消極的な姿勢で、協議入りできるかどうかが今後の焦点となる。2011/07/20 12:27   【共同通信

http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072001000196.html

今回のASEAN中国高官会議は、東南アジア地域に現在大きな懸案となっている南シナ海の領有権問題、いわゆる南沙諸島問題を大きな課題としているところが注目です。当事者のみの解決を求める中国と、日米を引き込みたいASEAN諸国との間での合意形成は難しい部分があるのですが、中越間での巡視船との摩擦や中比間ではフィリピンが不法占拠されているミスチーフ環礁周辺での行動の度合いを強める等動きがありまして、同じく海底資源に関わる領有権では東シナ海での日中関係における摩擦でも今後の関係について、その一考の余地を提示してくれる可能性もあります。
実のところASEAN地域フォーラム、そして2006年に開催された国防大臣会合の初開催を以て安全保障分野へのレジームとしての機能を付与された国際機構にあって、本格的な国際紛争の解決主体となり得るのか、という視点から見れば今回の高官会合は日本で報じられている以上の重要な意味を有しているといえましょう。本来の国際機構に目的とされていなかった分野での命題が、別の国際的枠組みでの討議の延長上に一種の波及効果として影響を及ぼす事例は、欧州安全保障協力会議等を筆頭に少なくない実例があるのですが、こうした枠組みに加入していない中国と、ASEANとの関係と討議により生まれる規範がどのように国家間の慣行を創設するのかについても重要視する必要があるでしょう。

北大路機関:はるな

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東日本大震災自衛隊災害派遣部隊、陸海空自衛隊より23250名が派遣中

2011-07-19 23:21:48 | 防災・災害派遣

◆防疫任務発動、進まぬ瓦礫撤去が背景

先週の段階では23600名でしたが、本日の時点では23250名が派遣中です。

Img_3971 特筆すべきは7月16日の災害派遣任務以降、陸上自衛隊の災害派遣任務に防疫支援任務が加わった事でしょう。一向に進まない瓦礫除去、これは現地で野焼きするほかないと思うのですが廃棄物処理法で不可能という事で分別回収を強いられ、予算も当面は自治体が負担し後に国費を充当するという曖昧な政府方針の下で進まず、遅れたがれきから害虫が大量発生している、という状況です。蠅や蚊は伝染病を媒介しますが、国内での災害派遣に防疫任務として消毒剤を散布した、というのは近年では極めて異例です。

Img_2144  他方で、現在強力な台風六号が日本本土に接近、四国全域が暴風圏に入り紀伊半島が先ほど暴風圏内に入りました。高気圧の影響により東北地方の被災地には直接の台風接近は無い、とのことですけれども国土交通省は台風シーズンである秋までに被災地の防波堤を想定される高潮に対応できる水準まで復旧させることをようやく決定したとのこと。今年は大型台風の接近が例年よりも早く、その実例が本日の台風六号、何もかも後手後手に回っているという状況の中、このまま次の台風が東北へ向かえば、自衛隊に新しい災害派遣を要請しなくてはならないのではないか、という状況になっているようにも思います。

Img_07901  今回の大震災は、原発事故への対応の遅れによりドライベントの時機を誤った事が汚染地域の拡大を招き、その失態を覆い隠すべく実施した浜岡原発の停止要請が全国の原子力発電所への国民の不信感を招き、再稼働の蕪矢となるべき玄海原発へ中途半端な安全策向上案の突発提示が住民理解を損ない再稼働を遅延させ、結果日本経済自体が失速しつつあり、この責任を逃れることに政府民主党が全力を傾注している事により、肝心要の復旧復興政策に政府不在という一種無政府状況が生じつつあります。こうした一連の人災を拭っているのが自衛隊と自治体であり、被害を受けているのは被災者と国民です。しかし、今後も大規模地震は発生しうるのですから、今後は今回の地震程度の災害を迅速に復旧できるような展開能力と人員規模、そして権限を、と考える必要が出てくるのではないか、防疫任務開始の報道に接して感じました次第です。

