イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

虫の闇

2006-09-30 | 2006年度(1/13まで)

 このところ、夜になって愛犬をつれて散歩をしている。秋が深まり、緑が多い散歩コースは、不気味なほど虫の声が響く。季語に「虫の闇」があるが、散歩の時時折「怖い」という感情が動くようだ。原初的な不安感の中には、私の中に別の原因の潜在的な不安感と共鳴している感じもある。

 閂をかけて見返る虫の闇 (桂信子)

 

 


偶然の一致

2006-09-30 | 2006年度(1/13まで)

 今日は、コンピュータ業界を退職して丁度3年目の記念日であった。そしてこの2年、福祉関係の仕事についてたこともあり、最新のコンピュータ技術や動向に疎くなっていた。

 先日、イヴァン・イリイチのことを知り、30年近くコンピュータ業界で働いていたにも係わらず、コンピュータの技術・哲学に関する熱い興味が湧いてきた。そして、NHKテレビで見たWeb2.0の特集の影響もあり、Web2.0Bookを購入して読み始めたばかりであった。ブログはある程度知っていたが、SNSやMixiについては恥ずかしながら全く知らなかった。そして、今日の昼、検索エンジンでmixiのホームページにたどり着き調べたが、紹介がないと登録できずがっかりしていた。

 その2時間後に、e-mailが飛び込んできた。なんとmixiへの招待に関するものである。早速、ありがたいことに入会登録を済ませた。

 もう一つ偶然の一致がある。父は丁度15年前に亡くなった。明日は命日である。

 こうした偶然の一致を心理学では共時性(シンクロニシティ)として大切にする。その真偽は不明であるが、人智を超えた何かがあるとして、豊かに神秘を感じることは、大切なことではないだろうか。