イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

排泄介助

2006-02-13 | 2006年度(1/13まで)
 コンピュータ業界をやめて、福祉業界に働くときに、人知れず悩んだことがあった。3Kといわれる福祉業界で勤まるのだろうか?特に排泄介助などできるのか?自分の子供のおむつすら、母親任せでろくにやったことがなく不安だった。

 この中で、ホームヘルパーの実習はとても役に立った。時に1級のホームヘルパー資格取得のときは、某施設で半日、排泄介助ばかりを3日間行い、その後は不安は解消した。

 そのコツは馴れもあるが、人間観だと思う。

 一番印象的であったのは、実習の中でお会いした老夫婦の愛情溢れる老老介護であった。愛があれば、最高の介助・介護ができると思った。

レンズモデル

2006-02-13 | 2006年度(1/13まで)
 1975年に管理工学科の福川忠昭先生の指導を受け卒業論文を書いた。書き上げるまでの約半年、ミニコンに接続する実験道具の作成、論文テーマの理論である実験心理学のEgon Brunswikのレンズモデルの研究と本当に寝る間を惜しんで勉強した。

 実験道具は同級のMさんと「Window001」と命名した。これは、激しい研究生活?の中で、研究室の窓(Window)から飛び降りたくなったよ。という冗談から命名した記憶がある。その後米国某社が同名をつかって有名なOSを作成したが、これとは一切関係はない。

 レンズモデルは、私が大学時代大変興味をもった数理統計で、重回帰モデルを二つ組み合わせたようなモデルである。人間が、いくつかの現象から判断して、真の状態を推測するプロセスの研究であった。卒業してから、約30年、当時勉強したことと全く違う世界に行ったので、まったく忘れていた。先日たまたまホームページの検索エンジンで調べてみた。すると、結構論文などが検索でき、今でも役に立っているモデルのようである。