北大路機関:はるな

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東北地方太平洋沖地震/東日本大震災 防衛省災害派遣情報 定期掲載:2011年7月19日

2011-07-19 22:11:56 | 防災・災害派遣

◆防衛省発表

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年7月19日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請の概要等要請者 要請日時 撤収要請日時
岩手県知事 3月11日(金)14時52分 継続中
宮城県知事 3月11日(金)15時02分 継続中
茨城県知事 3月11日(金)16時20分 4月27日(水)16時30分
福島県知事 3月11日(金)16時47分 継続中
青森県知事 3月11日(金)16時54分 4月18日(月)17時00分
北海道知事 3月11日(金)18時50分 3月13日(日)15時00分
千葉県知事 3月12日(土)01時00分 4月5日(火)8時30分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人員: 約23,250名
(陸災部隊:約18,700名、海災部隊:約1,800名、空災部隊:約2,600名、原子力災派部隊:約150名)
航空機: 約55機
艦船: 6隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成
※7月 1日、統合任務部隊の編成を解除

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 4月15日18時25分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)
 ・ 総理大臣の現地視察(宮城県石巻市、東北方面総監部、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(7月18日)

第6師団及び第9師団により、岩手・宮城・福島県内において、生活支援(給食・入浴)及び岩手・宮城県内において防疫支援を実施。
○海自

(7月18日)

岩手・宮城・福島県等の被災地沿岸海域において、行方不明者の捜索及び宮城県石巻市において入浴支援を実施。
○空自

(7月18日)

松島基地において、入浴支援を実施。
○原子力災害派遣による活動

(7月17日)

中央特殊武器防護隊等により、福島県内において、除染支援を実施。
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年7月18日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請の概要等要請者 要請日時 撤収要請日時
岩手県知事 3月11日(金)14時52分 継続中
宮城県知事 3月11日(金)15時02分 継続中
茨城県知事 3月11日(金)16時20分 4月27日(水)16時30分
福島県知事 3月11日(金)16時47分 継続中
青森県知事 3月11日(金)16時54分 4月18日(月)17時00分
北海道知事 3月11日(金)18時50分 3月13日(日)15時00分
千葉県知事 3月12日(土)01時00分 4月5日(火)8時30分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人員: 約23,250名
(陸災部隊:約18,700名、海災部隊:約1,800名、空災部隊:約2,600名、原子力災派部隊:約150名)
航空機: 約55機
艦船: 6隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成
※7月 1日、統合任務部隊の編成を解除

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 4月15日18時25分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)
 ・ 総理大臣の現地視察(宮城県石巻市、東北方面総監部、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(7月17日)

第6師団及び第9師団により、岩手・宮城・福島県内において、生活支援(給食・入浴)及び第9師団により、岩手県内において防疫支援を実施。
○海自

(7月17日)

岩手・宮城・福島県等の被災地沿岸海域において、行方不明者の捜索及び宮城県石巻市において入浴支援を実施。
○空自

(7月17日)

松島基地において、入浴支援を実施。
○原子力災害派遣による活動

(7月17日)

中央特殊武器防護隊等により、福島県内において、除染支援を実施。
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年7月17日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請の概要等要請者 要請日時 撤収要請日時
岩手県知事 3月11日(金)14時52分 継続中
宮城県知事 3月11日(金)15時02分 継続中
茨城県知事 3月11日(金)16時20分 4月27日(水)16時30分
福島県知事 3月11日(金)16時47分 継続中
青森県知事 3月11日(金)16時54分 4月18日(月)17時00分
北海道知事 3月11日(金)18時50分 3月13日(日)15時00分
千葉県知事 3月12日(土)01時00分 4月5日(火)8時30分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人員: 約23,250名
(陸災部隊:約18,700名、海災部隊:約1,800名、空災部隊:約2,600名、原子力災派部隊:約150名)
航空機: 約65機
艦船: 6隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成
※7月 1日、統合任務部隊の編成を解除

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 4月15日18時25分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)
 ・ 総理大臣の現地視察(宮城県石巻市、東北方面総監部、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(7月16日)

第6師団及び第9師団により、岩手・宮城・福島県内において、生活支援(給食・入浴)及び第9師団により、岩手県内において防疫支援を実施。
○海自

(7月16日)

岩手・宮城・福島県等の被災地沿岸海域において、行方不明者の捜索及び宮城県石巻市において入浴支援を実施。
○空自

(7月16日)

松島基地において、入浴支援を実施。
○原子力災害派遣による活動

(7月16日)

中央特殊武器防護隊等により、福島県内において、除染支援を実施。
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年7月16日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請の概要等要請者 要請日時 撤収要請日時
岩手県知事 3月11日(金)14時52分 継続中
宮城県知事 3月11日(金)15時02分 継続中
茨城県知事 3月11日(金)16時20分 4月27日(水)16時30分
福島県知事 3月11日(金)16時47分 継続中
青森県知事 3月11日(金)16時54分 4月18日(月)17時00分
北海道知事 3月11日(金)18時50分 3月13日(日)15時00分
千葉県知事 3月12日(土)01時00分 4月5日(火)8時30分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人員: 約23,200名
(陸災部隊:約18,700名、海災部隊:約1,800名、空災部隊:約2,600名、原子力災派部隊:約150名)
航空機: 約40機
艦船: 6隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成
※7月 1日、統合任務部隊の編成を解除

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 4月15日18時25分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)
 ・ 総理大臣の現地視察(宮城県石巻市、東北方面総監部、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(7月15日)

第6師団及び第9師団により、岩手・宮城・福島県内において、生活支援(給食・入浴)を実施。
○海自

(7月15日)

岩手・宮城・福島県等の被災地沿岸海域において、行方不明者の捜索及び宮城県石巻市において入浴支援を実施。
○空自

(7月15日)

岩手県山田町において、給食支援及び松島基地において、入浴支援を実施。
○原子力災害派遣による活動

(7月15日)

中央特殊武器防護隊等により、福島県内において、除染支援を実施。
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年7月15日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請の概要等要請者 要請日時 撤収要請日時
岩手県知事 3月11日(金)14時52分 継続中
宮城県知事 3月11日(金)15時02分 継続中
茨城県知事 3月11日(金)16時20分 4月27日(水)16時30分
福島県知事 3月11日(金)16時47分 継続中
青森県知事 3月11日(金)16時54分 4月18日(月)17時00分
北海道知事 3月11日(金)18時50分 3月13日(日)15時00分
千葉県知事 3月12日(土)01時00分 4月5日(火)8時30分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人員: 約23,150名
(陸災部隊:約18,600名、海災部隊:約1,800名、空災部隊:約2,600名、原子力災派部隊:約150名)
航空機: 約60機
艦船: 6隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成
※7月 1日、統合任務部隊の編成を解除

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 4月15日18時25分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)
 ・ 総理大臣の現地視察(宮城県石巻市、東北方面総監部、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(7月14日)

第6師団及び第9師団により、岩手・宮城・福島県内において、生活支援(給食・入浴)を実施。
○海自

(7月14日)

岩手・宮城・福島県等の被災地沿岸海域において、行方不明者の捜索及び宮城県石巻市において入浴支援を実施。
○空自

(7月14日)

岩手県山田町において、給食支援及び松島基地において、入浴支援を実施。
○原子力災害派遣による活動

(7月14日)

中央特殊武器防護隊等により、福島県内において、除染支援を実施。
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年7月14日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請の概要等要請者 要請日時 撤収要請日時
岩手県知事 3月11日(金)14時52分 継続中
宮城県知事 3月11日(金)15時02分 継続中
茨城県知事 3月11日(金)16時20分 4月27日(水)16時30分
福島県知事 3月11日(金)16時47分 継続中
青森県知事 3月11日(金)16時54分 4月18日(月)17時00分
北海道知事 3月11日(金)18時50分 3月13日(日)15時00分
千葉県知事 3月12日(土)01時00分 4月5日(火)8時30分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人員: 約23,300名
(陸災部隊:約18,800名、海災部隊:約1,800名、空災部隊:約2,600名、原子力災派部隊:約150名)
航空機: 約60機
艦船: 6隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成
※7月 1日、統合任務部隊の編成を解除

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 4月15日18時25分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)
 ・ 総理大臣の現地視察(宮城県石巻市、東北方面総監部、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(7月13日)

第6師団及び第9師団により、岩手・宮城・福島県内において、生活支援(給食・入浴)を実施。
○海自

(7月13日)

岩手・宮城・福島県等の被災地沿岸海域において、行方不明者の捜索及び宮城県石巻市において入浴支援を実施。
○空自

(7月13日)

岩手県山田町において、給食支援及び松島基地において、入浴支援を実施。
○原子力災害派遣による活動

(7月13日)

中央特殊武器防護隊等により、福島県内において、除染支援を実施。
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年7月13日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請の概要等要請者 要請日時 撤収要請日時
岩手県知事 3月11日(金)14時52分 継続中
宮城県知事 3月11日(金)15時02分 継続中
茨城県知事 3月11日(金)16時20分 4月27日(水)16時30分
福島県知事 3月11日(金)16時47分 継続中
青森県知事 3月11日(金)16時54分 4月18日(月)17時00分
北海道知事 3月11日(金)18時50分 3月13日(日)15時00分
千葉県知事 3月12日(土)01時00分 4月5日(火)8時30分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人員: 約23,300名
(陸災部隊:約18,800名、海災部隊:約1,800名、空災部隊:約2,600名、原子力災派部隊:約150名)
航空機: 約60機
艦船: 6隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成
※7月 1日、統合任務部隊の編成を解除

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 4月15日18時25分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)
 ・ 総理大臣の現地視察(宮城県石巻市、東北方面総監部、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(7月12日)

第6師団及び第9師団により、岩手・宮城・福島県内において、生活支援(給食・入浴)を実施。
○海自

(7月12日)

岩手・宮城・福島県等の被災地沿岸海域において、行方不明者の捜索及び宮城県石巻市において入浴支援を実施。
○空自

(7月12日)

岩手県山田町において、給食支援及び松島基地において、入浴支援を実施。
○原子力災害派遣による活動

(7月12日)

中央特殊武器防護隊等により、福島県内において、除染支援を実施。

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年7月12日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請の概要等要請者 要請日時 撤収要請日時
岩手県知事 3月11日(金)14時52分 継続中
宮城県知事 3月11日(金)15時02分 継続中
茨城県知事 3月11日(金)16時20分 4月27日(水)16時30分
福島県知事 3月11日(金)16時47分 継続中
青森県知事 3月11日(金)16時54分 4月18日(月)17時00分
北海道知事 3月11日(金)18時50分 3月13日(日)15時00分
千葉県知事 3月12日(土)01時00分 4月5日(火)8時30分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人員: 約23,600名
(陸災部隊:約19,000名、海災部隊:約1,800名、空災部隊:約2,600名、原子力災派部隊:約150名)
航空機: 約60機
艦船: 6隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成
※7月 1日、統合任務部隊の編成を解除

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 4月15日18時25分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 7月 1日14時15分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)
 ・ 総理大臣の現地視察(宮城県石巻市、東北方面総監部、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(7月11日)

第6師団及び第9師団により、岩手・宮城・福島県内において、生活支援(給食・入浴)を実施。
○海自

(7月11日)

岩手・宮城・福島県等の被災地沿岸海域において、行方不明者の捜索及び宮城県石巻市において入浴支援を実施。
○空自

(7月11日)

岩手県山田町において、給食支援及び松島基地において、入浴支援を実施。
○原子力災害派遣による活動

(7月11日)

中央特殊武器防護隊等により、福島県内において、除染支援を実施。

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祇園祭神幸祭 八坂神社の暴れ神輿が神威を掲げ山鉾巡行の清めた都を往く

2011-07-18 23:15:06 | 写真

◆熱気冷めぬ中、疾病祓いへ願いを込めて

西日本へ大型台風が接近する中、今朝の京都は雨天でしたが、神幸祭、昨夜北大路機関記事作成後に撮影した写真を交えその勇壮な模様を紹介したいと思います。

Img_6040 山鉾巡行が終わりますと遠方からいらした方の多くは帰路についてしまうのだけれども、神幸祭が行われます。こちらはしっかりと見ていますと市内でも終バス以降まで掛かる場合があるので、帰りの足は確認しておかないとあとで困ったことになる場合もあるのですが。

Img_6046 さてさて、祇園祭は八坂神社の神事です。ところが山鉾巡行は山鉾がどれも八坂神社に行きませんし、そもそも加茂川を越えて八坂さんへ向かう事もありません。それでは山鉾巡行とはどういう意味合いなの?と思われるかもしれないのですが、実は神幸祭と大きな関係があります。

Img_6058 山鉾巡行は長刀鉾を先頭に四条烏丸を四条河原町から御池通りへと京都市街の中心部を巡行します、これが実はお清め、という意味があるのです。疾病祓いとして神様が渡るのに先立ち、まず山鉾が市街地を回って神幸祭を行う準備をしている、という訳なのですね。

Img_6070 八坂神社で神幸祭が山鉾巡行が行われたその日の夕刻に始まるのはそういう意味があります。ここ、八坂さんで神幸祭の始まりを撮影した事があるのですけれども、祇園囃子とともに進む山鉾巡行の京都らしい、なんというかゆったりとまったりとした様子とは対照的なのが印象的。

Img_6083 暴れ神輿といわれるのが神幸祭の神輿なのですが、三基の神輿、とにかく吶喊を歓声と怒号と勝鬨、そういう印象で若い衆が気合を入れられながら重い乗用車よりも重い神輿を担いで市内を練り歩きます。神輿には神様が四条の御旅所まで向かわれる役目があるのですが、周りが荒い。

Img_6096 神幸祭に先だって、斥候のように先を走って、例えば歩道で露天に出ているお店の品物や、店舗の場所を示す看板などを店主や店員に仕舞うよう促します。どーなってもしらんぞぉー、といいながら、看板やら品物やら退避させるのですが、神輿は車道を往くのに暴れ神輿だから歩道のものは破損する危険があるとのこと。

Img_6106 市内を何度も回りまして、ざっと五時間以上を掛けて三基の神輿が八坂神社から四条の御旅所に向かうのだけれども、考えれば山鉾巡行が0900に四条烏丸を発って1330には新町通りへ戻ってゆくので、五時間弱、神幸祭の方が時間が掛かっている訳です。

Img_6120 市内を何度も、というのは、神輿とともに神幸を京都市内に行き渡らせている訳でして、夕食を摂っていても一杯やっていても近所を神幸祭の行列が往く時にはその歓声と掛け声で、おお神幸祭の神輿が来たか、と分かる訳だったりするのですがまさに昨日の北大路機関記事を作成していたのがそんな感じ。

Img_6126 神輿は山鉾巡行の勇壮な行事の交通規制を解かれて僅か半日の四条通りを再度京都府警が封鎖して、執り行います。暴れ神輿ですから、御旅所の前に到達しても何度も集まった観衆の前を幾度も幾度もその姿を示威して御神光を強調します。・・・、が此処の前を1900に通った時に既に場所取りをやってる人が居て、しかしこの前にやってくるのは2300、長い待機時間。

Img_6131 山鉾巡行はその観覧に足を運んだ人はざっと20万、宵山の46万よりは少ないですけれども毎年山鉾巡行は12~15万くらい、宵山も30万前半というくらいだから今年は土日に宵山と山鉾巡行があった分集まった観衆が多かった、ということなんだけれども、市内を何度も回る神幸祭は見学者どれくらいなんだろう、家の前に来れば皆さん玄関に出てきますからね。

Img_6162 掛け声とともに三基の神輿がそれぞれ時間をじっくり掛けて御旅所へと宮入りになり鎮座します。こうして八坂神社の神様が京都の中心部に御成りになった訳でして、その御利益は真下を走る阪急京都本線を経て大阪神戸へ、・・・、いやなんでもないです。

Img_6169 神幸祭の神輿は還幸祭にて、また暴れ神輿として町々を巡り八坂神社へと戻ります。7月1日に吉符入として始まった祇園祭は、2日の籤取、7日の綾傘鉾稚児社参、10日の神輿洗と山建てと鉾建ての始まり、13日の長刀鉾稚児社参、14日からの宵宵宵山と15日の宵宵山、16日の宵山と17日の山鉾巡行、そして神幸祭と進んだ祇園祭。

Img_6189 24日には午前中に花傘巡行が行われ続いて還幸祭として御旅所から神輿が八坂神社へ向かいます。そして28日には神輿洗いの神事が執り行われ、31日には疫神社夏越祭が執り行われる事で一ヶ月間に渡る祇園祭が幕を閉じる訳でして、これが祇園祭が今日も続いています、という事の背景。

Img_6219 交通規制が解かれた後の四条御旅所。神様が鎮座しており参拝客も深夜ながら足を運んでいます。時刻は2330を回っており、まもなく0000が見えてくる頃、神幸祭はこうして祇園祭の重要な一幕を果たしたのですが、まだまだ残っている熱気は歴史の重みとともにこちらに伝わってくるようでした。

北大路機関:はるな

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

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祇園祭山鉾巡行 日本三大祭り、疾病祓い祈念し京都を往く三十二の山鉾

2011-07-17 21:46:45 | 写真

■今年は日曜日に行われた山鉾巡行

山鉾巡行が本日快晴の日差しとともに行われました。今年の7月17日は日曜日、多くの観覧者で都大路は溢れていましたね。

Img_5653 山鉾巡行が行われたのですが、ところで先ほど夕飯を食べた際に新聞を見ましたら、なんと昨日の宵山は46万も来場者があったそうで、京都市の人口のほぼ三割、土曜日とはいえ驚きましたね。そんななかの日曜日に行われた山鉾巡行、熱波を想定して1.3リットル入りフランス軍水筒にたっぷりの氷とキンキンに冷やしたミネラルウォーターを詰め込んで撮影に臨みました。

Img_5702  撮影場所は適宜移動する方式で最適な撮影位置に展開する、毎度の方式で撮影するのですが、最初は京都市役所、河原町御池の交差点付近で撮影です。この付近は交通規制を受けて車両の通行ができなくなりますから、この位置で大回しの様子、迫力がある一瞬を撮影しますと、祇園祭を撮った!という心意気に包まれること間違いなしです。四条烏丸から距離があるので多少寝坊しても大丈夫。

Img_5750  昨年は時間がなくて少しだけしか撮ることができなかったのですが一昨年は四条河原町と河原町御池で大半を撮影、今回は熟慮に熟慮を重ねた結果、ちょっとコンビニ行ってくる、ということで御池通りを二条城へ向けて移動、しながらも隣の山鉾巡行を撮影するという、この上なく思慮に欠いた場当たり的な綿密な計画を遂行。

Img_5778  山鉾は多くの山車がそのまま車庫に入れられて保存されている中で毎年組み立てと解体を繰り返していますので、様々な部分に構造上の余裕があり、その様子は正面から望むよりも真横からその全容を見学すると、動きそのものと人との連関を見て取ることができ、これはこれで興味深いのですが、なによりもその大きさと、京都という100万都市が一ヶ月を一つの祭事に没頭するという姿は21世紀の今日だからこその感動があります。

Img_5809  新町通りへ撮影位置を移動。ここまで広い御池通りを進んだ山鉾巡行は細道へと進んでゆきます。ここでも大回しがあるのだけれども、ここから先の細道を進む様子が迫力があるとのことで、他方よい撮影位置は中々移動しながら確保が難しい、と例年こののち当方は夕方まで休息、今年も昼食、を撮る気力が残っていなかったのでちょっと6300系で梅田へ買い物。快速特急、物凄く停車駅が少なくて驚いた次第。

Img_5824 さて急ぎ足で撮影した山鉾巡行の様子を紹介したのですが、阪急特急のヘッドマークから祇園祭ヘッドマークは今日の午後には取り外されていて、明日からもう一つの日本三大祭りのヘッドマークが掲げられるのでしょうけれども、祇園祭は今月いっぱい続きます、そういいましても実は今現在も神幸祭が続いています、これから当方、もう一度御旅所のところに行ってきます、それでは。

北大路機関:はるな

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宵山の古都 疾病祓いの伝統行事、京都祇園祭の幻想情景

2011-07-16 23:35:28 | 写真

■宵山の活気に満ちた祭りの夜

 宵山の写真を掲載します。先ほど撮影したばかりの写真を取り急ぎ選定して記事を作成しました。

Img_5602  見上げる長刀鉾。宵山は土曜日ということもあり物すごい熱気と来場者の活気に包まれていました。しかし残念なことに本日の宵山は宵山へもっとも便利なアクセスを誇る阪急烏丸駅と大阪梅田を結ぶ阪急京都本線で一番重要な時間帯に人身事故が発生するというトラブルが発生しまして、不便と思われた方もいらっしゃるでしょうか。

Img_5463  さて、阪急京都本線で河原町駅から烏丸駅までひと駅移動しようとして上記のとおりの状況になったわけなのですが、写真のとおりたどり着いた会場はご覧のとおり。3月11日の東日本大震災直後には今年の祇園祭に影響があるのでは、という声もありましたけれどもそもそも戦時中は1944年まで実施していたのが祇園祭で、疾病祓いの伝統行事は簡単には中止になりません。

Img_5494  宵山は非常に多くの来場者が足を運びまして、この瞬間京都市の人口は何割か多くなっているのですが、その分混雑によるけが人を防ぐためにも一方通行などが府警により細かに設定されていますから、効率的に山鉾を観覧するには進路と位置関係をしっかりと覚える必要があったりします。でないと適当に回った本日の当方のようになるわけでして。

Img_5526  今回はカメラ一つに飲料水だけをもって身軽に散策したのですけれども、やはり人が多く、ちょっと疲れてしまいましたね。明日の山鉾巡行は日曜日、お天気もどうなるのでしょうか、快晴か曇りというすなわち雨天でさえなければ、それはもうかなり多くの方が足を運ばれるのでしょう。

Img_5577  明日の山鉾巡行は0900時に四条烏丸を出発します。そのまま河原町通りから御池通りを経て巡行、山鉾はその日のうちに来年まで解体されて、夕刻からは巡幸祭として神輿が八坂神社から御旅所まで巡行します。もとは疾病祓いの行事ではあるのですが疾病とは当時の国難の代名詞でもあり、祇園祭の山鉾巡行がこの国を覆いつつある負の病魔から祓う起点となることを祈念したいです。

北大路機関:はるな

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平成二十三年度七月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2011.07.16-17-18)

2011-07-15 22:55:03 | 北大路機関 広報

◆自衛隊関連行事

今週末の自衛隊関連行事について紹介します。三連休という事もあり、特に海の日との関係か海上自衛隊行事が多い、といいますか大半ですね。

Img_7264 明日の阪神基地キッズサマーフェスタ。今週末に注目の行事はこの阪神基地一般公開でしょう。このほか小松島とか、館山とかいろいろ。それにしても東日本大震災以降の行事予定紹介でこれだけ数を並べる事が出来たのは本当に久しぶりだな、と率直に印象としておもったりしました。

Img_2750 阪神基地までは徒歩で行くと経験上凄い事になるので、JR摂津本山駅から34系統バスか、JR住吉駅から35系統バス、両方とも魚崎車庫前行きバスを利用し、魚崎車庫前バス停から海上自衛隊が運行するシャトルバスを利用、となります。駐車場は用意されていないとのこと。

Img_0732 補給艦とわだ、今年は阪神基地に補給艦とわだ、が入港し一般公開を行うとのことです。とわだ型にしても、ましゅう型にしても補給艦の一般公開、というのはかなり珍しいのではないでしょうか、飛行艇以外にも補給艦一般公開、ということで阪神基地キッズサマーフェスタは注目です。

Img_3585 小松島港祭り、今週末に実施される行事として阪神基地とともに最も規模が大きいのはこちらでしょうか。小松島航空基地一般公開が18日に0900~1500の予定で実施、同日0900から金磯埠頭においてヘリコプター体験搭乗の抽選会があり、当選者はそのまま小松島航空基地まで送迎バスに乗る事が出来ます。

Img_7512_1 小松島港祭りに合わせて、護衛艦やまゆき一般公開が17日0900~1100と18日0900~1100,1300~1500に実施され、17日には事前応募の体験航海が1330~1530に実施されますので出入港も撮影できるでしょう。場所は小松島港金磯埠頭。

Img_5272 館山航空基地海の日記念一般公開。房総半島南端の海上自衛隊館山航空基地が18日に一般公開されます。航空機地上展示のみが行われ飛行展示は予定されていないようですけれども、その代わりに当日中千の体験飛行が予定されていますので当選すれば眼下に房総半島、残念な結果でもヘリコプターの離発着を撮影できます。

Img_5790_1 福岡海の日記念行事の一環として博多港護衛艦じんづう一般公開が行われます。護衛艦は満艦飾で、博多港中央埠頭で1200~1600に一般公開が実施、2000~2300には電灯艦飾が実施されるとのことで、ベイサイドプレス博多では佐世保地方隊音楽隊による演奏や災害派遣展示を行うとのことです。

Img_6675 熊本港ミサイル艇おおたか一般公開、海の日熊本港フェスティバルにミサイル艇一般公開が実施されます。会場は熊本新港で18日の1000~1130と1300~1600に一般公開の予定となっています。悪天候の場合は中止の可能性、とありますので台風の影響が心配ですね。

Img_0822 佐賀地本に情報は載っていないのですが、佐賀県の唐津商工会議所によれば17日に開催される第19回海のカーニバルinからつ、において護衛艦ゆうだち体験航海、という項目があります。事前応募が必要ということなのでしょうけれども、出航と入港の撮影は自由にできると思います。

Img_2916_1 陸上自衛隊関連行事ですか今週末には二つほど実施される予定だったようなのですけれども、どちらも中止になってしまったようです。北部方面隊HPによれば静内駐屯地祭は一般公開中止、87式自走高射機関砲や81式短距離地対空誘導弾の実弾射撃を行う駐屯地として名高いのですが中止になったとのこと。

Img_1361 美幌駐屯地、美幌は第6普通科連隊でしたか、第五旅団隷下の普通科連隊が駐屯していて、駐屯地の建物から映画ゴジラvsキングギドラのロケが行われていた駐屯地として一部で名高いのですが、こちら北部方面隊HPでは実施未定とあるものの上級部隊である第五旅団HPを見ますと実施行事に明記されていませんでしたので中止の可能性があります。

Img_1803  以上の通りざっと掲載してみたのですけれども同型艦写真でのごまかしの多い点を置いておいて、先週も海兵隊キャンプフジ一般公開の予定を掲載し忘れていましたし留萌駐屯地祭など忘れているものが意外に多いのも事実、もし、今週末にはこんな行事があります、という事をお気づきの方がいらしたらお教え頂けると幸いです。

◆駐屯地祭・基地祭・航空祭

注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関

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